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日程2016年10月29日
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時間18:00
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会場青山ブックセンター本店・小教室
南方熊楠 もうすぐ生誕150年企画
偉人?巨人?超人?
南方熊楠はどのように語られてきたか
―《本のタイトル・帯・紹介文》から迫る熊楠の「枕詞」と時代が求めた熊楠像―
日程:2016年10月29日 (土)
時間:18:00~20:00/開場17:30
料金:2,700円(税込)
定員:45名様
会場:青山ブックセンター本店内・小教室
詳細・お申し込みはコチラ
http://www.aoyamabc.jp/culture/kumagusu7/
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てんぎゃん(天狗さん)、 博覧強記、超人、超脳力者、奇想天外な巨人、在野の学者、博物学者、先駆的エコロジスト、自由人、世界に認められた在野の学者、学際的博覧強記を誇る天才、時代の枠を越えた巨人、大怪人、不思議探究家、自由のたびびと、こどもの心をもちつづけた学問の巨人、世界に通じた偉大な学者、謎の天才学者、自然保護運動の先駆者、奇人、人間博物館・・・
これらは南方熊楠につけられた、あだ名や枕詞、キャッチコピーです。
実にさまざまな言葉で語られてきたことが分かります。
それもそのはず、粘菌、きのこ、密教、妖怪、民俗学、エコロジー、セクソロジー・・・など、とどまるところを知らない好奇心と、多岐にわたる研究活動、そしてたくさんの功績を遺した熊楠を一言でこんな人だったと言い表すのは難しいかもしれません。さらに、南方熊楠を語る言葉や視点、研究の切口は各時代の流行や状況と密接に関係し、その時代が求めた熊楠像がさまざまな形で語られてきたようです。
では、南方熊楠は時代によって、どのように語られてきたのでしょうか。
時代は、熊楠に何を求め、何を見出そうとしていたのでしょうか。
そして、南方熊楠の枕詞から日本のどのような歴史や心理が見えてくるのでしょうか。
第7回目を迎える、今回の「南方熊楠 もうすぐ生誕150年」では、熊楠の死後から現在にいたるまでに刊行された熊楠に関する「本」のタイトルや帯文、紹介文を中心に、熊楠がどの時代にどのような言葉で語られ、どのような視線を向けられてきたのかを整理し、熊楠と時代の関係を通史でたどりながら、南方熊楠の虚像、理想像、実像を学びます。
講師は、『南方熊楠-日本人の可能性の極限』(中公新書)の著者で、龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員の唐澤太輔さん、そして南方熊楠顕彰会理事の田村義也さんです。南方熊楠研究の最前線に立たれているお2人から、今後の熊楠研究について、さらに熊楠論の新しい展開として、アートとのつながりについてもお話いただきます(アートホステルkumagusuku等)。
みなさんにとっての、南方熊楠はどんな人物でしょうか?
ぜひ、本レクチャーを通じて、自分にとっての南方熊楠を探してみてください。