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日程2016年04月19日 ~ 2016年05月14日
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時間00:00
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会場TRUNKMARKET
このプロジェクトに興味を持って頂きありがとうございます、VJ HAJIMEと申します。 およそ7年前から私がVJとして参加していたDJ FRANCOIS K.主宰のパーティー『deepspace』の東京公演でFRANCOISの好意と彼のプロモーターであるRyo Watanabeさんのご協力でペインティングアーティストのTomozo aka Tomoko Kevorkianさんと初めてコラボレーションを行いました。
deepspaceでコラボレーションを続けていた時に、当時WAVE MUSICの日本のディストリビューションレーベルから彼女のアートワークを用いたDVDを作ろうという話が持ち上がりました。
音源はレーベルからリリースされていたMIX CDを使用して作ったものの、DVDで楽曲を使用するとなるとMIX CDの音源とは別の契約が発生し、資金面での対応が困難になりました。 DVDは一度制作完成に至ったものの、リリースされないままレーベル自体の活動がストップしDVDのお話もそのままになってしまいました。
今回のプロジェクトは一度完成したものの、リリースする事が出来なかったアートワークDVDを現在にアップデートした作品として制作するものです。
制作にあたりクラウドファウンディングを活用し、皆様のご協力のもと一部資金を募り、DVD制作を行います。
楽曲の担当はFRANCOISとRyo Watanabeさんのご意見、ご推薦を頂き、ドイツ最大のエレクトロニック・レーベルKompakt唯一の日本人アーティストとしてKaito名義の作品を発表する日本が誇るオリジネーターKaito aka Hiroshi Watanabeさんが行います。
ご支援頂いた資金は音源提供制作、サイト掲載手数料として活用致します。 また、deepspace東京公演にサポートしてくれたコバヤシテルユキさん、にーやんさん、海外向けての翻訳にワカツキメグミさんも今回のプロジェクトにご協力して頂き、出版流通のフォロー・企画運営をディスクユニオン様と共に行っています。 皆様に楽しんで頂けるよう、作品作りに全力を尽くします。 どうぞよろしくお願い致します。 DVD制作支援、購入はこちらからお願いします。
http://trunkmarket.jp/project/s/project_id/20
https://www.facebook.com/TomozoakaTomokoKevorkian
Tomozo aka Tomoko Kevorkian ~アートワークを作る事になったきっかけ~ / The background of the collaboration with Tomozo’s artwork till now
さかのぼれば、幼稚園で園長先生に絵が上手ねと褒められて以来、自分は絵の才能があると思い込んで来た人生です。10代の頃はマンガ家かイラストレーターになりたかった。
私の手法が生まれたのは、ある日無心で子供のように紙の上でパレットナイフと絵の具
で遊んでいる時でした。
一色の絵の具から3Dのようなディメンションが出来て、
その中にいろんなストーリーがあるように見えました。
遊んだその紙はゴミ箱へ行く予定でしたが、夫が帰宅し、
それを見て驚き、捨てるのなら欲しいと言いました。
その後、夫からもっと実験してみたらどうかと勧められて何百枚も描き始めたのです。
それは、私のセラピーのようになりました。
ただ無心に目的も無く手を動かすだけ。
Keith Haringの言葉に Every drawing is a performance and ritual.とあります。
まさにその時の感情、エナジーを一枚の紙にぶつけるのみです。
無心になるうち、私は芸術の神様たちの道具と化していました。
なるべくそういう風に描かされている状態を味わうことにしました。
どこで止めるかは神のみぞ知る。出来上がった作品をじっくり時間をかけて眺めると、
いろんな風景や、ダンサーや、動き、顔などが見えて来ます。
人によって見えるものが全然違うことも、とてもおもしろく感じます。
ドイツの人にはドイツの俳優の顔が見えると言われました。私には体内のように見える絵が他の人には森に見えたりします。
絵が生きていると言われます。
魂が宿っているなら、それ以上に嬉しいことはありませ
ん。ただ感じてくだされば嬉しいです。じっくり眺めてもらえたら嬉しいです。