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日程2016年10月02日 ~ 2016年11月02日
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時間12:00
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会場アキバタマビ21
【展覧会ステートメント】
本企画展は、見えているもの、意味づけるということ、それがどのような自律性を持っているのかという問題を取り扱っている。
情報が空気のように世界を満たし、すくなからずわたしたちの物の見方、考え方に変容をあたえている現在、それに伴うように新しい感性の表明が現出しつつある。すでに以前のそれとは異なった日常性の中で息をしているわたしたちにとって、再度実直に、世界の捉え方を見つめなおすことは必要なことのように思われる。
同時代的な状況観測に留まらず、その悟性の先にあるものを提起すること。
渡邉朋也は、山口情報芸術センターに技術スタッフとして勤務し、彼が居住する中国地方を中心として2014年より、老朽化した公共物をCAD設計や3Dプリンタを用い修復する《なべたんの極力なおそう》シリーズを展開している。田園の脇にあるガードレールの抜け落ちたボルトなど、匿名的で他愛もない公共物を修復するという一見誰にとっても意味のない行為のプロセスや3Dモデルデータをオンラインでシェアすることによって、デジタル技術を使用したものづくり文化の隆盛における進歩主義的語り口に対する自己言及的批評をおこなっている。また近作では、キャラクターぬり絵の上にクレヨンがぎこちなく塗られた作品を提示している。そこでは、渡邉自らの手によって塗られたのか、または制作者以外の誰かによって塗られたのか、ドローイングボットなどを使用して塗られたのかは言明されない。ただ乱雑な色ぬりの状態のみを提示することによって、表面上に介在し半透明化する制作主体の在り方を示している。
時里充は、画像認識や計量化といったデジタル性、およびその観測位置を起点とした作品を展開している。近作《見た目カウント》(2016)では、卓球ボールをラケットの上で跳ねさせる人物など、カウント可能な動作がモニタに映る前で、自動化された数取り器が数を刻んでいる。電気信号に反応し、数を増やし続ける数取り器と、映像上のカウント可能な動作は、鑑賞の認識化では連動されるものの、システムの実質的な関係性は秘匿されている。また、《視点ユニット》(2014)においては、傾けたり動かすことができる箱の中に、角度計やメジャー、それらの目盛り部分を撮影しているビデオカメラが取り付けられている。箱の動きに合わせて変動する目盛りは、内部のビデオカメラをとおして箱外のモニタに表示され、通常の測量における動作と視点を分離し、認知やその過程における不全性自体を顕在化する。時里は、作品を介しこのような手続きを経ることによって、主体の観測可能性、計量的観測行為につきまとう非対称性の問題を昇華しようとしている。
山本悠は、《情報くんと物質ちゃん》(2015)において、展覧会会場入口の外に、落し物のようなスマートフォンを設置した。展示会期中、そのスマートフォンのロック画面には「近くの駅に着いた」「もう寝た」など、定期的に誰かから送信されてくるショートメールが聞き慣れた通知音とともに表示される。本作はこのスマートフォンの他に、エッセイ、別の場所に点在する忘れ物のようなポロシャツ、お弁当箱、ガラスのコップ、そして山本によって生み出された情報くんと物質ちゃんという3Dキャラクターが登場する映像作品で構成される。映像は、情報くんが物質ちゃんの言うことや振る舞いに寄り添い続けることだけをおこなうという物語のなか推移するが、世界における意味というものの不在自体を突きつけるかのように、突如カットは変異していく。作中に登場するものたちは、あらゆるオブジェクトが抒情と結びつくことによって、こちらを見ているかのように振る舞う瞬間がありうることを示唆している。
盛圭太は、パリを拠点とし、コンテンポラリードローイングの潮流の中でその制作活動をおこなっている。刺繍糸を用い、張力をかけながらグルーガンで端点を支持体の上に固定していくことによって獲得される線分を、重層させ像を操作する平面作品を主に制作している。両端点を固定された糸によってまっすぐに引かれたその線の質は、制作者の意思からは一段離れたところにあり、コンピュータ上のデジタルドローイングのようであると形容される。一連の糸を使用した作品郡は、《Bug report》と名付けられ、糸という媒体的条件に自らの制作行為を拘束しながら、随時的な図像の構築と解体を繰り返し、常に異なる繋がりを孕む中間的なイメージの拮抗点を描き出す。また、2011年から開始されているTumblrサイト「drowsy name」(=眠たい名前)では3万枚を超える走り書きのような線描のスキャンが淡々と更新し続けられており、線は時に色を持ち、面となり、固定的な図像を持たないままその連なりがひたすらに運用されている。
新居上実は、写真を主要な媒体として制作しており、2014年頃から作者自身の室内の片隅で、どこにでもある、どこにでも売っているオブジェクトを唐突に構成し被写体とする作品の制作を開始した。写真は主にフラッシュを焚いて撮影されており、通常暗がりに対して適用されるフラッシュというカメラの一機能を、静止した近距離の対象物に使用することで、写真上に立ち現れる対象物の遠近感に摑みどころをなくし現実感を喪失させている。カメラのフラッシュはレンズ位置を暗示することから、撮影主体の存在強化が現出すると同時に、近距離の被写体に対し光が当てられることによって空間的奥行きを減衰させる。近作では、フラッシュによる撮影主体の存在強化を避けるようにして、撮影した写真平面の一部が中心性を持たぬようなトリミング処理や、フリーデータとして流布している3Dモデルのレンダリング画像を作成した後にプロジェクターで投影し撮影するなど、撮影主体を限りなくずらし始めている。視点の事後的な操作や、撮影における主体強化や恣意性への省察をおこなっている。
砂山太一は、2013年から2015年にかけて、ポストデジタル時代における創造性への言及を射程とする『マテリアライジング展 情報と物質とそのあいだ』を企画している。芸術および工学をはじめとした諸領域における研究や制作活動に「情報と物質とそのあいだ」という切り口を与えることにより、分野横断的な思索を可能とするプラットフォームを築いた。また、作品《ローライフ》(2015)では、コンピュータ上で物理演算を用いて導き出した形態を、紙を用いた別の構造システムに転嫁することによって、現実世界の認識作用における誤読の顕在化を図った。近作《角材の軸を連続させる》(2016)では、45mm角の杉荒材を用いた構造システムの開発をおこなっている。45mm角の杉荒材には、その寸法において実質的には42mm前後から48mm前後と幅がある。そのような幅の中で、粗さをそのまま取り扱い「45mm」を「45mmである」として運用できるようにするための操作対象の捉え方を提案している。
黒木萬代は、哲学を専門領域としており、「ある少年のノート」(2015)では、モダンという規範からのズレ自体を称揚することでポストモダン期から息づく「かっこいい」や「面白い」という価値観そのものを中心とした思想が、破滅へ向かわざるをえないという臨界点を、黒木自身がある少年になりきることで描きだした。続く、対談「『可愛さ』について」(2016)では、その少年への強固な強制力を持つ「かっこよさ」からの脱却可能性が「かわいい」にあると指摘する。感覚・認識可能な世界である内部世界と、感覚・認識不可能な外部世界において、「かわいい」は、「絶対的に定義不可能であるかのような闇としての『外部』がなぜかある形態を獲得して内部にあらわれてくるようなものではないか」と提起した。「かわいい」は固定化しえず、どこまでも「不定」なものであるために、「『内部』においては自己同一性を乱すものとして」、「『外部』においては『内部』を自らに同一化させることを妨げるもの」として存在するため、両義的に破壊的であるが、創造性が伴う破壊であるとする。
見えない世界が見えているものとの重なり合いを強め全てが半透明化しつつあるただ中で、その関係性の強調でもなく、固有性への移乗でもなく、飛躍や不整合をその本質として許容することで「適切な何かのための十分な質や状態」を獲得し、それを信じて運用すること、本企画展はそのような眼差しに焦点をあてる。
【出品者名】
◯渡邉朋也 WATANABE Tomoya
2006 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科 卒業
1984 東京生まれ
<個展>
2016 科学と学習, SOBO, 東京
2008 scopic measure #7, 山口情報芸術センター[YCAM], 山口
2005 IAMTVTUNERINTERFACE, Central East Tokyo 2005, 東京
<グループ展>
2015 見えないものとの対話, 三菱地所アルティアム, 福岡
2015 マテリアライジング展Ⅲ 情報と物質とそのあいだ, 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA, 京都
2014 光るグラフィック, クリエイションギャラリーG8, 東京
コンピュータやインターネットといったメディアテクノロジーをベースに、インスタレーション、映像作品、ダジャレ、エッセイなどを制作する。近年の主な展覧会に、「見えないものとの対話」(福岡/2015)、「マテリアライジングⅢ」(京都/2015)、「Affekte」(エアランゲン,ドイツ/2015)、「光るグラフィック展」(東京/2014)などがある。現在「福智町立図書館・歴史資料館 ふくちのち」のウェブサイトにて「なべたんの極力直そう in 福智町」を連載中。
http://www.watanabetomoya.com
◯時里充 TOKISATO Mitsuru
2012 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科 卒業
2010 岐阜県立国際情報科学芸術アカデミーDSPコース 卒業
1990 兵庫県生まれ
<個展>
2016 見た目カウント, SOBO, 東京
2014 エマージェンシーズ!022「視点ユニット」, NTTインターコミュニケーションセンター, 東京
<グループ展>
2016 気づきフィルター メディア・アートの要素を探してみよう, NTTインターコミュニケーションセンター, 東京
2016 光波:視覚, gallery COEXIST-TOKYO, 東京
2012 照準と流出, art space kimura ASK?, 東京
2012 Extended Senses 3rd, alternative space LOOP, ソウル, 韓国
2010年岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー、2012年多摩美術大学卒業。画面やカメラに関する実験と観察を行い、認知や計量化といったデジタル性に関する作品を制作発表している。主な展覧会に、「照準と流出」-AとBとA’- (東京/2012)、「エマージェンシーズ!022『視点ユニット』」(東京/2014)、「見た目カウント」(東京/2016)など。
http://tokisato.info
◯山本悠 YAMAMOTO Yuu
<グループ展>
2015 マテリアライジング展Ⅲ 情報と物質とそのあいだ, 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA, 京都
<上映>
2013 悠になりたかった犬, 試聴室, 神田
2013年、主演作品「悠になりたかった犬」でドラマデビュー。「マテリアライジング展Ⅲ 情報と物質とそのあいだ」(京都/2015)では、「情報くんと物質ちゃん」について映像やインスタレーションで展開。情報と物質の分かちがたさと物質における先験性が切実に描かれていた。
http://yuuyamamoto.jp
◯盛圭太 MORI Keita
2011 パリ第Ⅷ大学大学院美術研究科先端芸術 修了
2004 多摩美術大学美術学部彫刻学科(諸材料)卒業
1981 北海道生まれ
<個展>
2015 METHACITY, with Itvan Kevadian, Galerie Dominique fiat, パリ, フランス
<グループ展>
2016 DRAWING NOW PARIS - Galerie Catherine Putman, Carreau de Temple, パリ, フランス
2015 Walk The Line, Kunstmuseum Wolfsburg, ウォルフスブルグ, ドイツ
2015 FID 2015, Galerie Catherine Putman, パリ, フランス
2014 VOYAGEURS, キュレーション: Gaël Charbau, La villa Emerige, パリ, フランス
2013 FID 2012, Galerie Catherine Putman, パリ, フランス
<受賞>
2015 PRIX Découverte - Palais de Tokyo, ノミネート
2012 FID: 国際コンテンポラリードローイングコンペティション, グランプリ
<レジデンス>
2016 RÉCOLLETS, パリ, フランス
2014 Cité internationale des Atrs, パリ, フランス
2011年にパリ第Ⅷ大学大学院美術研究科先端芸術を修了(ニューメディア)以来、パリを拠点としてコンテンポラリードローイングの第一線で活躍している。2012年には「FID:国際コンテンポラリードローイングコンペティション」でグランプリ、2015年には「PRIX Découverte - Palais de Tokyo」にノミネートされた。近年の展覧会は、「METHACITY, with Itvan Kevadian」(パリ, フランス/2015)、「Walk The Line」(ウォルフスブルグ, ドイツ/2015)、「DRAWING NOW PARIS - Galerie Catherine Putman」(パリ, フランス/2016)など。
http://keitamori.com
◯新居上実 NII Takamitsu
2014 日本写真芸術専門学校 卒業
1987 岐阜県生まれ
<個展>
2015 THE COMPLETE HOME DECORATOR, FORT by PORT, 東京
2015 Space on a Plane, 東塔堂, 東京
<グループ展>
2014 第11回写真1_WALLファイナリスト展, ガーディアンガーデン, 東京
<受賞>
2014 第10回写真1_WALL, 奨励賞 鷹野隆大選
2014 第11回写真1_WALL, ファイナリスト
2014 Tokyo Frontline Photo Award, 入選
2013 第9回写真1_WALL, 奨励賞 鷹野隆大選
写真を主要な媒体として制作を行っている。2014年に日本写真芸術専門学校を卒業し、同年の第10回写真1_WALLでは奨励賞(鷹野隆大選)、第11回ではファイナリストに選出される。主な展覧会に、「Space on a Plane」(東京/2015)、「第11回写真1_WALLファイナリスト展」(東京/2014) など。
http://takamitsunii.com
◯砂山太一 SUNAYAMA Taichi
2016 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻(建築) 博士号取得
2008 Ecole Spéciale d’Architecture Paris 修了
2004 多摩美術大学美術学部彫刻学科(諸材料)卒業
1980 京都府生まれ
<グループ展>
2015 マテリアライジング展Ⅲ 情報と物質とそのあいだ, 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA, 京都
2014 Golem, Foundation Suisse, パリ, フランス
2014 マテリアライジング展Ⅱ 情報と物質とそのあいだ, 東京芸術大学大学美術館陳列館, 東京
2013 磯崎新展 都市ソラリス, NTTインターコミュニケーションセンター, 東京 (協同:永田康祐)
2013 マテリアライジング展Ⅰ 情報と物質とそのあいだ, 東京芸術大学大学美術館陳列館, 東京
<ワークショップ>
2015 A-Obverse/A-Reverse, Aarhus School of Architecture, オーフス, デンマーク(協同:木内俊克)
2014 DoubleBed, CAADRIA2014, 京都 (協同:木内俊克, 永田康祐)
2011 Flactuated Flat Scape, The Royal Danish Academy of Fine Arts, コペンハーゲン, デンマーク(協同:木内俊克)
<受賞>
2015 現代日本彫刻展 UBEビエンナーレ2015, 入選(発表名義:gh/e)
京都市立芸術大学美術学部芸術学科特任講師。ESA(パリ)修了後、建築設計事務所勤務を経て現職。2013年から2015年にかけて、情報技術が浸透した時代における情報工学、建築、芸術など諸領域の創造行為を並置し思索可能にする展覧会「マテリアライジング展 情報と物質とそのあいだ」全3回の企画を行う。
http://tsnym.nu
◯黒木萬代 KUROKI Mayo
鹿児島大学大学院人文社会科学研究科博士前期課程修了。専門は哲学。フランス現代哲学を中心にした研究活動のほか、エウレカプロジェクト発刊『E!』にて執筆、対談なども行っている。
【展覧会概要】
「フィットネス .」 ”Ftnss. Show”
会期 | 2016年10月2日(日)—11月12日(土)
開館時間 | 12:00—19:00(初日17:00から、金・土は20:00 まで)、火曜休場
webサイト | http://ftnss.show
企画協力 | きりとりめでる
企画代表・展示計画 | 砂山太一
監修・メインヴィジュアル | 谷口暁彦
【イベント】
オープニングレセプション | 10月2日(日)17:00—
※企画者からの展覧会概要説明,レセプションパーティーを行います。
トークイベント 『肌理と裂け目』| 10月9日(日)15:30--
登壇者:
石岡良治
1972年生まれ。批評家、表象文化論(芸術理論・視覚文化)、ポピュラー文化研究。東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。
上崎千
1974年生まれ。芸術学・アーカイヴ理論。多摩美術大学大学院美術研究科修了。東京芸術大学・横浜国立大学非常勤講師。
谷口暁彦
1983年生まれ。アーティスト。多摩美術大学院美術研究科デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。
渡邉朋也
1984年生まれ。アーティスト。多摩美術大学美術学部情報デザイン学科情報芸術コース卒業。
モデレータ:砂山太一、きりとりめでる
展覧会「フィットネス . | ftnss.show」トークイベントとして、石岡良治さんと上崎千さんをお招きし、本展監修の谷口暁彦さん及び出展者の渡邉朋也さんによるディスカッションを行います。
アーティストである谷口暁彦さんと渡邉朋也さんは「思い出横丁情報科学芸術アカデミー(OAMAS)」というユニット活動においてメディアアートや現代美術を相関しながら独自の芸術理論を展開するなど、分析的・研究者的な態度で美術活動に取り組んでおられます。その態度はユーモアに溢れながらも、現代芸術に対する真摯な批評性に満ちています。
批評家である石岡良治さんは、著書『視覚文化「超」講義』をはじめとして、美術、アニメーション、映画など、近代から現代に続く視覚芸術における問題系の横断的連なりを瞬時に看破されてきました。
芸術学・アーカイヴ理論がご専門の上崎千さんは、コンセプチュアル・アートの研究や批評活動を通して、芸術の非ミュージアム的な在り方(アーカイヴ的な在り方)について鋭敏に論じておられます。
モデレータは本展企画者砂山太一ときりとりめでる。
「内部的に立ち上がる関心性、対象認識に対し、飛躍や不整合をその本質として許容することで「適切な何かのための十分な質や状態」を獲得し、それを信じて運用すること」
本展ステートメントにあるこの提言を契機として、その本質的不整合を、メディア、美術作品、文化表象、資料体、美術批評の構造内部にある《肌理と裂け目》として読み、日本においてそれぞれの立場から美術を理論的に扱っておられる4名のディスカッションを行なうことにより、本展が持つ文脈や背景への言及をはじめ、近代以降の芸術の新たな読み直し、そして、これからの美術への問題意識が立ち現れると考えています。
この貴重な機会をぜひご観覧ください。
クロージング | 11月12日(土)17:00—
※会期中週末などを利用して、ディスカッションやイベントを開催予定です。詳細は公式webサイトにて随時更新します。
【展覧会場】
アキバタマビ21
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
電話:03-5812-4558
URL: http://www.akibatamabi21.com
アクセス:
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分
「アキバタマビ21」は多摩美術大学が運営する、若い芸術家たちのための作品発表の場である。ここは若い芸術家たちが、互いに切磋琢磨しながら協働し共生することを体験する場であり、他者と触れ合うことで自我の殻から脱皮し、既存のシステムや権威に依存することなく自らをプロデュースし自立していくための、鍛錬の場でもある――そうありたいという希望を託して若い芸術家たちにゆだねる、あり得るかもしれない「可能性」の場であり、その可能性を目撃していただく場所である。