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4月

09

終了田島征三トークイベント「学校はカラッポにならない」

廃校がまるごと絵本に!?学校の思い出をめぐる冒険を描いた、壮大な「空間絵本」とは

  • 日程
    2011年04月09日

  • 時間
    14:00

  • 会場
    青山ブックセンター

作品集『生命の記憶 田島征三作品集1990―2010』(現代企画室)、
絵本『やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち』(偕成社)刊行記念
田島征三トークイベント「学校はカラッポにならない」

年頭に木の実を使った20年来の活動を集大成した作品集『生命の記憶』を出版し、さらには人気絵本「やぎのしずか」シリーズの再開やふくやま美術館での個展(7~8月)など、2011年もますます目の離せない活躍を続ける田島征三さん。そんな田島さんのライフワークである「絵本と木の実の美術館」(新潟県十日町市)にスポットを当てたイベントを開催します。
「絵本と木の実の美術館」は、廃校となった小学校をまるごと絵本にしてしまった作品です。2年前に「鉢」という山深い村にオープンしました。最後の卒業生ユカ、ユウキ、ケンタの、学校にいっぱい詰まった思い出をめぐる冒険を描く、壮大な「空間絵本」となっています。本イベントでは、田島さんのトーク、スライドと音楽による絵本の朗読、スタッフや応援団による歌や大道芸の披露など、田島さんのお仕事や美術館の魅力をぎゅっと凝縮して伝えます。
廃校は、いまや過疎の山村だけの問題ではありません。学校っていったい何だろう。大人になるってどんなことだろう。「学校はカラッポにならない」を合言葉に、大人と子どもでいっしょに楽しく考えることができるイベントです。

日時:2011年4月9日(土)14:00〜16:00(開場13:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
料金:大人800円/子ども(就学児)500円(税込)/乳幼児無料
定員:120名様
お申し込み:オンラインストア、開催店舗にて受付いたします。
※入場チケットは、イベント当日受付にてお渡しします。
※当日の入場は、先着順・自由席となります。
※電話予約は行っておりません。
※オンラインストアにてご購入のお客様はクレジット決済のみとなっております。
▼詳細
http://www.aoyamabc.co.jp/event/tajima-seizou/
お問い合わせ先:青山ブックセンター本店03-5485-5511(受付時間10:00~22:00)

●プロフィール
田島征三
1940年大阪府生まれ。幼少期を高知県で過ごす。
1962年、大学卒業を機に手刷り絵本『しばてん』を制作。東京都西多摩郡日の出村(現日の出町)に移り、ヤギやチャボを飼い畑を耕す生活をしながら、絵本などを作り続ける。1997年に胃がんを患い、転地療法のため、伊豆高原に移住。森の中を歩いていた時、シロダモ大木に呼び止められた気がしてふと立ち止まり、翌年の秋、その実を集めて制作した絵本『ガオ』を出版する。その後、絵本を作りながら、木の実や流木などによる作品を発表し続けている。
ブラティスラヴァ世界絵本原画展金のりんご賞(『ちからたろう』)講談社出版文化賞絵本賞(『ふきまんぶく』)絵本にっぽん賞・小学館絵画賞(『とべバッタ』)ほか受賞多数。

天野耕太
曲芸師。1979年生まれ。
13歳で単身スペインのベンポスタ・ロスムチャーチョスに入団。欧米南米各国を巡業し、円柱の筒を重ねていくローラーバランス芸やジャグリングを習得。帰国後は演劇、映像、美術教室講師など、さまざまなジャンルで活躍。曲芸師として野外フェスティバルや祝祭事、学校イベントなどに出演。2009年より「絵本と木の実の美術館」の管理人を務める。

●書籍紹介
『生命の記憶 田島征三作品集1990―2010』(現代企画室)
本体価格2,500円 A4判変型 96ページ
『ちからたろう』『とべバッタ』などの名作絵本で知られ、2009年に空間絵本「学校はカラッポにならない」(越後妻有)を公開した現代美術作家・田島征三。本書は、氏が20年にわたり取り組んできた、木の実や流木などを使うアートを集大成した初の作品集です。

『やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち』(偕成社)
本体価格1,300円 25×23cm 32ページ
夢中で草を食べていたやぎのしずか。うっかりバッタの足をかんでしまったのがはじまりで、大変な目にあうことになります! だんだんエスカレートしていく大混乱の最後には、うれしい結末が待っています。

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田島征三


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