骰子の眼

cinema

東京都 渋谷区

2008-09-07 09:42


「フェデル・カストロは、包容力のある大きな男だった」戸井十月氏『低開発の記憶-メモリアス』DVD発売記念イベント(動画レポート)

作家の戸井十月氏らを迎え、キューバやチェ・ゲバラ、実際に会ったフィデル・カストロの話等を展開。
「フェデル・カストロは、包容力のある大きな男だった」戸井十月氏『低開発の記憶-メモリアス』DVD発売記念イベント(動画レポート)

(C)Action Inc

キューバ不朽の名作と言われている『低開発の記憶-メモリアス』が9月5日に本邦初、DVDで発売された。発売を記念して9月2日(火)に渋谷アップリンク・ファクトリーで発売記念イベントが開催された。

この日は、『チェ・ゲバラ遥かな旅』(集英社)『カストロ、銅像なき権力者』(新潮社)の著書で知られる作家の戸井十月氏をゲストに、本作品の配給を手がける有限会社アクション代表の比嘉世津子氏が聞き手として上映終了後にトークショーが開催された。

トークショーでは本作品の制作国、キューバを中心にラテンアメリカの情勢や魅力を戸井十月氏が語った。


学生時代から、チェ・ゲバラやキューバに興味を持ち始め、1967年、戸井氏が18,9歳の頃、チェ・ゲバラが殺害された事にショックを受けたが、何故キューバという小さい島国がアメリカに抵抗し、革命を起こしたかを意識し、調べ始めた。そして、若い頃より海外に旅をする戸井氏は1988年に初めてバイクでキューバ横断をしたという。

また、2002年キューバの元国家首相フィデル・カストロに実際に会いに行き、カストロと話をした時の事など、戸井十月氏ならではの貴重な体験談を映画を見た観客に聞かせた。

戸井十月公式HP:http://www.office-ju.com/

本作品の発売記念イベントは、9月15日(月、祝)も開催される。
この日はチェ・ゲバラを脱神話化する太田正国氏とキューバ映画祭を開催した東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員の岡田秀則氏を招き、キューバ映画や革命についてのトークショーが開催される。

15日の上映イベント終了後には、南米を中心に葉巻の文化を紹介する葉巻専門ライフスタイル誌”HUMIDOR"が主催する葉巻とラムのイベントも開催される。

■『低開発の記憶-メモリアス』DVD発売記念イベント 上映+トークショー&キューバ産ラムと葉巻を愉しむ夕べ
日時:9月15日(月・祝) 開場14:30/開演15:00
会場:アップリンク・ファクトリー
(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F)[地図を表示]
料金:両日共1,500円

ゲスト:太田昌国(編集者・民族問題研究者)、岡田秀則(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員)

■『calm style magazineヒュミドールpresents~キューバ産ラムと葉巻を愉しむ夕べ』
日時:9月15日(月・祝) 開演18:00
会場:カフェレストラン・タベラ(アップリンク・ファクトリー横)
(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F)[地図を表示]
料金:2,500円(ラム、葉巻、チョコレート付)

【チケット予約方法】
下記項目を明記の上、件名を『(日付記入)低開発の記憶予約』とし、メールにてお申込みください。
※『キューバ産ラムと葉巻を愉しむ夕べ』をご希望の方は件名にタイトルを記載ください。
(1)お名前 (2)予約人数(3名様まで) (3)電話番号 (4)ご住所
factory@uplink.co.jp

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