-
日程2010年04月24日
-
時間14:00
-
会場青山学院大学青山キャンパス 4号館420教室
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
監獄人権センター結成15周年企画 シンポジウム
裁判官の知らない・裁判員に知ってほしい無期刑の実態
~1711の絶望~
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
●日時:2010年4月24日(土)14:00 ~ 17:00
●会場:青山学院大学青山キャンパス 4号館420教室
会場周辺地図→http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html
キャンパス地図→http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html
●参加費:500円
●予約:不要
●共催:監獄人権センター、青山学院大学人権研究会
「1711」とは日本の無期懲役刑受刑者の人数です(2008年末現在)。
無期刑は法律上10年間で仮釈放が認められる可能性があります。しかし、
実際には1年間に数人の仮釈放しか認めらません。仮釈放になっても、そ
れまでに30年前後服役していることがほとんどで、事実上終身刑化してい
ると言わざるを得ない状況です。
無期刑の実態を知らずに、裁判員は刑罰を決められるのでしょうか。無
期刑の刑罰としてのあり方が問われています。長年にわたり仮釈放の運用
に関わってきた実務家は現在の状況をどのように感じているのか。約100年
にわたり存続してきた監獄法が改正され「刑事被収容者処遇法」となりま
したが、2011年には新法の見直しが予定されています。行刑制度の改革の
中で無期刑の仮釈放という課題にどう取り組むべきなのか、仮釈放制度へ
の提言を探ります。
報告:「刑事被収容者処遇法の全面的改正に向けて」
菊田幸一(監獄人権センター副代表)
パネルディスカッション:
古畑恒雄さん(元法務省保護局長、弁護士、
日本弁護士連合会 量刑制度に関
する検討ワーキンググループ委員)
松本勝さん(元保護観察官、
NHK学園講師(担当 更生保護制度/平成15年~)、
横浜保護観察所保護司(平成15年~))
「更生保護入門」著者
田鎖麻衣子(監獄人権センター事務局長)
コーディネーター:海渡雄一(監獄人権センター副代表)
●連絡先:
特定非営利活動法人 監獄人権センター
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-28-13
ラフィネお茶の水807号菊田法律事務所気付
TEL/FAX:03-3259-1558