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日程2011年08月23日 ~ 2011年08月24日
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時間19:30
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会場シアターX(カイ)
2007年初演の名作、山本光洋『老人と海』と、ふくろこうじ『出口あり』の再演です。公演の度に進化を遂げている両作品は、今や二人の代表作として上演し続けられています。観るたびに新たな感想を持たれる方も多く、すでにご覧になられた方、そして、クラウン、パントマイム、サイレントの舞台を観たことがない方にも是非観ていただきたいと思います。
■第一夜『老人と海』作・演出・出演:山本光洋
2011年8月23日(火)19:00開場/19:30開演
老人に扮し、過去と現在、夢と現実を行き来しながら人生の切なさ、儚さ、いとおしさをうたいあげ、マイムという域を超えた作品。
■第二夜『出口あり』作・演出・出演:ふくろこうじ
2011年8月24日(水)19:00開場/19:30開演
仕事も家もなくしひとり路上生活を送る主人公が、日常生活を取り囲む様々なモノと戯れながら、日常を生き抜く姿を描く、サイレントクラウンの世界。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
■チケット:前売り2,800円 当日3,300円
セット券5,000円(第一夜と第二夜セット/ACCのみ取り扱い)全席自由席(入場整理番号付き)
■チケット取扱い
◆ACC 電話:03-3403-0561/FAX:03-3403-1583 ticket◎accircus.com 「◎」を「@」に変えてください。
◆カンフェティ 電話:0120-240-540 チケットオンライン(http://confetti-web.com/detail.asp?tid=108999)
【ACCにメールまたはFAXでの予約方法】
お名前、ご住所、電話番号、希望公演名、枚数(セット数)、をメールにてお知らせ下さい。折り返し予約受付確認のご連絡を致します。
万が一、お申し込み当日から3日(土日祝日を除く)経ても、予約受付確認の返信が無かった場合、大変お手数ですが再度お電話でお問い合わせ下さい。
■3.11以降
2011年3月11日を境に私たちが住む世界は大きく変わりました。生活、価値観、健康で平和に生きる権利、それまで信じ積み上げてきたものが、いとも簡単に崩壊してしまうということがわかりました。それは被災地に限ったことではありません。3つの炉心が溶融し溶け落ちていると思われる地から、200~250kmの距離にある東京も、なにもかも失いかねない世界に変わりました。この夏「おいぼれとやどなしの宴」を開催するに至りました。第一夜では、近々人生を終えるであろう孤独な老人が、自らの老いた生活を生きながら、個人的で大切な記憶をたどる旅をし、第二夜は、家は無くともマイペースに日々工夫を凝らして生き抜く、ひとりぼっちで、時折いじわるなホームレスの物語です。可笑しく、寂しく、しぶとく、どちらも喪失と共に生きる人間が登場します。
3月11日以降、これまで以上に世界に傾注し、したたかに、主体的に生きる事が出来るかを、私たちは今、試されています。脆く儚い不可知な未来、この二つの公演が、少しでも明日の無常な世界を生き抜く力の後押しになれれば幸いです。