2007年、第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・梅佳代の作品(写真集「うめめ」より 2006)
「日常」というテーマをさまざまな角度から扱った絵画、映像、インスタレーション、立体、写真などを紹介する、国内外14組の作家によるグループ展『日常の喜び』が、10月25日(土)より水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。
出品作家は、淺井裕介、アトリエ・ワン、岩崎貴宏、梅佳代、大巻伸嗣、神谷哲史、KOSUGE1-16、西尾美也、日比野克彦、藤浩志、ガイ・ベンナー、マルコ・ボーア、宮島達男、森田浩彰。
淺井裕介がマスキング・テープや土を素材に描く拡張する壁画。ガイ・ベンナーの家族で演じる日常が舞台のウィットとユーモアに富んだ映像。森田浩彰の水戸市内で撮り下ろした新作の「時計」映像。大巻伸嗣の来場者の足跡で変容をつづけるインスタレーション。宮島達男の赤色LEDによる生命の表現。岩崎貴宏の日用品から展開する繊細なミニチュア世界。
初日のオープニング・イベントでトークをおこなうイスラエル人のガイ・ベンナー。本邦初の美術館展にあたり自作について語る。(House Hold 2001 Courtesy of Postmasters Gallery, New York,and Take Ninagawa, Tokyo)
KOSUGE1-16のスポーツを取り入れた参加型作品。日比野克彦の楽しいグラフィック作品。神谷哲史の超人的な折り紙作品。梅佳代の心なごませる"決定的瞬間"スナップ。アトリエ・ワンの本棚と閲覧空間が融合した《マンガ・ポッド》。西尾美也の家族の関係性を時の推移とともに写真と服で表現した作品。藤浩志の不要なおもちゃを素材としたインスタレーション。マルコ・ボーアの茨城県大子町にて写真を介して生まれた新作。
本展は、これらの作品をとおして、当然となっている日常、見慣れた生活風景を改めて見つめおなし、それぞれの今の生活を振り返ることへと誘う。
(写真右)塚本由晴と貝島桃代によるアトリエ・ワン。(マンガ・ポッド 2002 第4回光州ビエンナーレ<韓国>)
本展を企画した水戸芸術館現代美術センターによると、第23回国民文化祭が茨城県で開催される時期の企画展として「日常」を楽しむをテーマに企画されたとのことで、「14組の作家が、それぞれの手法で日常を捉え表現しています。その多様性を楽しんでいただき、現代美術にあまり馴染みのない方にも見に来てほしいです」と述べた。
webDICEユーザー対象に、抽選で5組10名様に同展の招待券をプレゼントします。応募方法は下記をご覧ください。
『日常の喜び』
会期:2008年10月25日(土)~2009年1月18日(日)会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城県水戸市五軒町1-6-8)[地図を表示]
開館時間:9:30~18:00 ※入館は17:30まで
休館日:月曜日、年末年始12月27日~1月3日
(但し11月3日・24日・1月12日は開館、11月4日・25日・1月13日は休館)
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円
(学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料)
期間中、関連企画やイベントが多数あります。詳細は水戸芸術館現代美術センター公式ホームページよりご覧ください。
【応募方法】 5組10名様に招待券プレゼント
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■応募締切り:2008年10月15日(水)
※当選者の発表は、招待券の発送をもって代えさせていただきます。