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音楽

投稿者:Le Tabou


7月

10

終了POSTROCK / SHOEGAZER

  • 日程
    2013年07月10日

  • 時間
    19:00

  • 会場
    LeTabou

サイケデリックで、少しクラシック寄りと言える音色のロックミュージックであるポストロック。
サイケデリックロックの延長に生まれたフィードバック主体のシューゲイザー。
ここ数年の間にまた再燃しつつある音楽の歴史を紐解いていく。

POST ROCK/ SHOEGAZER” ポストロック- 1994年のBark Psychosisのアルバム「HEX」へのコメントをサイモン・レイノルズがポストロックと名乗ったというところから始まったと言われている。
ロックの代名詞と言われるエレキギターを音色として使用したBark Psychosisに対して「ポストなロック」と言いたかったのだろう。

ロックは本来、ディストーションメインでリフやパワーコードを響かせる事が多く、94年当時はグランジやオルタネイティブ、ブリットポップの流れにあった。そんな中でギターを音色(サウンド・デザイン)として使用するという流れの音楽が出始める。これはサイケデリックなトーンに近いのだが、もう少しクラシック寄りと言っていいだろう。そんな音色を考慮されたロックミュージックがポストロックというジャンルになる。ストリングスやエレクトロニックを大幅に導入し、音色を繊細に組み込む事で、世界観を表現する絵画やグラフィックデザインを表現すると言った方が伝わり易い。

そして、シューゲイザー。
シューゲイザーというジャンルほど音楽業界に影響を与え、そして不幸な終焉を迎えたものはないだろう。
名前の由来はご存知の通り、直訳でも分かる通り「靴を見つめる」ということだ。
うつむいてギターを鳴り響かせるとかエフェクトペダルやワウで忙しいとか、色んな説があるが、つまりはサイケデリックロックの延長に生まれたフィードバック主体の音楽である。目新しいのは「美声」がミックスされた事が簡単な説明になるだろう。90年代初頭にこのシューゲイザーと呼ばれるバンドが怒濤のように生まれた。「マジースター」「カーヴ」「チャプターハウス」「フライングソーサーアタック」「ペイルセインツ」「ラッシュ」「ブーラドリーズ」など数多く生まれて来たが、その多くがマイブラの登場によって影に覆われることとなり、ジャンルとしての存在というよりも各バンドの存続が危機的打撃を受ける事となった。儚いジャンルとして伝説となってしまったが、ここ数年の間にまた再燃しつつある。改めてその歴史を紐解いてみようと思う。

太田 ロビン紳(オオタ シン)
デザインオフィス・project.E,inc主宰。
デザイン業務の傍ら、2005-6にミュージック&カルチャーマガジン「Alpha and Omega®」発刊。 主にポストロック・エレクトロニカを中心に超マイナーなアーティストを紹介。 発刊当時、主に都市部での人気を博した。
また、音楽に関するイベントオーガナイザーとしても活動。 2007年には滋賀県びわ湖にてアート作品とポストロックとの融合を実現した 「MOONWAX」、2008年にはフラメンコ&バレエのアートイベントを主宰。
音楽・映像・アート・工芸など人の生み出すものの素晴らしさを発信・追求した活動を行っている。

WORKSHOP -POST ROCK/ SHOEGAZER-
日時: 2013年 7月10日(水) 18:30開場 19:00開演
場所: LeTabou
費用: 無料
定員: 15名(要予約)

ご予約について
本ワークショップは予約制となります。
参加人数、参加者のお名前を全て記載の上info@letabou.jpまでメールにてご予約いただくか、
03-6206-4322までお電話で参加希望の旨をお伝え下さい。 定員に達し次第、募集は終了させていただきます。

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