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終了ながさわたかひろ・高田隆平(unit.maker)・橋本悠希 『瞬間から永遠まで』 2/12~3/19

  • 日程
    2011年02月12日 ~ 2011年03月11日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    eitoeiko

eitoeikoでは2月12日より、異種異能の作家による三人展『瞬間から永遠まで』を開催いたします。
連作「プロ野球画報」「に・褒められたくて」で知られるながさわたかひろ(1972年山形県生まれ)は、2010年3月に発表された第13回岡本太郎現代芸術賞の特別賞受賞が記憶に新しい作家です。 肖像を描く対象者にサインを求めるという、コミットにより完成を試みる手法は、版画という伝統表現に新たなアプローチを加えています。それはまた自身の真摯な情熱を相対化する過程であり、作家は人間に流れる血液以外の何ものかを求め、他者に訴えているのです。
2008年9月に開催されたGEISAI#11でホームレスの男性を会場に作品として連れ込み、銀賞を受賞した高田隆平(unit.maker)(1976年愛媛県生まれ)。アートの話題を提供するインターネットサイト上に登場する姿を目にした方も多いかもしれません。 かれが海外の著名な審査員に受け入れられたのは、ショッキングな作品としてではなく、既存の手段に依らない表現と確固たる意志を作品に認めたからです。高田はマウリツィオ・カテランやジャンニ・モッティと同列に語られるべき「世界レベル」の思想を持った作家なのです。
2010年10月のULTRA003で実質的なデビューをした橋本悠希(1988年愛知県生まれ)の、時代を鋭敏にとらえる眼差しは、実生活に強く根差したフィクションとなって作品に結実します。本展の出品作品は、3月22日よりロサンゼルスのトーランス市美術館で開催される「Gateway Japan」展出品前のプレビューともなっています。
ともすると固着しがちな私たちの美術観をこの三者は解きほぐし、人類史のなかのわれわれの位置を示してくれるでしょう。

ながさわたかひろ(1972年山形県生まれ)
2000年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻版画コース修了
2010年 第13回岡本太郎現代芸術賞特別賞
現在『美術手帖』に「に・褒められたくて」を連載中

高田隆平(unit.maker)(1976年愛媛県生まれ)
1999年 東京理科大学理学部Ⅱ部物理学科中退
2008年 GEISAI #11銀賞/GEISAI MIAMI(GUEST ARTISTとして参加)

橋本悠希(1988年愛知県生まれ)
2010年 ULTRA003(スパイラル)
2010年 第35回全国大学版画展(町田市国際版画美術館)
2011年 武蔵野美術大学油絵学部版画専攻卒業予定

ながさわたかひろ・高田隆平(unit.maker)・橋本悠希 『瞬間から永遠まで』
2011年2月12日(土)~3月19日(土)
ヴェルニサージュ:2月12日(土)17時から19時
開廊:12時から19時 月曜日・火曜日休廊

キーワード:

アート / 現代美術 / 展覧会


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