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日程2014年02月22日
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時間19:00
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会場猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403
このたびAITでは「第6回恵比寿映像祭」地域連携プログラムの一環として、一夜限りのイベント、 『BYOB-Bring Your Own Beamer @AIT』を2014年2月22日(土) 19:00-22:00に、代官山AITルームにて行います。
映像とアートの国際フェスティバル「恵比寿映像祭」。第6回目となる今回は「トゥルー・カラーズ」をテーマに、2月7日(金)から15日間に渡り、東京都写真美術館で開催中です。
同展の関連企画となる"BYOB - Bring Your Own Beamer"は、世界各地で行われている、作家が自由に映像を持ち寄って会場内に映し出す一夜限りの実験的なイベントです。インターネット上でインタラクティブな作品を発表しているアーティスト、ラファエル・ローゼンダール(オランダ)により、2010年より開始されました。ローゼンダールは、2009年にAITのレジデンス・アーティストとして東京に滞在した経験も持ちます。
インターネット上に作品を展開し、仮想現実の世界が現代社会に及ぼす影響や可能性を追求するローゼンダールが考案したBYOBは、プロジェクターがあればすぐに投影できるというモバイルさと即興性、また、こうしたアイディアに賛同した誰もが企画できることから、多くの人々に支持されています。こうした動向は、近年のテクノロジーの発展にともない、映像メディアのより自由な表現が可能になったことを示唆しているともいえるでしょう。
今回のイベントでは、漫画家や若手の映像作家、VJなどの表現者が映像作品を持ち寄り、AITルームの壁面、天井、窓などに多様な表現を映し出します。それは、さまざまな文化が交差し、共存する東京そのものの姿ともいえるでしょう。ぜひ、日常の隙間に起こるハプニングとしての一夜を体験しませんか。
20:00からのオープンマイクセッションでは、参加作家にインタビュー。映像制作におけるエピソードや作品の背景などをお聞きします。来日中のローゼンダールも、会場に駆けつける予定です。
天井に投影された映像を寝転がって見たり、作家との交流を楽しんだり、映像を体験するのに、ルールはいりません。皆さんのご参加をお待ちしています!
[概要]
「第6回恵比寿映像祭」地域連携プログラム『BYOB -Bring Your Own Beamer @AIT』
日時: 2014年2月22日(土)19:00-22:00 (開場18:30) ※20:00よりオープンマイク
会場: AITルーム(渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403) [MAP]
主催: NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
入場: 無料(ドリンク等は有料)
*参加作家は随時AITのHPでお知らせします。
[鑑賞をご希望の方へ]
事前予約は不要です。直接会場へお越しください。
*会場は、代官山のアパートの一室になります。スペースの都合上、満員の際は入場を制限する場合があります。
◯ 恵比寿映像祭とは?
年に1度、15日間にわたり、東京都写真美術館全館を使って、展示、上映、ライヴ・イヴェント、 トーク・セッションなどを複合的に行うことを通じて映像分野における想像活動の活性化と、 優れた映像表現やメディアの発展を過去から現在、そして未来へといかに継承していくかという 課題についてあらためて問い直し、対話を重ね、広く共有する場となることを目指す、ユニーク なフェスティバル。今回は「トゥルー・カラーズ」をテーマに、映像というメディアが映し出す 現代社会の多様性を示し、世界各地で起こっているグローバリゼーションの中で失われたものの 重要性、新たに生み出されたネットワークやコミュニティ、そして未来への可能性を探ります。
公式サイト:www.yebizo.com
○BYOBとは?
"Bring Your Own Beamer"の略。2010年よりオランダ出身のアーティスト、ラファエル・ローゼンダールにより開始された、映像を使った即興の展覧会プロジェクトのオープンアイディア。ベルリンで始まり、世界各地で行われている。ヨーロッパで"Beamer"とは、主にプロジェクターを意味し、それぞれが機材を持ち寄り、極めてシンプルなコンセプトのもと、自由に映像を投影できる。
BYOB 公式サイト: www.byobworldwide.com
ラファエル・ローゼンダール: www.newrafael.com
[お問い合わせ]
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] 依田・堀内
T03-5489-7277 Email: otoiawase@a-i-t.net