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日程2012年05月23日 ~ 2012年06月23日
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時間12:00
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会場KULA PHOTO GALLERY 161-0022 東京都新宿区新宿2-16-11-4F
2012年5月23日(水)− 6月24日(日)
12:00 − 20:00 月曜休
会場/KULA PHOTO GALLERY
田代一倫は2011年4月15日より、岩手県・宮城県・福島県の沿岸部をはじめ、内陸の山間部や都市部に住む人と、会話をしながら繰り返し撮影を行なっています。 ニコンサロンの企画展「Remembrance 3.11」の一環として2012年3月に開催された写真展で、田代は、壁面に写真を並べると同時に、それまで撮影した556人全ての人の写真を、「春」「夏」「秋」「冬」の四季に分かれた4冊の写真集という形で発表しました。本展では、その展示後に撮影した人々の写真が壁面に並べられ、本展にあわせて作成された写真集『はまゆりの頃に 2012年 春』も展示されます。
今年4月に撮影している際に、ふと「写真を撮っている時の空気が軽くなった」と思う瞬間がありました。その時から、その日に撮影した画像を見ながら、被災地で人を撮ることについて、再度考え直しました。そして、現場に何度も行っているはずの自分が、時間の経過や環境の変化によって、状況に慣れてきてしまっていることに気付きました。そこで私は、撮影することをためらってしまっていた、仮設住宅に暮らす人々の撮影も始めました。田代一倫
展示内容/Cプリント、609×508mm、約10
点、私家版写真集5冊(2011年 春・夏・秋・冬、2012年 春)
※ニコンサロン連続企画展<Remembrance 3.11> 田代一倫写真展「はまゆりの頃に」の詳細は、http://www.nikon-image.com/activity/sa
lon/exhibition/2012/03_shinjyuku.htm#02からご覧下さい。