映画『パパの木』より (C)photo : Baruch Rafic – Les Films du Poisson/Taylor Media – tous droits réservés – 2010
2003年、初監督作『優しい嘘』でカンヌの批評家週間賞を受賞したジュリー・ベルトゥチェリが、息をのむほど美しく力強い映像で、ジュディ・パスコーの小説を映画化。カンヌ国際映画祭のクロージング作品として上映され、大喝采を受けた。
突然目の前で父親を亡くした家族。庭にある大きなイチジクの木に父親の存在を感じ、木に登り、話しかけるようになる8歳の娘(シモーン)。最愛の夫をなくし人生の目的を失う母親。そして、それぞれに違った思いを抱える息子たち。一本の大きな木を通して、彼らの心の奮闘が、時にユーモラスに、時に幻想的に、時に激しく描かれる。
映画『パパの木』より (C)photo : Baruch Rafic – Les Films du Poisson/Taylor Media – tous droits réservés – 2010
母親役はアイコン的存在から今やフランスを代表する女優として活躍しているシャルロット・ゲンズブール。実生活でも3人の子どもの母である彼女が、女っぽさを兼ね備えた等身大の母親像を演じ、本来の魅力を存分に発揮する。また娘役は、本作がデビューとなる若干7歳のオーストラリアの新星モルガナ・デイヴィス。瑞々しく、あどけなさを持ちながらも時に大人のような表情をみせる彼女に世界中が魅了された。夫を亡くした母と父親を亡くした娘という母娘の関係を軸に、大切な人を失っても続いていく残された者たちの人生の物語を、ユーモアと優しさで包み込んだ感動作が遂に日本公開!
映画『パパの木』より (C)photo : Baruch Rafic – Les Films du Poisson/Taylor Media – tous droits réservés – 2010
『ポネット』『蜂蜜』など、大好きな親を失った子供の葛藤を描いた名作はこれまでも作られてきたが、本作は、子どもだけでなく、残された妻がその悲しみをどう乗り越えていくのかをも描く。ドーンが喪失感から母親としての役割や責任を放棄する一方で、死というものをなかなか受け入れられないながらも、その悲しみに敢然と立ち向かおうとする娘のシモーン。そして他の子どもたち。彼らが葛藤しながら生きようとする姿は、観る者に元気を与えてくれる。
人には必ず大切な人との別れがある。そしてそれは、突然訪れることもある。監督自身が予期せぬ夫の死を乗り越えて完成させた本作は、全編温かな空気に満ち溢れており、生きることへの喜びが込められている。(以上、プレスより引用)
映画『パパの木』
6月上旬、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
監督・脚本:ジュリー・ベルトゥチェリ
原作:ジュディ・パスコー
出演:シャルロット・ゲンズブール、マートン・ソーカス、モルガナ・デイヴィス、エイデン・ヤング
配給・宣伝:エスパース・サロウ
提供:新日本映画社
フランス、オーストラリア/2010年/100分
公式サイト:http://papanoki.com/
試写会に5名様をご招待
公開に先立ち、本作品の試写会を観て400~600字程度のレビューを書いて頂ける方、5名様をご招待します。応募方法は下記から。ご応募の際、webDICEのアカウントをお持ちでない方は新規登録が必要です。(※当選された場合に必ず試写会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています)
映画『パパの木』試写会
日時:2013年4月2日(火)17:30開場/18:00開映
会場:京橋テアトル試写室(東京都中央区京橋1-6-13アサコ京橋ビルB1)[地図を表示]
【応募方法】
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■応募締切:2013年3月26日(火)23:00
※当選者の方のみ、ご応募いただいたアカウントに3月27日(水)中にメッセージにてご連絡いたします。
▼映画『パパの木』予告編