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日程2015年03月21日
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時間13:00
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会場名古屋テレビ塔
この土地に住む私たちは、土地のなにを知り、なにを知らないで、あるいは知らないことに気づくこともなく、この土地に住み、土地(または社会)をつくりあげることに寄与しているのでしょうか。寄与していないのでしょうか。それとも、そんなさまざまとも関わりなくここで生きているのでしょうか。
土地への思いを<鳥>という字にのせて。
書家・華雪さんの書のワークショップを開催します。
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風という字の形はもともと鳥という字で、風には「言葉を運んでいく」とい う意味があります。
カイツブリがつかんだ泥で陸地が生まれ、鳥が運んだ言葉で、私たちの社会は形成されていった。
今回、テレビ塔にのぼり、その周辺の土地を歩くことで、あらためて私たちが暮らす土地を見て、知ろうとし、知り(もしくは知り得ないことも知り)、思い、感じ、考える時間を過ごして、自分を土地をつくる鳥に模すのか、鳥というものに何かを象徴させるのか、ただただその土地に飛んでいる鳥を思い浮かべるのか、それらとも異なるなにかの思いや考えが浮かぶのか。
参加者みなさんのさまざまな思いを<鳥>という漢字にのせて、思いが飛び交う時間にできたらと思います。
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日時:2015年3月21日(土)
集合13時 終了17時
集合場所:名古屋テレビ塔1F
講師:華雪
料金:4800円(材料費込み、展望台チケット付き)
定員:20名
持ち物:筆記道具、メモ帳、練習用の古新聞(古紙)
※その他の道具はこちらで用意いたします
※汚れてもいい服装でご参加ください
詳細:http://towerofgrebe.tumblr.com/post/110695311744
ご予約:
下記アドレスまで必要事項を明記の上、お申し込みください。
[ignition.gallery@gmail.com]
件名 : 「ことばをはこぶ<鳥>」
1.お名前(ふりがな)
2.ご連絡先
3.ご予約人数
*ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
*メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
*お席に限りがございますので、お早めのご予約、お申し込みをお薦めいたします。
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華雪
書家。1975年、京都府生まれ。92年より個展を中心にした活動を続ける。〈文字を使った表現の可能性を探る〉ことを主題に、国内外でワークショップを開催。舞踏家や華道家など、他分野の作家との共同制作も多数ある。刊行物に「石の遊び」(2003年、平凡社)、「書の棲処」(06年、赤々舎)、「ATO 跡」(09年、betweenthe books)ほか。「コレクション戦争×文学」(集英社)をはじめ、書籍の題字も手がけている。http://www.kasetsu.info
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企画:熊谷充紘(ignition gallery)
主催:カイツブリの塔