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日程2010年09月19日 ~ 2010年09月20日
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時間13:30
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会場アップリンク
映画『ANPO』より
安保から50年。現代アートの視点から安保を問い直すドキュメンタリー作品『ANPO』の公開を記念し、美術家の会田誠さん(19日)と映画監督の阪本順治監督(20日)、『ANPO』監督のリンダ・ホーグランドを迎え、『ANPO』を通して見る日本の近代美術史と映画についてのトークショーを開催します。
イベント詳細
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19日(日)
出演:会田誠 +リンダ・ホーグランド(『ANPO』監督)
日時:9月19日(日)13:10開場/13:30開映/15:00~トーク
料金:一律¥1,500(予約できます)
※ 割引と特別鑑賞券は当イベントではお使いいただけません。
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20日(月・祝)
出演:阪本順治 +リンダ・ホーグランド(『ANPO』監督)
日時:9月20日(月・祝)19:10開場/19:30開映/21:00~トーク
料金:一律¥1,500(予約できます)
※ 割引と特別鑑賞券は当イベントではお使いいただけません。
■ 予約方法 ■
このイベントへの参加予約をご希望の方は、
(1)お名前
(2)人数 [一度のご予約で3名様まで]
(3)住所
(4)電話番号
以上の要項を明記の上、
件名を
「予約/9/19『ANPO』トークショー」(会田誠さんゲスト)もしくは、
「予約/9/20『ANPO』トークショー」(阪本順治さんゲスト)として
factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。
プロフィール/会田誠(美術家)<19日ゲスト>
1965年新潟県生まれ。91年東京藝術大学大学院修了。絵画のみならず、写真、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画、都市計画を手掛けるなど表現領域は多岐にわたる。ミヅマアートギャラリーでの個展を中心に、国内外のグループ展に多数参加。東京藝術大学油画科非常勤講師。
近年のおもな展覧会に「Wallworks」(2009年、Yerba Buena Center for the Arts、サンフランシスコ)、「第17回シドニー・ビエンナーレ:THE BEAUTY OF DISTANCE: Songs of Survival in a Precarious Age」(2010年、シドニー)、個展「絵バカ」(2010年、ミヅマアートギャラリー、東京)。
著作に漫画「ミュータント花子」、小説「青春と変態」、作品集「MONUMENT FOR NOTHING」、エッセイ集「カリコリせんとや生まれけむ」など。
プロフィール/阪本順治(映画監督)<20日ゲスト>
1958 年10 月1日、大阪府堺市出身。89年『どついたるねん』で長編デビュー。良質なエンターテイメントとして、日本映画界に大旋風を巻き起こす。第32回ブルーリボン賞最優秀作品他、その年の各映画賞を総なめする。その後もコンスタントに作品を撮り続け、『顔』(00)では第24回日本アカデミー賞最優秀監督賞、キネマ旬報ベストテン第1位などの映画賞を受賞した。
プロフィール/リンダ・ホーグランド(『ANPO』監督、プロデューサー)
日本で生まれ、山口と愛媛で宣教師の娘として育った。日本の公立の小中学校に通い、アメリカのエール大学を卒業。2007年 に日本で公開された映画『TOKKO-特攻-』では、プロデューサーを務め、旧特攻隊員の真相を追求した。黒澤明、宮崎駿、深作欣ニ、大島渚、阪本順治、是枝裕和、黒沢清、西川美和等の監督の映画200本以上の英語字幕を制作している。
映画『ANPO』解説
今から半世紀前の60年安保当時、熱かった日本をアーティストがどのように表現したのか。
1960年6月に日米安全保障条約が岸信介政権下で自動更新されるまでの一ヶ月間、国会周辺は安保に反対する市民のデモで溢れかえりました。
1945年の敗戦からまだ15年しか経っていないその時代、学生、労働者、主婦など様々な立場の人が参加したこの運動を一つにした最大の原因は「二度と戦争をしたくない」という市民の強い意志だったことをアーティストたちは語っています。
現在も日本は、沖縄の普天間基地の問題など、安保に象徴される日米の関係を、根本的にはなにも問い直しをせずに棚上げしてきました。
『ANPO』は、日本で生まれ育ったアメリカ人のリンダ・ホーグランド監督が、
60年安保を知るアーティストたちの証言と作品を通して、
日本とアメリカの関係の問い直しを日本人に迫るドキュメンタリーです。
★公式ホームページ
http://www.uplink.co.jp/anpo/
★公式twitter
http://twitter.com/ANPO_jp