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3月

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終了【TARL】プロジェクト構想プログラム―「光の蘇生」プロジェクトを構想する 第7回:最良の修復を考える

現代美術の「修復」について、ゲストと共に探ってゆきます。

  • 日程
    2014年03月10日

  • 時間
    19:00

  • 会場
    3331 Arts Chiyoda

2011年の3.11直後、宮島達男氏は自ら『Counter Void』(六本木・けやき坂に常設されている光の作品)の灯を消しました。2年が過ぎ、時代に応答した技術と社会性をもって再点灯が必要であると作家は考えています。本プログラムでは同作品の再点灯の検討を通じて、芸術作品の「所有」「継承」「蘇生」の社会的意義についてゲストとともに探り、考えてきました。今回のテーマは「修復」。

素材や形式、場、社会的な文脈など、現代アートの成立条件が複数あるなかで、「修復」はそのどれもに関わりながら作品を最良の状態に戻すことを意味するといってもいいでしょう。2013年度の最終回では、兵庫県立美術館のコンサヴァターである相澤邦彦氏を迎え、世界のアート界で議論されている考え方や実践を踏まえながらアートを再び成立させるポイントについて話し合います。

〈日時〉2014年3月10日(月)19:00〜21:00(開場18:30)
〈会場〉東京文化発信プロジェクトROOM302 (東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])
〈料金〉入場無料
〈定員〉先着50名(事前申込可)
〈主催〉東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

お申し込み方法:
前日までにTARL公式サイトのウェブフォームまたはメール、Faxにて「お名前」「ご所属(ご職業)」「メールアドレス」「当日ご連絡先(携帯電話など)」をお伝えください。
http://tarl.jp/ E-mail:info@tarl.jp Fax:03-6740-1926
※ご記入いただいた個人情報は、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。

〈ゲストプロフィール〉
相澤邦彦(兵庫県立美術館保存・修復グループ学芸員)
1975年山口県下関市生まれ。2000年成蹊大学文学部卒業。1998年美術修復研究所研究員、2002年森美術館コンサヴァターを経て、2012年より兵庫県立美術館に勤務。油彩画を中心に、近現代美術作品の保存修復と美術館における予防保存活動全般に携わる。共著に、日本博物館協会編『博物館資料取扱いガイドブック 文化財、美術品等梱包・輸送の手引き』(ぎょうせい、2012年)、文化財保存修復学会編『文化財の保存と修復15 日本における「西洋画」の保存修復』(クバプロ、2013年)がある。

※Tokyo Art Research Lab(TARL)とは
アートプロジェクトを実践する全ての人々に開かれ、共につくりあげるリサーチプログラムです。現場の課題に対応したスキルの提供や開発、人材の育成を行うことから、社会におけるアートプロジェクトの可能性を広げることを目指しています。TARLは、東京の様々な人・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信することを目指す東京文化発信プロジェクト事業「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。 www.bh-project.jp

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