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投稿者:suicodoll


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終了谷敦志個展「ポップでフェティッシュな日常が今日もダラダラ続く!」

異才写真家・谷敦志が混沌の時代に向けて放つCool で おバカで大丈夫な写真たち

  • 日程
    2011年08月27日 ~ 2011年09月05日

  • 時間
    13:00

  • 会場
    ポスターハリスギャラリー

谷敦志(たに・あつし)は一貫して人間の肉体を作品化し続けてきたアーティストです。
彼の作品に登場する肉体はボンデージやタトゥによって異化され、ルーペを通して異様に拡大され、金属に乱反射して歪められ、手術器具や風変わりなガジェットに覆い尽くされ、またある時はその重力を失って浮遊し、飛び散っていきます。
肉体が精神を閉じ込める牢獄に過ぎないとしたら、人はその哀れな精神をどのようにして解き放つことができるのか。
谷敦志の作品はそんな問い掛けを見る者に、そして自らに投げかけているようです。
今回の個展「ポップでフェティッシュな日常が今日もダラダラ続く!」ではラテックスやチューブから成る鈍い質感の物体やシャイニーなテキスタイルが肉体に執拗にまとわりつき、それに反発するモデルの肉体との間で不思議なフォルムを形作っています。
そしてモデルたちは得体の知れないオブジェにその身を包まれるという奇妙な体験に遭遇しながらも、なぜかそれぞれに「大丈夫」な空気感を漂わせています。
3.11以降、何か事あるごとに私たちが感じる、世界に対する違和感や諦念。そして破滅と背中合わせの危機(クライシス)と併走する日々から滲み出してくる、人間の根源的な生命力と黒い笑いが、「ポップでフェティッシュな日常が今日もダラダラ続く!」に出展される作品群では見事に表現されています。

<谷敦志個展「ポップでフェティッシュな日常が今日もダラダラ続く!」>
2011年8月27日(土)~9月5日(月)
13:00~19:00
渋谷 ポスターハリスギャラリー
東京都渋谷区道玄坂2丁目26番18号 朝香ビル103号
TEL : 03-5456-7218 FAX : 03-3463-2992
企画制作:Produce Unit SELECT
E-mail:hello@please-select.me  担当:三島
※本件についてのお問い合わせは上記メールアドレスまでお願いいたします。
また、メールをご使用にならない方は会場のポスターハリスギャラリーまでご用件を
お知らせいただければ、折り返しご連絡させていただきます。


<谷敦志プロフィール>
生まれも育ちも大阪。
1989 年頃より写真制作をはじめる。
ダーク&ゴシックなテイストの写真作品を中心に手掛け、「BURST」「DUNE」「夜想」「トーキングヘッズ叢書」などの雑誌に掲載された作品により着実にファンを増やし、東京、大阪、パリ、 ローマなどで個展を開催。
2008年にはフランス語圏内で絶大なる人気を誇るアーティスト、ミレーヌ・ファルメールからのオファーにより、「Point de Suture」 のジャケット、ブックレットの撮影を担当。
その他にも書籍やCDジャケットのビジュアル制作、演劇、舞台、ミュージカルの宣伝写真などを多数手掛ける。
2009 年にはバタイユの「眼球譚」や江戸川乱歩作品をモティーフとした作品群を発表。
2010 年には宇野亜喜良、植島啓司、立川直樹、山口椿などをモデルとした男性の肖像写真のみの個展「男のポートレート」を催し、新境地を開拓した。

キーワード:

ポップ / フェティッシュ / 写真 / 渋谷


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