デジタルビデオ革命が起こり、今迄プロが撮影に使っていたクオリティと同等の機材をビックカメラで買えるようになった。でもまだプロレベルのフルサイズのHDビデオカメラはビックカメラでは売っていなかった。
そして今、HDビデオ撮影におけるデジタル革命が、ビデオカメラ売り場ではなく、一眼レフ売り場から起きようとしている。
本体価格30万円、 24-105mmのズームレンズ付で40万円前後という11月下中にキヤノンから発売されるEOS 5D Mark II。
もちろんスティールカメラとしたらとても簡単に買えるものではありませんが、一眼レフのレンズを使ってフルサイズのHDビデオが撮影できるとなれば、これは、革命的な安さ。
まずは、アメリカのキヤノンのサイトにアップされたこのカメラを使用したサンプルを見てみよう。
一眼レフの交換レンズ使いまくりで、一切撮影後の画像処理をしていないというハイエンドなセレブ映像です。
http://www.usa.canon.com/dlc/controller?act=GetArticleAct&articleID=2086
その映像を撮影したVincent Laforetのブログにはメイキングの模様がアップされています。
http://blog.vincentlaforet.com/2008/09/23/behind-the-scenes-video/
撮影可能時間はフルHDで12分。
コマーシャルやPV、映像派の劇映画なら実用的な長さ。
この一眼レフカメラには、マイクも付いているそうですが、実際の撮影に外部マイクは必須でしょう。
映像制作関係者は要チェックなカメラです。
キヤノン、フルサイズセンサー搭載の「EOS 5D Mark II」
~H.264でのフルHD動画記録が可能/デジカメwatch
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/09/17/9238.html