-
日程2016年11月19日 ~ 2016年12月19日
-
時間12:00
-
会場アキバタマビ21
【展覧会内容】
選び取られた図像や色面、残された余白や空間。
それらはある規則性をもつ緻密な計算なのか、予想もしなかった偶然の一致なのか。
いずれにしても制作過程において取捨選択は絶え間なく繰り返される。
日々刻々と変化する状況の中で、私たちは常にこれではない可能性を抱えながら何を判断してきたのだろうか。
寡黙に佇むように見える表現の中にも、念入りに手数が重ねられ、判断の痕跡は多く潜む。それぞれの異なる表現が同じ空間を共有することでつくられる新しい状況とともに、鑑賞者が介入することで生まれるわずかな状況の差異にも注視したい。
【出品者名】
◯小野冬黄 Fuyuki ONO
1985年 愛知県生まれ
2010年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了
個展
2013年 「絵の背」 float(東京)
2009年 「メモ、部屋」 ギャルリー東京ユマニテ(東京)
主なグループ展
2016年 「調布会展2016」 ギャラリーみるめ(東京)
2015年 「FROM ヤドカリトーキョー vol.14」」 itadaki BLDG. (東京)
2015年 「アパートメント調布」 トコン・ダラーム・バサール・ウタラ(東京)
2014年 「斜向かい」 STUDIO HIRAMINE(東京)
2013年 「調布会展2013」 イタヅ・リトグラフィック
2012年 「Woodland Gallery 2012」 みのかも文化の森敷地内野外(岐阜)
2012年 「460人展」 市民ギャラリー矢田(愛知)
2012年 「アイムアダイバー KOSHIKI ART EXHINBITION 2012」 甑島各所(鹿児島)
2011年 「Woodland Gallery 2011」 みのかも文化の森敷地内野外(岐阜)
2011年 「アイムアダイバー KOSHIKI ART EXHINBITION 2011」 甑島各所(鹿児島)
2010年 「オープンスタジオ」 REV(神奈川)
2008年 「Atelier」 名古屋市市政資料館(愛知)
◯佐々木耕太 Kota SASAKI
1982年 千葉県生まれ
2012年 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻 卒業
個展
2015年 「Site, Space, Scene」 Remasta.[末永史尚スタジオ](東京)
主なグループ展
2015年 Maki Fine Arts 5周年記念展 「控えめな抽象」(末永史尚キュレーション)
Maki Fine Arts(東京)
2015年 「042 art area project 2015 SUPER OPEN STUDIO」 REV(神奈川)
2015年 「 FROM ヤドカリトーキョーvol.14 」 itadaki BLDG. (東京)
2014年 「別名で保存する。」 HIGURE 17-15 cas (東京)
2014年 「FUCHU OF MADNESS -無名祭祀書-」 LOOP HOLE (東京)
◯林頌介 Kohsuke HAYASHI
1985年 岐阜県生まれ
2009年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究分野(修士課程)修了
2013年 東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻油画研究領域(博士課程)修了
2014年 東京藝術大学美術学部絵画科油画 教育研究助手
個展
2012年 「Natural number」 florist_gallery N(愛知)
主なグループ展
2014年 東京藝術大学油画新任スタッフ展「NEWS 2014」 東京藝術大学大学会館(東京)
2013年 「Good−Bye, Atelier KAKUTA Vol. 2」 旧えかき小屋かくた(東京)
2012年 「東京藝術大学大学院美術研究科博士審査展」 東京藝術大学大学美術館(東京)
2011年 「SCENE 1」 TIME&STYLE MIDTOWN(東京)
2011年 「みつめているめ ひみつめいているめ」東京藝術大学絵画棟 Yuga Gallery(東京)
2010年 「あさがお展」 旧坂本小学校(東京)
2010年 「桐生再演 16」 旧金谷レース工業株式会社(群馬)
2009年 「現代芸術DRAWING展 −景−」 東京藝術大学陳列館(東京)
2009年 「桐生再演 15」 旧田丸家住居(群馬)
2007年 「WATARASE Art Project 2007」(群馬~栃木)
2006年 「わたらせ渓谷鐵道アートプロジェクト」(群馬~栃木)
◯保坂毅 Takeshi HOSAKA
1980年 福島県生まれ
2005年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース 修了
2016年 武蔵野美術大学油絵科非常勤講師
主な個展
2016年 「rearrangement」 双ギャラリー(東京)
2016年 「around and around」 A-things(東京)
2014年 「BACKGROUND」 gFAL(東京)
2014年 「drivein the house」 アルマスギャラリー(東京)
主なグループ展
2015年 「引込線2015」 旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉)
2010年 「Primary Field II」 神奈川県立近代美術館 葉山(神奈川)
【展覧会詳細】
「状況/判断」
2016年11月19日(土)〜2017年1月9日(月・祝)
開館時間 12:00~19:00(金・土は20:00 まで)、火曜休場
※冬期休場:12月29日(木)~2017年1月3日(火)
2017年1月4日(水)13:00開場
【イベント】
●オープニングパーティ 11月23日(水・祝)18:00~
●トークイベント
「状況/検討/判断/鑑賞」 12月3日(土)17:00〜
ゲスト:成相肇 氏(東京ステーションギャラリー学芸員/美術批評/基礎芸術)
【展覧会場】
アキバタマビ21
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
電話:03-5812-4558
URL: http://www.akibatamabi21.com
アクセス:
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分
「アキバタマビ21」は多摩美術大学が運営する、若い芸術家たちのための作品発表の場である。ここは若い芸術家たちが、互いに切磋琢磨しながら協働し共生することを体験する場であり、他者と触れ合うことで自我の殻から脱皮し、既存のシステムや権威に依存することなく自らをプロデュースし自立していくための、鍛錬の場でもある――そうありたいという希望を託して若い芸術家たちにゆだねる、あり得るかもしれない「可能性」の場であり、その可能性を目撃していただく場所である。