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8月

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終了表現の森 協働としてのアート

アートが福祉や教育、医療の現場に入ることで起こる変化を考える。母子生活支援施設やデイサービスセンターなどの利用者との協働でできた作品とそのプロセスを展示します。

  • 日程
    2016年07月22日 ~ 2016年08月22日

  • 時間
    11:00

  • 会場
    アーツ前橋

【展覧会名】表現の森 協働としてのアート
【会  期】7月22日(金)~9月25日(日) 57日間
【開館時間】11:00~19:00(入場は18:30まで)
【休 館 日】水曜日
【会  場】アーツ前橋(群馬県前橋市千代田町5-1-16)
【観 覧 料】一般500円/学生・65歳以上・団体(10名以上)300円/高校生以下無料
※1枚の観覧券で会期中3回まで入場可。
※8月20日(土)は、「夏休みキッズフェスタ2016」開催のため無料
※以下の方は無料でご入場いただけます。
1) 障害者手帳をお持ちの方と介護者1名
2) 雇用保険受給資格者証をお持ちの方で求職中の方
3) 児童扶養手当証書をお持ちの方
4) 要介護(支援)認定有効期限内の介護保険被保険者証をお持ちの方
5) 難民認定証明書をお持ちの方
6) 生活保護受給票をお持ちの方
7) 教員
8) 福祉施設に勤務されている方
9) 美術・医療・福祉・教育を専門に学ぶ大学生と専門学校生
【主  催】アーツ前橋、アートによる対話を考える実行委員会
【助  成】公益財団法人 日本財団
【協  力】
一般社団法人 たんぽぽの家、NPO法人 ぐんま若者応援ネット アリスの広場、NPO法人 こえとことばとこころの部屋、認定NPO法人 日本紛争予防センター(JCCP)、ぐんまHHC、国立大学法人 群馬大学、小山登美夫ギャラリー、サヤカ・クリニック、社会福祉法人 清水の会 デイサービスセンターえいめい、社会福祉法人 上毛愛隣社 のぞみの家、社会福祉法人 フランシスコの町 あかつきの村、社会福祉法人 わたぼうしの会、南橘町自治会
【参加プロジェクト数】
 8団体

アーツ前橋は、開館以来アートの持つ創造力を通じて地域と繋がることを目指してきました。本企画展のために、これまでアーティストと前橋市内にある福祉施設や団体と協働しながら5つのプロジェクトを実施しています。これらの活動は、今後長期的に継続していく予定です。その序章となる本企画展ではその過程を紹介し、アートが福祉や教育、医療の現場に入っていくことで、どのような化学変化が起こりうるのかということを考えます。これらの現場にアーティストと共に表現という手段で入り込むことで、アートそのものも、そこに生きる人々の日常に寄り添うようにその形を変容させていきます。そうしたリアルな現場の中で、アートが持つしなやかなコミュニケーションの可能性を探っていきます。
個人の考えを表現して他者と共有することは、私たちが想像するほど容易なことではありません。ただ、表現することは、異なる考えの人々を繋げ、理解し、共存させる力があります。私たちはこの現代社会の中でさまざまなしがらみや境界に出会い、現状の社会的価値観の中で生きることの困難さを感じることもあります。このような社会において、アートや美術館にはどのような役割が求められているのか考えていきたいと思います。

【主な見どころ】
①現代の社会構造の中で生きづらさを感じる人々に対してアートはどんな役割を果たすことができるのでしょうか。前橋市内で展開する5つのプロジェクトを通じて「人と人」を繋げるコミュニケーションとしてのアートの役割を考えます。
②福祉、医療、教育の現場でアートプロジェクトを行う意味は何でしょうか。施設の利用者やスタッフと共に表現活動を行うことにより福祉、医療、教育の現場における利用者を支える人々へのアートの提案をおこないます。
③アートとは異なる現場にアーティストと共に入っていくことにより、単なる個人の表現ではなく、プロジェクトに参加する人々の異なる価値観を吸収し、共存させる仕組みとしてのアートの可能性を考えます。
④アートそのものの意味が変化する現代において、美術館の役割とは何でしょうか。充実した関連プログラムを通じて、美術館を単なる鑑賞の場から、社会課題に関わる表現の場として提示します。
⑤2020年の東京オリンピック文化プログラムの中で、「社会包摂(ソーシャルインクルージョン)」をテーマにした企画は増えていきます。そのような状況に呼応して、前橋において長期的視野で福祉施設とアートの協働プロジェクトを展開していきます。

キーワード:

福祉 / 医療 / 教育


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