骰子の眼

cinema

東京都 渋谷区

2013-01-09 16:25


辻仁成監督新作公開記念イベントに田口ランディ、江國香織、堂珍嘉邦ほかゲストが出演

パリと東京を舞台にした『その後のふたり』2/9よりロードショー、小説版も1/22発売
辻仁成監督新作公開記念イベントに田口ランディ、江國香織、堂珍嘉邦ほかゲストが出演
映画『その後のふたり』より (c)Jinsei Film Syndicate

辻仁成監督の新作『その後のふたり』が2月9日(土)より渋谷アップリンクにてロードショー、公開を記念して初日より6日間、辻仁成監督のほか連日豪華ゲストを迎えての公開記念イベントが開催される。辻仁成監督はもちろん、出演する坂井真紀、倉本美津留、そして作家の田口ランディ、江國香織、俳優の村井良大、ミュージシャンの堂珍嘉邦が登壇し、今作についてトークが繰り広げられる。チケットは1月11日(金)午前10時より発売される。

主演に坂井真紀を迎え、また辻仁成自らもメガホンをとる傍ら、演じ手となった『その後のふたり』は、パリと東京を往復する二都物語。四季を通して撮影した二つの町の風景が、別れた男女の心を縁どり彩っていく。

また、映画と同じ骨格を持ちながら、映画で描かれる世界の裏側に潜んでいるひとつの真実を文学化した小説版『その後のふたり』も1月22日発売。小説はふたりが3年ぶりに再会したところから物語が始まっており、映画を先に観ても、小説を先に読んでも、異なる面白さを味わうことができる。


『その後のふたり』公開記念・上映+イベント
2013年2月9日 (土) ~ 2月14日(木)
渋谷UPLINK FACTORY

2月9日(土)
開場18:30/開映19:00 上映後、舞台挨拶+トークショー
ゲスト:辻仁成監督、坂井真紀、倉本美津留
前売購入はこちら→ http://atnd.org/event/sonogonofutari209

2月10日(日)
開場18:30/開映19:00 上映後トークショー
ゲスト:辻仁成監督
前売購入はこちら→ http://atnd.org/event/sonogonofutari210

2月11日(月)
開場18:30/開映19:00 上映後トークショー
ゲスト:辻仁成監督 × 田口ランディ
前売購入はこちら→ http://atnd.org/event/sonogonofutari211

2月12日(火)
開場18:30/開映19:00 上映後トークショー
ゲスト:辻仁成監督 × 江國香織(作家)
前売購入はこちら→ http://atnd.org/event/sonogonofutari212

2月13日(水)
開場18:30/開映19:00 上映後トークショー
ゲスト:辻仁成監督 × 村井良大
前売購入はこちら→ http://atnd.org/event/sonogonofutari213

2月14日(木)
開場18:30/開映19:00 上映後トークショー
ゲスト:辻仁成監督 × 堂珍嘉邦
前売購入はこちら→ http://atnd.org/event/sonogonofutari214

全日程料金:前売2,500円/当日2,800円


9日(土)

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坂井真紀(女優)

1970年、東京生まれ。92年にデビュー後、数多くのテレビドラマ、舞台、映画、広告で活躍。近年の主な映画出演は、『実録・連合赤軍「あさま山荘」への道程』、『ノン子36歳(家事手伝い)』(ともに2008年)、『スープ・オペラ』(2010年)など。舞台出演は、劇団☆新感線やNYLON 100℃などがある。主演映画『その後のふたりーparis tokyo paysage-』(辻仁成監督)が2月9日より公開。
http://sakaimaki.jp/

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倉本美津留(放送作家・ミュージシャン)

「ダウンタウンDX」「爆笑大日本アカン警察」NHKのこども番組「シャキーン!」などの番組を担当。これまで手掛けた番組に「ダウンタウンのごっつええ感じ」「M-1グランプリ」「伊東家の食卓」「たけしの万物創世記」など。「一人ごっつ」では大仏として声の出演も。美津留の名前でミュージシャンとしても活動中。アルバム「躾」をビクターエンタテインメントよりリリース。ユニット「YOUに美津留」ではNHKみんなのうたに「月」を発表。


11日(月)

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田口ランディ(作家)

2000年に長編小説「コンセント」でデビュー。以来、人間の心や家族問題、社会事件を題材にした作品を執筆している。「できればムカつかずに生きたい」で婦人公論文芸賞を受賞。小説以外にも、ノンフィクションや旅行記、対談など多彩な著述活動を展開。11年には原爆から原発への歴史的経緯をまとめた「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ 原子力を受け入れた日本」(筑摩書房)を発表。2010年より対話のできる世代の育成のため「ダイアローグ研究会(in明治大学)」を開催、多くの参加者を得ている。3.11以降の社会と個人をめぐる葛藤を描いた最新作「サンカーラ この世の断片をたぐり寄せ」(新潮社)はネットを中心に熱烈な読者を集め話題となっている。


12日(火)

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江國香織(作家)

1964年、東京生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞を受賞。「409ラドクリフ」(1989年フェミナ賞)、『こうばしい日々』(1991年産経児童出版文化賞、1992年坪田譲治文学賞)、『きらきらひかる』(1992年紫式部文学賞)、『ぼくの小鳥ちゃん』(1999年路傍の石文学賞)、『がらくた』(2007年島清恋愛文学賞)、『真昼なのに昏い部屋』(2010年中央公論文芸賞)、『つめたいよるに』『ホリー・ガーデン』『すいかの匂い』『神様のボード』『金平糖の降るところ』など多数


13日(水)

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村井良大(俳優)

1988年、東京都生まれ。代表作に、映画『荒くれKNIGHT』(2007年)、テレビ「風魔の小次郎」 (2007年)、「仮面ライダーディケイド」 仮面ライダークウガ/小野寺ユウスケ役 (2009年)、舞台「醒めながら見る夢」悪魔役 (2011年)「テニスの王子様」宍戸亮役 (2008年)、など。テレビ、映画、舞台に、現在もっとも注目されている俳優のひとり。


14日(木)

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堂珍嘉邦(ミュージシャン)

2001年3月7日CHEMISTRYとしてデビュー。彼らは、ヴォーカルデュオの代名詞となり、CD総売上枚数1 800万枚を誇る日本を代表するアーティストとなった。ソロ活動としては、2009年映画「真夏のオリオン」で俳優としてデビューし、2011年には音楽劇「醒めながら見る夢」で主演を務めた。そして、2012年ソロミュージシャンとして活動を始める。2012年10月08日ソロ始動第1弾ライブ「堂珍嘉邦 “A La Musique”」を渋谷公会堂で開催し、ロックミュージシャンとしての決意表明といえるライブで観客を魅了した。2012年11月14日、Double A-Side Single 「Shout / hummingbird」で、ソロデビュー。自らの音楽性を、耽美エント(耽美+アンビエント)Rockと命名した。




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(c)miyamocamera

辻仁成 プロフィール

東京都生まれ。1989年『ピアニシモ』ですばる文学賞、1997年『海峡の光』で芥川賞、1999年『白仏』のフランス語翻訳版『Le Bouddha blanc』で、仏フェミナ賞・外国小説賞を日本人として初めて受賞。著作はフランス、ドイツ、スペイン、イタリア、韓国、中国をはじめ各国で翻訳されている。著書多数。映画監督としては最新作『その後のふたり』が2013年2月、東京を皮切りに全国順次公開予定。
http://www.j-tsuji-h.com/




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(c)Jinsei Film Syndicate

映画『その後のふたり』
2013年2月9日(金)より渋谷アップリンクほか全国順次公開

15年もの長きにわたり、公私ともにドキュメンタリー製作をつづけてきたカップルの映画監督、純哉と七海は、創作上の意見の食い違いから交際を終わらせた。七海は東京に残り、純哉は新しい創作のヒントを求めてパリに渡った。七海の提案で、二人は自分たちを素材として、「別れたカップルのその後を追いかける」ドキュメンタリーの制作に踏み切る。新しい出会いを探しながら、愛とは、創作とか、人生とは何か、を追いかける七海と純哉。往復書簡のように、美しくもせつないビデオレターが東京とパリを行き来する。

脚本・監督・編集:辻仁成
撮影:中村夏葉
録音:鈴木昭彦 深野千穂
音楽:磯江俊道
出演:坂井真紀、辻仁成、倉本美津留、伊藤キム、シャンタル・ペラン、セシール・ランシア、ジェラール・ステラン、ミーシャ&チュック兄弟、ドミニク・ブシェ、ケヴィン エリィ(Chim↑Pom)、ロマネスク石飛
2011年/日本/91分/HD/カラー
製作:Jinsei Film Syndicate
配給:アップリンク
宣伝:ジェイティーコミュニケーションズ
公式サイト:http://paristokyopaysage.com/sonogonofutari/
公式FACEBOOK:http://www.facebook.com/paristokyopaysage

▼映画『その後のふたり』予告編





『その後のふたり』
著:辻仁成
2013年1月22日発売

ISBN-13:978-4309909738
価格:1,365円
四六判変型/上製/168ページ
発行:アップリンク
発売:河出書房新社

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