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まなぶ

投稿者:tarl


8月

08

終了TARL【プロジェクト構想プログラム―「光の蘇生」プロジェクトを構想する】

3.11後に消灯された「Counter Void」(六本木)再点灯の社会的意義について、ゲストと共に探り、考えます。

  • 日程
    2013年08月08日

  • 時間
    19:00

  • 会場
    3331 Arts Chiyoda

2011年の3.11直後、宮島達男氏は自ら『Counter Void』(六本木・けやき坂に常設されている光の作品)の灯を消しました。2年が過ぎ、時代に応答した技術と社会性をもって再点灯が必要であると作家は考えています。本プログラムでは同作品の再点灯の検討を通じて、芸術作品の「所有」「継承」「蘇生」の社会的意義についてゲストとともに探り、考えていきます。

【第2回:芸術の賞味期限―「修復」や「所有」から考える芸術の存在論】
〈日時〉2013年8月8日(木)19:00〜21:00(開場18:30)
〈ゲスト〉鷲田清一(せんだいメディアテーク館長/哲学者)
〈聞き手〉宮島達男(美術家)
『Counter Void』の現況を踏まえながら、芸術の成立条件について「修復」と「所有」などのキーワードをとおして話し合います。

【第3回:パブリックアートの行方―芸術と社会環境を考える】
〈日時〉2013年8月19日(月)19:00〜21:00(開場18:30)
〈ゲスト〉北川フラム(瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター)
〈聞き手〉宮島達男(美術家)
野外設置の芸術作品と社会の関係性をさぐり、現在点灯を止めている『Counter Void』蘇生プロジェクトの課題と意義を検討します。

〈会場〉東京文化発信プロジェクトROOM302 (東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])
〈料金〉入場無料
〈定員〉各回先着50名(事前申込可)

〈お申し込み方法〉各回前日までにウェブフォームまたはメール、Faxにて「お名前」「ご所属(ご職業)」「メールアドレス」「当日ご連絡先(携帯電話など)」をお伝えください。
E-mail:info@tarl.jp Fax:03-6740-1926
※ご記入いただいた個人情報は、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。

〈主催〉東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

〈ゲストプロフィール〉
鷲田清一(せんだいメディアテーク館長/哲学者)
1949年京都市生まれ。大阪大総長をへて、現在、大谷大教授およびせんだいメディアテーク(http://www.smt.jp)館長。専攻は、臨床哲学・倫理学。現象学・身体論を専門とし、ファッション研究なども行う。著書『分散する理性』『モードの迷宮』(1989)でサントリー学芸賞、『「聴く」ことの力』(2000)で第3回桑原武夫学芸賞、『「ぐずぐず」の理由』(2012)で第63回読売文学賞評論・伝記賞をそれぞれ受賞。

北川フラム(瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター)
1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。アートディレクターとして国内外の美術館、企画展、芸術祭を多数プロデュースする。代表的なプロジェクトとして「ファーレ立川アート計画」(94年度日本都市計画学会計画設計賞受賞)など。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクター。自ら美術・文化評論の執筆活動も行う。

※Tokyo Art Research Lab(TARL)とは
アートプロジェクトにまつわる問題や可能性をすくいあげ分析する、リサーチ型の人材育成プログラムです。アートプロジェクトを持続可能にするシステムの構築を目指します。東京の様々な人・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信することを目指す東京文化発信プロジェクト事業「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。

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