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1月

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終了「proto- 紙の原点とは」出演:山口信博 緒方慎一郎 山中俊治

今後の紙の持つ可能性とは?

  • 日程
    2011年01月18日

  • 時間
    19:00

  • 会場
    青山ブックセンター本店

『proto-紙のいきづかいTAKEO PAPER SHOW2010』(毎日新聞社)刊行記念トークショー
「proto- 紙の原点とは」出演:山口信博 緒方慎一郎 山中俊治

新刊『proto-紙のいきづかいTAKEO PAPER SHOW2010』には、2010年4月開催・竹尾ペーパーショウ2010 感じるペーパーショウ「proto-」会場での様子を収録し、その背景が記録された。会場では、紙の原点に迫る空間を構成。そこに至るまでには、「紙とは何か?」というシンプルながらも困難な問いに、「未来の賢者」である3名のアートディレクターによる議論があった。その時の内容や今後の紙の持つ可能性について、それぞれの考察を伺う。

日時:2011年1月18日(火)19:00~21:00(開場18:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名様
入場料:税込700円

▼お申し込み・お問い合わせ
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201101/prototakeopapershow2010_proto1.html
青山ブックセンター本店 03-5485-5511
(受付時間:10~22時/お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。)

<プロフィール>

山口信博
グラフィックデザイナー
1948年千葉県生まれ。桑沢デザイン研究所中退。株式会社コスモPR等を経て独立、山口デザイン事務所を開く。グラフィックデザインのおもな仕事に、住まいの図書館『住まい学大系』全100冊のブックデザイン、雑誌「SD」(鹿島出版会)のアートディレクター、SD選書(同)のリニューアルデザインなどがある。2001年、日本古来の伝統礼法・折形を研究する場として折形デザイン研究所を設立。09年11月、十和田市現代美術館にて『新・包結図説展』を開催する。著書に『白の消息』(06年、ラトルズ)『折形デザイン研究所の新・包結図説』(09年、ラトルズ)、共著に『礼のかたち』『折る、贈る。』(ともに03年、ラトルズ)『半紙で折る折形歳時記』(04年、平凡社)『和のこころを伝える贈りものの包み方』(誠文堂新光社)がある。
http://www.origata.com/


緒方慎一郎
SIMPLICITYクリエイティブディレクター
1969年長崎県生まれ。98年、“現代の日本の文化創造”をコンセプトにSIMPLICIYTを設立。自社の事業、分野にとらわれないデザイン活動、そして独自のビジョンを通じて、あらたな日本文化創造を世界に発信する。代表作に、和食レストラン「HIGASHI―YAMA Tokyo」、和菓子ブランド「HIGASHIYA」、文化サロンとしての料理屋「八雲茶寮」(以上、クリエーションと経営)、上質な日本の暮らしを提案する生活道具、S ゝゝ〔エス〕(デザインおよび流通、販売)等。その他、建築やインテリア、プロダクト、グラフィックなどさまざまなデザインプロジェクトに参画。2005年より、非木材の紙の器「WASARA」の開発を手がける。同作で09年、アジアデザイン賞大賞、金賞を受賞。
http://www.simplicity.co.jp/


山中俊治
プロダクトデザイナー
1957年愛媛県生まれ。82年に東京大学工学部産業機械工学科を卒業後、日産自動車デザインセンターを経て87年に独立。94年、リーディング・エッジ・デザインを設立し現在に至る。デザイナーとして腕時計から鉄道車両に至る数々の工業製品を手がける一方、科学者としてヒューマノイド・ロボット「morph3」や8輪ロボットカー「Halluc Ⅱ」などサイエンスの分野でも注目されるプロトタイプを研究者と共同開発。2004年に毎日デザイン賞、06年にグッドデザイン賞金賞ほか受賞多数、近作に腕時計「OVO」、オフィスチェア「Avein」などがある。91年から94年まで東京大学工学部助教授、08年より慶應義塾大学政策・メディア研究科教授。
http://lleedd.com/

<書籍紹介>
『proto- 紙のいきづかい』
編=株式会社竹尾 企画・構成=山口信博、緒方慎一郎、山中俊治
紙の成り立ちや紙がもたらす語感について、過去、現在、未来の紙の世界をおさめる一冊。「現在は未来の過去である」とのコンセプトの基に、紙が生まれる瞬間である抄紙から原紙(原反)、紙の変容(紙の滝・神の森等)、ワークショップ(紙の学校等)……という見応えある流れで展示構成された「竹尾ペーパーショウ2010」の内容を、可能な限り「本」として表現した。
本文には6種類の印刷用紙を用い、各アートディレクターの担当頁ごとに異なる紙をセレクト。巻頭40頁については、現在では、ほとんど発注困難となった金属活字・活版印刷による本文組を実現した。
B5判/並製/192ページ/税込価格¥3,360/12月22日発売予定

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