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日程2016年03月12日 ~ 2016年03月21日
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時間10:00
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会場象の鼻テラス
障害のある人がアート活動に取り組む上でのバリアは何か?
誰がどのように取り除いてゆけばよいのか?
スローレーベルは今年度、この問いに取り組むためにさまざまなプログラムを実施してきました。1年間の活動の中で見えてきた課題やこれからの展望を発信し、社会全体で考えていくためのきっかけづくりとしての展覧会です。
■展示内容
1.アクセシビリティ&アカンパニスト研究プログラム
障害のある人もない人も、地域の中でいっしょにアート活動を行う環境をつくるためには、社会の中にあるさまざまなバリアを取り除く人材が求められています。「アクセス・コーディネーター(環境をととのえる人)」「アカンパニスト(一緒につくる人/伴奏者)」が実践を通じて、感じたこと、考えたことなどを紹介します。
2.スローレーベルの相談窓口
スローレーベルが開設している相談窓口には、障害のある人のアート活動におけるさまざまな悩みや相談が寄せられます。それらの相談内容から、いま現場で必要とされていることを探っていきます。
3.福祉の現場のアート
神奈川県内でアート活動を行う3つ福祉施設が集い、対話を重ながら展示を創り上げました。それぞれの活動の独自性や現場の人々の思いを垣間見ることができます。これらの実践や県内のネットワークをさらに広げていくために、3施設によるトークイベントも併せて開催します。
参加施設:
アート・メープルかれん(横浜市港北区)
studio COOCA(平塚市)
studio FLAT(川崎市)
■関連イベント
※申込不要・参加無料
ギャラリートーク&座談会
2016年3月12日(土)14:00-
展示作品について、制作の背景や施設職員のかかわり方を紹介。そのあと、現場の悩みやその解決方法を座談会形式で考えていきます。
スピーカー:大平暁(studio FLAT)、COOCA、南芳枝(アート・メープルかれん)
ワークショップ「さやかライブペインティング」
2016年3月12日(土)13:30〜17:30
studio COOCA所属のアーティスト・横溝さやかさんの公開制作。訪れたお客さんをその場で描き、作品世界の中登場させてくれます。
アーティスト:横溝さやか
パフォーマンス「ふもっふっ人形劇」
2016年3月12日(土)13:30〜15分程度
制作・出演:人形劇団ふもっふっ二代目
誰でも知っている昔話をへんてこにアレンジ!「テキトー版」シリーズとしてクーカメンバーが脚本、監督、声の出演をするブラックユーモアあふれる人形劇です。