骰子の眼

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東京都 渋谷区

2008-06-04 17:00


『おいしいコーヒーの真実』公開記念 スロー・カフェめぐりvol.5

満員御礼!映画『おいしいコーヒーの真実』 連載第5回目は「ブラウンライスカフェ」
『おいしいコーヒーの真実』公開記念 スロー・カフェめぐりvol.5
  • コンセプト “whole food”

  • 開放感のある店内

  • ユニフォームのTシャツ。シンプルなデザインが可愛い

マクロビオティック、ビーガン(肉・魚だけでなく乳製品・卵も食べない菜食主義)、巷にあふれるレシピ本でも最近よく見かける“wholefood”というスタイル。
その先駆けである「ブラウンライスカフェ」はからだの底からきれいになれる料理が頂ける女性に大人気のカフェです。今回はカフェマネージャーの阿部さんにお話を伺いました。

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■ブラウンライスカフェ(表参道)

“wholefood”とは、葉先から根っこまで丸ごと素材を頂くこと。
野菜であればなるべく皮を捨てずに調理し、直接食べられなければ風味や香りを取り入れる、素材をゴミとして捨てるところを出来るだけ少くする。

“wholefood”が持つ意味は調理方法のことだけではなく、環境や土、農業のことなど私たちの食生活に関わる全てのことを意味します。

「丸ごと頂く素材を選ぶには安全かどうか、どのような場所でどんな方が作っているのか知らなくてはなりません。そのためには、選ぶための目を持つ事も必要ですが、自分達の出来る事でいい環境を野菜を作る努力をしていきたいと考えています。
例えば、なるべく土壌に負荷の少ない洗剤を使用したり、重曹やクエン酸といった人や土に害のない素材を選んでいます」

無農薬、オーガニックというだけでなく、その先のことを視野に入れ自分の生活にとりれるのが“wholefood”スタイル。ブラウンライスカフェは、食だけではなく別の形でも提案しています。

「4年ほど前からスタッフのユニフォームにオーガニックコットンのTシャツを使用しています。Tシャツでも同様に、素材の背景を知る事が大切だと考えます。また、フェアトレードの商品を数多く日本に紹介している『people tree』のご紹介もありユニフォームとして定番化しています」

食べ物と、毎日着るもの。私たちの生活から切り離せない重要な要素を、ブラウンライスカフェの様に生活に取り入れたいものです。

最後に、阿部さんは映画『おいしいコーヒーの真実』を見て、感想を寄せてくれました。

「1杯のコーヒーがこんなにも多くの人を介して私達の元に届けられているという現実と現地の方々の思いがリアルに分かる内容で、コーヒーに限らず、今の世界でおこっている貧困であったり、食料支援の現実も知る事が出来ました。

人を介するがゆえなのか生産者の思いが伝わりにくくなる事はとても悔しく悲しい事ですが、エチオピアの農家の方々がとても真面目で“タデッセさん”の思いに賛同していくというチームワークもあったりと嬉しい場面もありました。

エチオピアのコーヒーを扱う事は出来なくても、フェアトレードで仕入れた商品を使いたいと強く思いました」

(写真・文 松下香奈子)
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■ブラウンライス カフェ&デリ (表参道)
渋谷区神宮前5-1-17 グリーンビル1F
[地図を表示]
TEL:03-5778-5416
営業時間:カフェ12:00~21:00(L.O 20:00)
     デリ 11:00~20:00
定休日:不定休
http://www.brown.co.jp/

【おとく情報】
「ブラウンライスカフェ」では、映画『おいしいコーヒーの真実』の公開記念として前売り券(半券含む)をご提示頂いた方に、カフェでご飲食いただいた方に、デリで「もりのしずく(水出しコーヒー)」、または「南インド紅茶」をお買い上げのお客様に雑穀バー(クッキー)をプレゼントしています。期間:6月31日まで


レビュー(0)


コメント(1)


  • Nori   2008-06-06 23:01

    映画がついにはじまりましたね。これからも色々なお店でフェアトレードが広まることを願っています。頑張ってください。