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日程2015年08月10日
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時間19:00
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会場3331 Arts Chiyoda （〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14）
wawa×AFT「つくることが生きること」シリーズ vol.1
＜ゲスト＞
赤坂憲雄（民俗学者、学習院大学教授、福島県立博物館館長）
佐藤弥右衛門（会津電力代表取締役、大和川酒造店9代目社長）
伊藤宏一（哲学者、千葉商科大学人間社会学部教授）
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震災後に福島でうまれたコミュニティパワー「会津電力」の取り組みを通じ
地域でのエネルギー自立を通じて社会を民主化する可能性を探る
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アップル、フェイスブック、アマゾンなど、海外の大手企業が続々と再生可能エネルギーの導入を発表しています。巨大IT企業のインフラを再生可能エネルギーでまかなうのが最近のトレンドのようです。
▶アップル、「再生エネルギー100％」体制へ
http://wired.jp/2015/05/13/apple-100-renewable-energy/
▶Amazon、データセンター用に大規模な風力発電所を建設
http://www.gizmodo.jp/2015/07/amazon_48.html
▶フェイスブックの新しいデータセンターはすべて風の力で動きます（エアコンも）
http://www.gizmodo.jp/2015/07/facebook_114.html
ちなみ日本では、六本木ヒルズも自家発電
http://smarthouse-lab.com/2013/07/whats-microgrid/
この10年で世界のエネルギー状況は激変し、いま世界では自然エネルギーの価格破壊が起こっています。こういった潮流は海外だけでなく、日本にも影響しており、日本では2012年7月のFIT（固定価格買い取り制度）の導入が後押しとなり、2013年には「ご当地電力」という言葉が流行語大賞にノミネートされました。「ご当地電力」は、海外では「コミュニティパワー」と呼ばれています。
デンマークのサムソ島は、100%自然エネルギーで自給自足を実現
http://jm.nikkeibp.co.jp/sustainablejourney/city/000052/
＊写真：SUSTAINABLE JOURNEY
コミュニティパワーとは、地域コミュニティがオーナーシップをもち、主体的に、その便益（利益や雇用など）がコミュニティに戻っていくような地域の自然エネルギーの在り方を指します。キーワードは、地域コミュニティが「当事者」となること。こういった、生活の基盤であるエネルギーを自分たちでつくり自立していこうという地域分散型の取り組みが日本各地で広がっています。
来年6月には、電力の小売りが全面的に自由化されますが、これらの動きは私たちの暮らしにどのように影響してくるのでしょうか？
このトークイベントでは、日本の本格的なコミュニティパワーである「会津電力」の取り組みを通じ、エネルギーと地域の関係、地域エネルギーの自立による社会の民主化の可能性、そしてこれからのエネルギーと私たちの暮らしについてリアルに考えます。
会津電力は、原発事故で甚大な被害を受けた福島でできた本格的なご当地エネルギー会社で、200年の歴史をもつ造り酒屋の9代目であり、喜多方のまちづくりを行ってきた地域の名士でもある佐藤彌右衛門さんが代表を務めています。
今回は、佐藤彌右衛門さんをはじめとするキーマンの方々をゲストに迎え、原発事故や地域の課題に切実に向き合うことで生まれた「会津電力」のお話を通じ、エネルギーと地域の関係について、そして地域でのエネルギー自立を通じて社会を民主化する可能性について、参加者のみなさんと共有し考えたいと思います。
日本の民主化の可能性を考えたい人、地域・地元に関わる活動をしたい人、日本の自然エネルギーの取り組みに興味がある人、などはとくに必見です。
未来への構想力に満ちた貴重な時間となるでしょう。
2015年08月10日（月）19:00-21:00 （受講料:2000円 学生1000円）
会場：3331 Arts Chiyoda 1階ラウンジ
お申し込み・詳細 http://0810-wawa-aft.peatix.com
