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投稿者:熊谷充紘


9月

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終了9.19(月・祝)細馬宏通のレクチャー「言葉を棚上げにして〜『介護するからだ』〜」 at シマウマ書房

『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』『うたのしくみ』などの著者で、バンド『かえる目』のメンバーでもある目利きの人間行動学者・細馬宏通さんによるレクチャーを開催!

  • 日程
    2016年09月19日

  • 時間
    19:30

  • 会場
    シマウマ書房

『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』『うたのしくみ』などの著者で、バンド『かえる目』ではボーカルと作詞・作曲を担当し、大学では身体動作の研究をされている細馬宏通さんが、新刊『介護するからだ』を刊行されました。

細馬さんが2006年から認知症高齢者グループホームに通うになってから見たこと、考えられたことがまとめられたこの本から浮かびあがってきたのは、自分は普段どのように身体を動かしているのだろうという問いでした。

今回は、細馬さんと一緒に介護現場のビデオを見たり、参加者同士で身体を動かしてみたりしながら、自分の身体の使い方をあらためて発見できたらと思っています。
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日程:2016年9月19日(祝)
開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:シマウマ書房(名古屋市千種区四谷通1-22 ディオネ四ツ谷B1F)
料金:予約1500円 当日1800円 *カイツブリの塔メンバーは500円オフ

認知症高齢者と介護者の日常的なやりとりには、常に当事者間の思惑や動作の“ずれ”が産まれていて、それが平穏無事に見えるのは、産み出された“ずれ”が常に創造的に、かつ、さりげなく、目にも止まらぬほどのすばやさで解決されているから。

そんな一見、地味で小さなやりとりに潜む”かしこい身体”を細馬さんが浮かび上がらすことができたのは、心や言葉を棚上げにして、わたしたちは自分の動作を調整するために声をあげ、身体を動かすのだと考え直し、観察したからです。

今回のレクチャーでは、わたしたちにも潜んでいるはずの“かしこい身体”について教えてもらいながら、わたしたちが当たり前に感じている日常行為のタイミングについて考え、身体がどんな時間と空間を使って動いているかを点検し直せたらと思っています。

ご予約:下記メールアドレスに必要事項を明記し、メールをお送りください。
〔ignition.gallery@gmail.com〕
件名「言葉を棚上げにして〜『介護するからだ』〜」

1.お名前(ふりがな)

2.当日のご連絡先

3.ご予約人数
*ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
*メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
*当日無断キャンセルの方にはキャンセル料を頂戴しております。定員に達し次第、受付終了いたします。

プロフィール:
細馬宏通(ほそま・ひろみち)
1960年、兵庫県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士/動物学)。現在、滋賀県立大学人間文化学部教授(コミュニケーション論)。著書に『浅草十二階――塔の眺めと“近代”のまなざし』(青土社)、『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか――アニメーションの表現史』(新潮社)、『今日の「あまちゃん」から』(河出書房新社)、『うたのしくみ』(ぴあ)、
など。バンド「かえる目(もく)」では、ボーカルと作詞・作曲を担当。
http://www.12kai.com

企画:熊谷充紘(ignition gallery)
詳細:http://towerofgrebe.tumblr.com/post/148388317789/
主催:カイツブリの塔

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