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1月

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終了小鍛冶邦隆+渋谷慶一郎トーク&サイン会 現代音楽はどこへ向かうのか

アカデミズムと前衛、伝統と革新のせめぎ合う現代の音楽界の尖端で個性的な活動を展開する2人が初めて語り合う

  • 日程
    2011年01月28日

  • 時間
    20:00

  • 会場
    六本木 6-1-20六本木電気ビル1F

『作曲の思想』(アルテスパブリッシング)刊行記念
小鍛冶邦隆+渋谷慶一郎トーク&サイン会
現代音楽はどこへ向かうのか
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201101/_128.html

新著『作曲の思想』で、バッハからメシアン、そして戦後日本の現代音楽までの音楽史を、作曲家ならではの視点で描き出し、そこに秘められた「音楽の知」を明らかにした小鍛冶邦隆氏と、東京藝術大学作曲科で小鍛冶氏に作曲を師事し、その後電子音楽を中心に独自の先鋭的な音楽世界を創造してきた渋谷慶一郎氏。アカデミズムと前衛、伝統と革新のせめぎ合う現代の音楽界の尖端で個性的な活動を展開する2人が初めて語り合う注目のトークセッションです。

日時:2011年1月28日(金)20:00~
会場:青山ブックセンター六本木店 店内2階
入場料:無料

▼詳細・お問い合わせ
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201101/_128.html
青山ブックセンター六本木店 03-3479-0479
※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。
(平日・土 10:00~翌朝5:00/日曜 10:00~22:00)

<ご参加方法>
青山ブックセンター六本木店の店頭、もしくはお電話にて参加受付をいたします。

<プロフィール>
小鍛冶邦隆 Kunitaka Kokaji
東京藝術大学作曲科在学中より指揮者・山田一雄のアシスタントをつとめ、同大学院をへて、パリ国立高等音楽院作曲科、ピアノ伴奏科でO・メシアン、H・ ピュイグ=ロジェほかに、またウィーン国立音楽大学指揮科でO・スウィトナーに学ぶ。
自作を含むプログラムで東京都交響楽団を指揮。以後、新日フィル、日 フィル、東響、東フィル等を指揮。2003年度東京現代音楽アンサンブルCOmeT公演「室内オーケストラの領域Ⅲ」にたいして、第3回佐治敬三賞受賞。
クセナキス作曲コンクール(パリ)第1位、入野賞、文化庁舞台芸術創作奨励賞、国際現代音楽協会(ISCM)「世界音楽の日々」ほかに入選。
著書に『作曲の技法──バッハからウェーベルンまで』(音楽之友社)、CDに『ドゥブル-レゾナンス』『マドリガル 或いは愛の寓意I─VI』(以上、ALM RECORDS)他がある。
現在、東京藝術大学音楽学部作曲科准教授。


渋谷慶一郎 Keiichiro Shibuya
東京芸術大学作曲科卒業。02年に国内外の先鋭的な電子音響作品をリリースする音楽レーベルATAKを設立。
04年ファーストアルバム『ATAK000』を発表。09年ピアノソロ・アルバム『ATAK015 for maria』、本年1月には相対性理論とのコラボレーション作『アワーミュージック』を発表。
また、複雑系研究者/東京大学教授・池上高志と音楽/科学を横断する共同作業を継続的に展開。最近では10月スタートの TBSドラマ「SPEC」と12月公開の映画「死なない子供、荒川修作」で音楽を担当するなど多面的に活動中。
また現在、ICCで三次元立体音響作品「for maria無響室バージョン」が展示中で大きな反響を呼んでいる。2011年は国外での大規模なインスタレーションの発表が予定されている。

<書籍紹介>
『作曲の思想──音楽・知のメモリア』(アルテスパブリッシング)
作曲家・小鍛冶邦隆が、名著『作曲の技法──バッハからヴェーベルンまで』(音楽之友社)に続いて世に問う著書第2弾。バッハからウェーベルンまでの作曲技法を理論的に分析した前著に続き、本書では「作曲」という行為をとおして作曲家たちが営々と受け継いできた「知の記憶(メモリア)」を明らかにする。
バッハからメシアン、そして戦後日本の現代音楽まで、クラシックの名曲のなかに秘められた「知の系譜」が露わにされる様子は、まさに圧巻。
巻末には音楽学者・沼野雄司氏との対談が収載され、前衛とアカデミズム、現代日本の作曲界を覆う病理など、さまざまな問題が暴き出される。
小鍛冶邦隆=著
四六判・並製・180頁/定価:本体2200円+税/好評発売中

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