イベント

9月

10

9月

19

終了IMM「フィリピンからの、ひとりひとり  マキララ −知り、会い、踊る−」

  • 日程
    2016年09月10日 ~ 2016年09月19日

  • 時間
    10:00

  • 会場
    仲町の家(東京都足立区千住仲町29-1)/ 東京藝術大学千住キャンパス 第7ホール(東京都足立区千住1-25-1)

足立区は東京23区の中でフィリピン人の在住率が最も高い地域です。国民の90%以上がカトリック信者だと言われるフィリピン。足立区にある教会には毎週末100名以上のフィリピン人が集まります。
2013年から音まち千住の縁では、日本に暮らす外国人の生活に根ざした異文化を紹介・共有するプロジェクトを展開、2014年からはフィリピンコミュニティーの人々と関係を築いてきました。
今年度、演出家・阿部初美が教会に通うフィリピーノにインタビューを実施。フィリピンでの暮らしから、日本への移住、そして日本で経験した仕事や結婚、子育て、ご近所付き合い。語られたのはそれぞれ異なる人生のストーリー。しかし、その端々に浮かび上がるのは、フィリピンの文化の存在です。日本での日常生活のさまざまな場面において、文化の違いは時に強みを、時に葛藤を生み出します。彼らは2つの国の文化とどのように向き合いながら、日本での暮らしを築いているのでしょうか。
今年度のプロジェクト「マキララ」は、インタビューの内容を基に構成した「知る」、「会う」、「踊る」の3つのプログラムから成ります。「知る」では、インタビューやリサーチをベースにした映像作品の展示、「会う」は、阿部がファシリテートするワークショップ、「踊る」はフィリピーノの方たちの楽しみ方、誰でもあたたかく受け入れる形からインスピレーションを受けたパーティーを開催します。
タイトルの「マキララ」はフィリピンの言葉で「知り合う」。ぜひ、彼や彼女、ひとりひとりと知り合ってみませんか。
 
阿部初美(あべはつみ)
演出家。にしすがもレジデントアーティストとして東京国際芸術祭を中心に、ドキュメンタリー的作品『4.48サイコシス』『アトミック・サバイバー』などを発表。東京藝術大学、地域創造リージョナルシアター事業、全国の公共劇場などで講師を務める。’10年に出産後は子育てをしながら舞台にとどまらない表現を探求しつつ活動中。
—–
「知る」 −映像展示
カトリック梅田教会に集まるフィリピーノたちへのインタビューをベースに制作した映像。個人が語るそれぞれのライフストーリーの奥に、生きる工夫と葛藤、そして、わたしたちを出会わせた歴史の大きな流れが垣間見えます。
日時:平成28年9月10日(土)、11日(日)、12日(月)、17日(土)、18日(日)、19日(月祝) 10:00~17:00
会場:仲町の家(東京都足立区千住仲町29-1)
アクセス:北千住駅[西口]より徒歩約10分
料金:無料
—–
「会う」 −ワークショップ:なにが気になる?
展示会場の中で、ワークショップをします。日本人、フィリピン人、そのほか出身問わず、どなたでも参加できます。展示映像を見て感じたこと、普段から耳にしていること、一緒に考えたいこと。言葉になることも、言葉にならないことも、ゆるやかにシェアする時間。
ファシリテーター:阿部初美 ※英語通訳あり
日時:平成28年9月11日(日)、18日(日) 17:00~19:00
会場:仲町の家(東京都足立区千住仲町29-1)
アクセス:北千住駅[西口]より徒歩約10分
料金:無料
—–
「踊る」 −パーティー:フィリパピポ!!
フィリピーノたちはパーティーが大得意! 音楽、食べ物、飾りつけ、そして誰でも包み込んでしまうホスピタリティ。至るところに散りばめられた、楽しむためのエッセンスからインスピレーションを得て、マキララ流パーティーをつくり上げます。フィリピン料理を食べて、写真を撮ったり、歌ったり。ポーズを取ればいつでもシャッターチャンスに。誰でも参加大歓迎です!
日時:平成28年9月17日(土) 18:00~20:00(会場17:30)
会場:東京藝術大学千住キャンパス 第7ホール(東京都足立区千住1-25-1)
アクセス:北千住駅[西口]より徒歩約5分
料金:入場無料 ※フード、ドリンクは有料
※内容は変更になる場合があります。

キーワード:


レビュー(0)


コメント(0)


月別イベント