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日程2016年07月28日 ~ 2016年08月25日
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時間11:00
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会場アーツ前橋
【展覧会名】
コレクション+ 行為と痕跡
【会期】
7月22日(金)~9月25日(日) 57日間
【開館時間】
11:00~19:00(入場は18:30まで)
【休館日】
水曜日
【会場】
アーツ前橋 ギャラリー1
【観覧料】
無料
【主催】
アーツ前橋
【出品作家】
小林達也、髙山陽介
【収蔵作品】
塩原友子、田中恒、中村節也
収蔵作品とともに地域ゆかりの作家を紹介する「コレクション+」シリーズ。今回は、絵画、彫刻という表現の創作過程の「行為」と「痕跡」に着目して二人の作家を紹介します。
小林達也は何もない画面からかたちを見出し抽象絵画を生み出します。髙山陽介は日常生活のなかから、浮かび上がるイメージを生成させて彫刻にし、その彫った木くずも作品として残し、彫るという行為の跡を作品に焼きつけます。これらの絵画と彫刻は、加える行為と削る行為という真逆の作業によって成り立ちます。イメージの源泉も正反対の彼らの創作=行為によって表れ、重ねられた絵具と残された木くずは、美術家が持つ内なる衝動の痕跡といえるでしょう。
内側から突き動かされる制作行為は作家を作品へと没入させ、純度を高めた感性が現れます。かつて前橋の画家・田中恒は、「その人の赤裸々な真実が現れたとき、そこに芸術がある」と言いました。本展では地域ゆかりの現役作家とともに、田中恒をはじめとするアーツ前橋所蔵作品から、感性に制作行為を委ねた画家たちの絵画を展覧します。