骰子の眼

cinema

東京都 千代田区

2013-01-15 13:27


キャスリン・ビグローがビンラディン殺害までの舞台裏を描く『ゼロ・ダーク・サーティ』

第85回アカデミー賞作品賞・主演女優賞ほか5部門ノミネート、レビュアー募集
キャスリン・ビグローがビンラディン殺害までの舞台裏を描く『ゼロ・ダーク・サーティ』
映画『ゼロ・ダーク・サーティ』より Jonathan Olley(c)2012 CTMG. All rights reserved.

その瞬間、唐突かつセンセーショナルなニュースが、全世界を駆け巡った。2011年5月1日、ネイビーシールズによって、アメリカ同時多発テロ事件の首謀者ビンラディンが殺害されたのだ。人々は息をのみ、そして続報を待った。だが、全てが国家機密の極秘ミッションであり、その詳細が語られることは無かった。
9.11勃発から10年、誰がどんな方法で、ビンラディンの居場所を突き止めたのか?作戦当日、隠れ家への突入から撤退まで、本当は何が行われていたのか?誰もが知りたいトップ・シークレットに独自のルートで迫り、当事者たちから念入りに取材することに成功したのは、『ハート・ロッカー』の監督キャスリン・ビグローと、脚本家のマーク・ボール。同作でアカデミー賞を受賞した二人が、封印された真実を初めて白日の下に晒す、サスペンス超大作を完成させた。
ビグローとボールは、CIAのビンラディン追跡チームの中心人物が、若き女性分析官だったという驚愕の事実を掴む。だが、それは作戦の全貌への入口に過ぎなかった。その先には、最先端技術による情報収集、過酷な拷問、頭脳で闘うスパイ活動、法外な賄賂、そしてシールズ隊員による作戦が隠されていた。
完成まで数々の妨害が入り、米政府も先の大統領選への影響を恐れた衝撃作が、いよいよ世界へ発信される──!

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映画『ゼロ・ダーク・サーティ』より Jonathan Olley(c)2012 CTMG. All rights reserved.

ビンラディン捜索に巨額の予算をつぎ込みながら、一向に手掛かりをつかめないCIAは、パキスタンの追跡チームに期待の星を投入する。華奢で青白く澄んだ瞳が印象的な20代半ばの女性、マヤ。とてもCIA分析官には見えないが、情報収集と分析に天才的な感覚を持っていた。チームは捕虜への過激な尋問から、ビンラディンの連絡員の存在を突き止める。だが、居場所はもちろん本名もわからない。ある日、アルカイダ幹部の自爆テロで工作員たちが命を奪われる。大切な同志を失い、捜査も大きな壁にぶつかった時、マヤの中の何かが一線を超える。周囲が「狂ったのか」「世界を敵に回している」と驚く執念で、全人生を捜査に捧げるマヤ。ついにマヤは連絡員を特定し、ビンラディンの隠れ家を発見したと確信するのだが、彼女が断言する確率100%に同意する者はいない。果たして、CIAが、そして最後に大統領が下した決断とは──?

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映画『ゼロ・ダーク・サーティ』より Jonathan Olley(c)2012 CTMG. All rights reserved.

マヤには、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞にノミネートされ、『ツリー・オブ・ライフ』でも高く評価されたジェシカ・チャステイン。孤独な分析官からチームを引っ張る責任者へとステップアップしていく姿を演じ、作品に女性なら共感できるに違いない、普遍的で見応えのある成長物語の一面を与えた。
世代のギャップから、マヤと最初は反目し合うが、やがて使命をひとつにした友情で結ばれていくジェシカに『英国王のスピーチ』のジェニファー・イーリー。その他、過激な拷問をするパキスタン支局の現場リーダー・ダニエルに、『パブリック・エネミーズ』のジェイソン・クラーク、『裏切りのサーカス』『シャーロック・ホームズ』のマーク・ストロング、「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」のジェームズ・ガンドルフィーニがパネッタCIA長官を演じた。実在のモデルが特定されないように細心の注意を払いながら、実話に基づくCIA内の人間ドラマに迫った。
登場人物の感情の起伏にリアルに寄りそう音楽は、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『英国王のスピーチ』などで、4度アカデミー賞にノミネートされたアレクサンドル・デスプラ。
“ゼロ・ダーク・サーティ”とは、午前0時30分を意味する軍の専門用語で、ビンラディンの潜伏先にネイビーシールズが踏み込んだ時刻のこと。と同時に、闇夜も意味する。マヤの魂が伝えてくれる──どんな闇夜にも屈しなければ、朝日は必ず輝くことを──。(以上、プレスより引用)




映画『ゼロ・ダーク・サーティ』
2013年2月15日(金)よりTOHOシネマズ有楽座他、全国公開

監督:キャスリン・ビグロー
脚本・マーク・ボール
出演:ジェシカ・チャステイン、ジェイソン・クラーク、ジョエル・エドガートン
提供・配給:ギャガ
原題:Zero Dark Thity
2012年/アメリカ映画/カラー/ドルビーデジタル/ヴィスタ/158分
公式サイト:http://zdt.gaga.ne.jp




試写会に5組10様をご招待

公開に先立ち、本作品の試写会を観て400~600字程度のレビューを書いて頂ける方、5組10名様をご招待します。応募方法は下記から。ご応募の際、webDICEのアカウントをお持ちでない方は新規登録が必要です。(※当選された場合に必ず試写会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています。レビュー執筆は当選ご本人のみで結構です)

『ゼロ・ダーク・サーティ』試写会
日時:2013年2月7日(木)18:00開場/18:30開映
会場:よみうりホール(東京都千代田区有楽町1丁目11-1 読売会館7F)

【応募方法】

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■応募締切:2013年1月31日(木)23:00

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▼映画『ゼロ・ダーク・サーティ』予告編



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