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6月

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7月

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終了白須純「エントランス・オブ・ザ・ワールド」

6/18~7/16 ストーン・エッチング500点が織り成す世界の扉。

  • 日程
    2011年06月18日 ~ 2011年07月16日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    矢来町32-2 eitoeiko

あかるい話題の少ない昨今ではありますが、eitoeikoでは印象に残る個展をお届けいたしたいと思います。
今週末の6月18日(土)より、神楽坂は矢来町の弊廊にて白須純展「エントランス・オブ・ザ・ワールド」を開催いたします。昨年末より開催されたマカオAB1ギャラリーでの成功に続き、本年2月にポルトガル大使館より第1回ジョアナ・アブランシェス・ピント賞を受賞した白須純。受賞後初の展覧会です。
マカオ市博物館や東京メトロ日本橋駅には、白須が恩師バルト・ドス・サントスの作品の共同製作に参加したストーン・エッチングの壁画があります。ストーン・エッチングとは大理石を腐食させて描線を刻む技法です。本展ではこの技法による総数500点の作品が、文字通り展示台を埋め尽くします。作家は鳥獣虫魚の形態に思いを寄せ、アジアやペルシアの神々と文様、失われた文明、絶滅した生き物、果ては架空の過去へとイメージを漂泊します。それは無数の点としての存在であるわれわれが集まり、「世界」という大きなひとつの物語を結んでいることをあらわしているようでもあります。旅を友とし、歴史に馳せる石のかけらの思い出をぜひご高覧ください。

白須純略歴
1965年 東京都生まれ
1990年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
1993年 ロンドン大学スレード美術学校HDFA修了
1993-94年 パラツキー大学カテドラ美術学部招聘講師(チェコ)
2004-05年 オリエントファンデーション奨学生としてポルトガルに滞在
2006-08年 武蔵野美術大学油絵学科版画専攻非常勤講師
2009年 グループ展「No More Alternative」(eitoeiko)
2010年 個展「ベレーザ・ウニヴェルサル」(eitoeiko)/三人展「ポルトガルのこころ ポエジーとアート」(ポルトガル大使館主催 表参道GYRE)
2011年 ポルトガル大使館より第1回ジョアナ・アブランシェス・ピント賞受賞

eitoeiko
〒162-0805東京都新宿区矢来町32-2
03-6479-6923
開廊12時から7時 月火休廊 オープニングレセプション:6/18(土)5時から7時
http://eitoeiko.com

キーワード:

アート / 展覧会


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