イベント

3月

09

4月

09

終了アキバタマビ21 第51回展覧会 「かたちになっていく」

日本画専攻の卒業生を中心に構成された展覧会

  • 日程
    2016年03月09日 ~ 2016年04月09日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    アキバタマビ21

【展覧会内容】

 私たちは作品を制作するとき、日々出会う様々なものからの影響を受け、イメージを紡ぎだしています。日常は芸術の大きな源泉のひとつであり、芸術は決して非日常的なものではないのです。
 本展は、日常的に私たちに影響を与えた「もの」や、イメージが作品へと変わる過程で生まれる、ドローイングやメモ、文章などを作品と同時に展示することで、日常からイメージが発生し、そのイメージから作品ができあがる時間(=過程)の追体験を可能にすることを目的としています。それにより、鑑賞者は作品の背景やイメージの源泉、美意識などにより深く触れることができるでしょう。また、作家の日常と鑑賞者の日常との接点をつくることは、鑑賞者の日常に寄り添うことでもあります。鑑賞者の日常と作品世界をつなげ、私たちのイメージの源泉に触れてもらうことができれば、鑑賞者の日常に対する感覚を更新することも可能なのではないでしょうか。
 本展では多摩美術大学の日本画専攻を卒業・修了し、日本画を出発点としながら作家活動をしている4名の内的な世界を濃密に展開します。日常が芸術に変わり、鑑賞者の日常へと回収されていくダイナミックな過程を是非体感してください。

【出品者名】 

●齋藤のはら Nohara SAITO

1987年 東京都生まれ
2011年 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
2013年 多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科油画専攻領域修了
現在   多摩美術大学美術学部芸術学科副手
【個展】
2011年 齋藤のはら 展(SYSTEMA GALLERY)
     LOVERS ANONYMOUS展(熊谷守一美術館3Fギャラリー)
2015年 齋藤のはら/Baptismal 展(ギャルリー東京ユマニテbis)
【グループ展】
2011年 CAF.N 2011ゲスト作家出品(埼玉県立近代美術館)
2012年 The Art Exhibition On Paper (Sanamchanda Art Gallery)
2013年 呼ぶ、呼ぶ、呼ぶ(TURNER GALLERY)

●永岡郁美 Ikumi NAGAOKA

1987年 島根県生まれ
2011年 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
2013年 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻日本画修士課程修了
【個展】
2013年 永岡郁美 個展(かわべ美術)
2015年 永岡郁美 個展(今岡美術館) 
【主なグループ展】
2010年 「Leafage―日本画四人展」(Gallery Art Point)
2011年 平成22年度多摩美術大学日本画科卒業生グループ展(スルガ台画廊)
2012年 三菱商事アート・ゲート・プログラム2 0 1 1 年度奨学生作品展
     「EYE OF GYRE」(GYRE 3F)
2013年 光明院障壁画「蓮池図」完成記念展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
     日本画の様々な表現展—作家の言葉— (FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
     夏のうちわ展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
     みんなのギャラリー第6期展覧会「Party」(みんなのギャラリー)
2014年 新春万福! お年賀展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
     アニマルサーカス展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
     グループ展ARTE(かわべ美術)
2015年 新春万福!お年賀展 (FEI ART MUSEUM YOKOHAMA)
     next展(REIJINSHA GALLERY) 
【その他】
・三菱商事アート・ゲート・プログラム第1 3 回、15 回、23 回出品
・大学院修了研究「ボストン美術館所蔵平治物語絵巻( 部分) 現状模写及び装こう」
・東京芸術大学『別品の祈り』法隆寺金堂壁画 展 制作アシスタント
・ミャンマー バガン遺跡 壁画複製プロジェクト 制作アシスタント

●宮ヶ丁渡 Wataru MIYAGACHO

1986年 富山県生まれ
2011年 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
2013年 多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科日本画領域修了
現在   多摩美術大学日本画研究室助手
【個展】
2013年 宮ヶ丁渡 展(アートスペース羅針盤)
2014年 宮ヶ丁渡 展(アートスペース羅針盤)
2015年 宮ヶ丁渡 温度の標本(アートスペース羅針盤)
【主なグループ展】
2008年 1/4.ヨンブンノイチ展(富山県民会館)<以降’09、’10>
     りんごと出会ったころから…(画廊喫茶ルーエ)
2010年 遊美(タワーホール船堀)
     LIVE(アートスペース ユーメリア)
2011年 油- 日 展(GALLERY SHOREWOOD)
2012年 第3回こめつぶつぶより展(山猫軒)<以降第4回、第5回>
     多摩美術大学大学院 日本画・版画展“トエハタエ”(佐藤美術館)
     碧い石見の芸術祭2012(三隅中央会館)
2013年 羅針盤セレクション2013「注目の作家展」(アートスペース羅針盤)
     未来の収穫祭'13(丸亀市生涯学習センター)
2014年 ※COME展7(藤屋画廊)
     ギャラリーへ行こう2014(数寄和ギャラリー)
     THE ART FAIR +PLUS-ULTRA 2014(スパイラルガーデン)
2015年 Whole Art Catalog (Gallery FACE TO FACE)
     Whole Art Catalog 2(ガレリア青猫)
     STANZA[スタンツァ](ギャラリー向日葵)
     SICF16(スパイラルホール)
     宮ヶ丁渡×渡邊透真 展(ギャラリー58)
     TAMA VIVANT Ⅱ 2015 「リベラル@rt」(パルテノン多摩)
     FINE ART UNIVERSITY SELECTION 2015-2016(茨城県つくば美術館)
     the art fair +plus-ultra 2015(スパイラルガーデン)
2016年 倶楽部山猫絵画展(山猫軒)
     一点豪華主義(ガレリア青猫)
【受賞・入選】
2014年 第50回 神奈川県美術展 入選
     越中アートフェスタ2014 優秀賞
2015年 SICF16 準グランプリ
     トリエンナーレ2015年公募・神通峡美術展 入選
【助成金】
2015年 公益財団法人吉野石膏美術振興財団 若手日本画家に対する展覧会助成

●渡邊透真 Toma WATANABE

1987年 東京都生まれ
2012年 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
2014年 東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻修士課程修了
【個展】
2014年 渡邉透真個展-森の夢を見る-(みんなのギャラリー)
【主なグループ展】
2010年 ~ 展(BankArt Studio NYK)
     小平アートサイト2010ギャングエイジ展(武蔵野美術大学)
     Blue Forest(銀座西欧ギャラリー)
2011年 碧い石見の芸術祭2011(石正美術館)
2012年 多摩美術大学日本画専攻卒業制作展(東京銀座画廊)
     東京五美術大学連合卒業・修了制作展(国立新美術館)
2013年 中之条ビエンナーレ2013セレクトアーティスト展(西武渋谷美術画廊)
     中之条ビエンナーレ2013(中之条町)
2014年 東京藝術大学卒業・修了作品展(東京藝術大学美術館)
     KEA小砂環境芸術祭(那珂川町)
2015年 宮ヶ丁渡×渡邊透真 展(ギャラリー58)
【受賞】
2011年 碧い石見の芸術祭2011 美術大学選抜日本画展 奨励賞

【展覧会詳細】
「かたちになっていく」 “Taking Form”
2016年3月9日(水)~4月9日(土)
開館時間 12:00~19:00(金・土は20:00 まで)、火曜休場

【イベント】
● オープニングパーティ
3月12日(土)18:00~

● トークショー
3月20日(日)14:00~16:00
出品作家とゲストによるトークイベント
ゲスト:岡村桂三郎(多摩美術大学 教授)
    日高理恵子(多摩美術大学 教授)

【展覧会場】
アキバタマビ21
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
電話:03-5812-4558
URL: http://www.akibatamabi21.com
アクセス:
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分

※「アキバタマビ21」は多摩美術大学が運営する、若い芸術家たちのための作品発表の場である。ここは若い芸術家たちが、互いに切磋琢磨しながら協働し共生することを体験する場であり、他者と触れ合うことで自我の殻から脱皮し、既存のシステムや権威に依存することなく自らをプロデュースし自立していくための、鍛錬の場でもある――そうありたいという希望を託して若い芸術家たちにゆだねる、あり得るかもしれない「可能性」の場であり、その可能性を目撃していただく場所である。

キーワード:

アート / 日本画 / 展覧会


レビュー(0)


関連骰子の眼

月別イベント