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終了第35回ぴあフィルムフェスティバルin関西

第35回ぴあフィルムフェスティバルin関西

  • 日程
    2013年12月21日 ~ 2013年12月23日

  • 時間
    10:00

  • 会場
    神戸アートビレッジセンター

「映画の新しい才能の発見と育成」、「映画の新しい環境づくり」をテーマに掲げている「PFFぴあフィルムフェスティバルin京都&神戸」が、京都と神戸で開催されます。
今年で35回目を迎えるPFF。コンペティション部門PFFアワードで、応募総数511作品の中から厳選された16作品を上映する他、招待作品部門では、映画の持つ「知らなかったことを伝える」力を持つ作品『A2-B-C』(監督&撮影:イアン・トーマス・アッシュ)、『ゼンタイ』(監督&脚本:橋口亮輔)、『なにもこわいことはない』(製作・監督:斎藤久志)の3作品を上映します。

日程:12/21(土)〜23(月・祝)
料金:前売り アワード1回券800円、アワードフリーパス4500円、招待作品1回1200円、全プロフリーパス6000円
当日 アワード一般1000円、学生700円、招待作品一般1500円、学生700円
公式HP:http://pff.jp/index.html
神戸アートビレッジセンター KAVC CINEMA HP:http://kavccinema.jp

<タイムテーブル>
12/21[土]
11:00〜 招待作品部門 知らなかった!『A2-B-C』★
13:00〜 招待作品部門 知らなかった!『ゼンタイ』
14:50〜 招待作品部門 知らなかった!『なにもこわいことはない』

12/22[日]
10:20〜 PFFアワード B
『疾走ラブレター』
『山守クリップ工場の辺り』★

12:40〜 PFFアワード E
『カワツヒロアキ君、はい』
『愛のはずみ』

15:15〜 PFFアワード G
『LONG RIVER FRIEND』★
『それからの子供』

17:35〜 PFFアワード F
『Living with the Dead』
『夜の法則』

12/23[月・祝]
10:30〜 PFFアワード D
『いたいのいたいのとんでいけ』
『きみの信じる神様なんて本当にいるの?』

13:00〜 PFFアワード C
『トータスと私』
『震動』

15:45〜 PFFアワード A
『His Eye Is On The Sparrow』
『女島』★

18:15〜 PFFアワード H
『夜とケイゴカー』★
『踊ってみせろ』

上映作品
【PFFアワード2013】

◎PFF Award A
『His Eye Is On The Sparrow』 26分/カラー
監督 田島由深
森で人知れず歌われる美しい歌。土手に放置された謎の立て看板。「お願いされずに」存在するアートたち、を見つめる人達、を見つめて、表現の喜びと不確かさへの愛が輝く。

『女島』 79分/カラー 審査員特別賞/ジェムストーン賞
監督 泉谷智規
不衛生な小屋で食肉を解体するメジマには生きる目的がない。対照的に、幸福な人生を貪欲に求めて慕われる中国人青年リー。倫理はぶっとばして「生」の根源を見つめる活劇。

◎PFF Award B
『疾走ラブレター』 6分/カラー
監督 山本圭祐
走り出した恋心はもう止められない! 純朴高校男児たちの心躍る時間の先に待ちうける夕陽に涙が滲む。青の時代を通過したすべての男性諸氏の記憶の扉がノックされる!

『山守クリップ工場の辺り』 99分/カラー 審査員特別賞
監督 池田 暁
手作業でクリップを作る工場、見たこともない飲食物、いつかも不明な時代設定。独特の世界観で、淡々と生きる人々に起きる些細な出来事を描く、少しダークなファンタジー。

◎PFF Award C
『ト—タスと私』 52分/カラー
監督 川喜田茉莉
行方不明のリクガメを探す少女とふたりの少年。風変わりな大人たちとの出会いを通じて、ゆったりとしたリクガメの動きのような、子供だけが感じる時間の流れが浮かびあがる。

『震動』 73分/カラー 映画ファン賞
監督 平野朝美
音のない世界で充足していた春樹と直。音楽が2人の間に亀裂をつくり、亀裂によって愛が深まる。春樹は歌い、直は聴く。音のない世界に悲鳴のような歌が響きわたる。

◎PFF Award D
『いたいのいたいのとんでいけ』 30分/カラー
監督 朴 美和
小学1年生の加奈はどんな傷もバンドエイドで治せると知る。子供が主役のスイートな仕立てながら、中身はビター。加奈ちゃんの表情七変化は、心の傷に効く必見の万能薬だ。

『きみの信じる神様なんて本当にいるの?』 87分/カラー 準グランプリ
監督 猪狩裕子
不法滞在、ネグレクト、折檻、エアガン、アル中、紙飛行機、団地。戦場は、日本の私達のすぐ側にもある。生き残ろうとする少年と少女の束の間の交感を、透明な優しさで描く。

◎PFF Award E
『カワツヒロアキ君、はい!』 45分/カラー
監督 河津宏亮
父の借金が原因で両親が離婚!?青年はカメラを手に帰省し、姿をくらました父親を探し出して詰問するもラチがあかない。そのとき、奇跡のように、大切な記憶が現れ2人は…。

『愛のはずみ』 78分/カラー エンタテインメント賞
監督 佐藤悠玄
少年院から出た少女は或る男の居場所を突き止め尾行を始める。驚くべき大胆さで近づく少女を戸惑いながら受け入れる男。そこには少女だけが抱える残酷な真実が秘されていた。

◎PFF Award F
『Living with the Dead』 49分/カラー
監督 富樫 渉
街にゾンビが溢れる生活を、日常的な視点でディテールたっぷりに描く、非アクション指向の正当派ゾンビ映画。生も死も実感しにくい現代、主人公はゾンビを自宅に招き入れる。

『夜の法則』 64分/カラー 審査員特別賞/日本映画ペンクラブ賞
監督 山下洋助
冴えない警備員VS正体不明の通り魔。夜の都市で、見る、見られる、尾行する、が繰り返され、2人は近付いていく。積み重ねられたアクションが、臨界点を越え見事に炸裂。

◎PFF Award G
『LONG RIVER FRIEND』 10分/カラー
監督 荒井周士
長髪同盟を破り、髪を切る事を決意した高校男子の、ささやかな成長譚。とぼけた人間たちが、ふと見せる笑み、困惑、怒り、そして涙。くせになりそうなオフビートコメディ。

『それからの子供』 92分/カラー
監督 加藤拓人
蒸発した父が借金と共に残した家に暮らす青年と、そこに集う孤独な人々。問題の解決でも傷の修復でも復興でもなく、いま現在の風景をただ見つめる先に「それから」が見える。

◎PFF Award H
『夜とケイゴカー』 45分/カラー グランプリ
監督 市川悠輔
イッチーとケイゴは車に乗って田舎道を走る。一回死んでも蘇り、虚構と現実の境も壊し、イッチーとケイゴは走る走る。これぞテン年代のロードムービー!田舎ってすごい。

『踊ってみせろ』 63分/カラー
監督 伊藤裕満
30過ぎの男が孤独を超えどこかに至る時間を、わずかなシーンで描く。臨場感溢れるやり取り、不意に口を出た言葉や沈黙が刺さり、それを的確に捉えた映像設計も素晴らしい。

【招待作品部門】

神戸プレミア上映
『なにもこわいことはない』
2013年/110分/カラー
監督 斎藤久志
いつも彼を見ていた。でも、彼の見ている風景を見たことはなかった—絶望と希望、愛とエゴを、ある夫婦の姿から写し取る。

『ゼンタイ』 2013年/62分/カラー
監督 橋口亮輔
普段の自分を隠す事で少しだけ自由になれる。ちょっぴりイタいが愛おしい、全身タイツ愛好家達のオフ会と日常。

『A2-B-C』 2013年/71分/カラー
監督 イアン・トーマス・アッシュ
不思議なタイトルは、子供たちの甲状腺の検査結果をあらわす記号。福島に通うアッシュ監督が記録してきた子供たちの声。

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