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投稿者:熊谷充紘


7月

06

終了原田マハ『雨降りだからアートミステリーでも勉強しよう』「楽園のカンヴァス」をめぐるお話

山本周五郎賞を受賞した『楽園のカンヴァス』著者による アート&ミステリーのお話!

  • 日程
    2012年07月06日

  • 時間
    19:30

  • 会場
    Rainy Day Bookstore&Cafe

『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』という植草甚一の本があります。

たしかに雨がもたらす湿度や雰囲気は、ミステリーを読むのにうってつけという気がします。

そこで、植草甚一にならって、ミステリー小説に関するトークを企画しようと思いました。

植草甚一が著書のなかで紹介しているミステリーはいわばクラシックともいうべき古典が大半で、現在ではなかなか書店でも手に入りにくいものばかり。

いま、ぼくらが読みたいミステリーとはなんだろう。

真っ先に思い浮かんだのが、原田マハさんの『楽園のカンヴァス』(新潮社)でした。

第25回山本周五郎賞を受賞した今作は、ルソーの「夢」を題材としたアートミステリーです。

登場人物たちの絵画に対する情熱。随所に織り込まれた恋愛的要素や軽妙な語り口。ページを捲るたびにカンヴァスに塗込められた真実に迫っていく構成に、一気に読み終えてしまいました。

作者の原田マハさんは、美術館の立ち上げ準備、展覧会の企画から美術品の売買まで、長年アートの業界でキャリアを積まれてきました。

そんな原田マハさんだからこそ書けた「楽園のカンヴァス」。

ご自身のアートとの出会い、ルソーについて、美術館のお仕事について、そして今作の創作秘話。

原田マハさんに、根掘り葉掘り伺わせて頂きます。

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原田マハ

1962年、東京都小平市生まれ。中学、高校時代を岡山市で過ごす。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。マリムラ美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室にそれぞれ勤める。森ビル在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。その後フリーのキュレーター、カルチャーライターに。2005年「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞受賞、デビュー。同作は映画化され、35万部を超える大ヒットとなる。その他の著作に『一分間だけ』『さいはての彼女』『キネマの神様』『翼をください』『インディペンデンス・デイ』『星がひとつほしいとの祈り』『本日は、お日柄もよく』『風のマジム』『まぐだら屋のマリア』『でーれーガールズ』『永遠をさがしに』など。『楽園のカンヴァス』は著者の本領とも言うべき美術の分野に初めて真っ向から挑んだ長編小説。

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日時:7月6日(金)19:00open/19:30start/21:00close

料金:1000円+1drinkオーダー

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お申し込み:

on.a.rainyday2012@gmail.com

上記メールアドレスに

件名を「7/5雨降りだからアートミステリーでも勉強しよう」として、

お名前・ご連絡先・ご予約人数を明記の上、

メールをお送りください。

詳細は http://on-a-rainyday.posterous.com/

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◆会場

Rainy Day Bookstore&Cafe

東京都港区西麻布2-21-28スイッチ・パブリッシングB1F

http://www.switch-pub.co.jp/rainyday/
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