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日程2017年10月17日
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時間19:30
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会場SuperDeluxe
開場 19:30 / 開演 20:00
料金 予約3000円 / 当日3500円 (ドリンク別)
日本の即興音楽シーンを代表する二人の初共演に加え、デンマークより若き実力派アーティストの初来日公演が実現。さらにはCal Lyallによるサウンド・インスタレーションに加え、牧野貴による映像作品とのコラボレーションと滅多に目撃出来ない稀に見る輝きを放つ音と映像の世界を体験してください。
出演:
今井和雄 (g) × 浦邊雅祥 (sax)【初競演】
Lars Bech Pilgaard (g) & Anders Bach (ds)【デンマークより初来日】
サウンド・インスタレーション:Cal Lyall
特別映像:「Undulations」(2017) 牧野貴 (映像) + Cal Lyall (マルチチャンネルオーディオ)
出演者情報:
今井和雄
1972〜85年、ギターを高柳昌行に師事。1974年、即興を中心に活動を始める。1975年、美学校小杉武久音楽教場に参加。1991年、「ソロワークス」を開始し、現在69回を数える。1997年、小沢靖(2008年死去)、現メンバーと共に「マージナル・コンソート」としての集団即興を開始。2005年、伊東篤宏(オプトロン)、鈴木學(ハンドメイド・エレクトロニクス)と「今井和雄トリオ」を結成。
浦邊雅祥
1965年東京生まれ。1985年アルト・サックスを手にし、ソロ演奏を主とし活動中。
Lars Bech Pilgaard (デンマーク)
デンマークのギターリスト、バンドリーダー、作曲家のラース・ベック・ピルガード。2010年から妥協を許さず、絶賛されているリリースを続け、またサウンドアートや演劇、演奏でヨーロッパ、ロシア、アメリカをツアーしている。彼の特徴的な力溢れるギターの演奏は民話、祭祀、儀式やノイズ、アンビエント、ジャズからの感化を描画している。最近のリリースでは即興音楽、自由なロック、アフリカの先住民族の音楽の美学を探求し、より様々な要素を取り入れている。
Anders Bach (デンマーク)
アンデルス・バッハは、親密な音響単調性とスパスティックデジタルマニアを探求している。荒々しい電子の肌触りとズキズキで乱雑なパルスを通じてアンデルスの美しさは、 リスナーがどのようにして審美的に有機的なものと合成的なものを知覚するかを多動と静寂の両方の中で評し続ける。演奏と作曲とは別に、リズミック音楽院とコペンハーゲンIT大学の公表学者であり、学位を保持している。最近ではオークランドのミルズカレッジにて作曲家レジデンスと今年上海で開催された国際コンピュータ音楽会議に出席している。
Cal Lyall
即興ギタリスト/サウンド・アーティスト。ジャンク楽器、エレクトロ・パーツ、フィールド・レコーディングやエフェクターなどから音楽的な空間を生み出す。広範な音楽形式に興味を持ち、東南アジアやその周辺地域へ渡航し研究。日本で旺盛なライヴを展開しながら、これまでにタイ、インドネシア、ラオス、中国、韓国などでツアー。また、レーベル「Subvalent」や「Jolt Sonic Arts」(オーストラリア)の東京拠点としての活動に加え、西麻布SuperDeluxeで月一回のイベント「Test Tone」を主宰していました。
牧野貴
1978年生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部映画学科卒業後、単独で渡英。映像作家ブラザーズ・クエイに師事し、照明と映画音楽について学ぶ。帰国後はカラーリストとして活躍する一方、フィルム、ヴィデオを駆使した実験的要素の極めて高い有機的な映画を制作。 また前衛音楽家との共同作業でも、世界的に高い評価を得て、各国の映画祭や美術館などで上映される。2012年ロッテルダム国際映画祭コンペティション短編部門で『Generator』が日本人初となるタイガーアワードを受賞。その他国際映画祭での受賞多数。 また、2009年には上映組織「+」(プラス)を立ち上げ、日本で紹介されることの無かった前衛映画の上映を行う。