みなさまこんにちは。
毎日暑いですけど、いかがお過ごしですか。
なんか今回分のカード、下の6つのメディスンのトーンが、全体的に似てる感があるんですよね。いつもはそこそこばらけていて、これを選んだひとたち、みんなにグッド・ヴァイブス伝えてね、とか、いっていいんだよそのままで、とか、休め、とにかく休め、とかいろいろ思うんですけど、まあ、夏って、結構感情が揺さぶられる季節だったりするし、身体もだるくなりがちだしね。
そもそも、どんな“悩み”も“問題”と思われることも、パターンとしては結構シンプルに分けられるんですよね。不安が強かったり、混乱してたり、追いつめられてるように“感じている”ときって、すごい迷宮に入ってしまった気がしてうう…、ともがいたりすることもあると思いますけど、<できごと><感情><誰かの言葉><予測>とか分解してくととりあえず混乱はだいたいおさまるよね。うまいこといけば、それだけで「なんの問題もねえじゃん…」って終了したりするし。
なぜそんな風に“あるできごと”を大問題に押し上げ、重要性をもたせてしまうのか。その下にはとどのつまり、<自分の思い通りにことを運びたい>というコントロールの欲求や、<失敗したくない>という思いがある。それは裏を返せば安心や安全確保、つまり孤立や死、さらにいうと“自分消失”の恐れにつながってくんですが、実はここでずっと守ろうとしてる“自分”というのは全部“エゴ”のことなんですね。エゴイズム、とかじゃなく、自我とか小我とか呼ばれたりするもののこと。
で、それは本来の自分ではない。だからむしろ消えてしまったほうがよくて、そもそもアイディアとかひらめき、解決策、みたいなものはこのエゴの向こう側にあるんですね。だから、ここでもよく頭つかっちゃだめ、と言ってますけど、考えてもこたえは出ない。まあ、それでなんとかなることもありますけども。
自分が傷ついたり消失を避けるために自らを防御、そのことによってむしろものごとを滞らせてしまう。これが何かがうまくいかない理由だったりするんですが、エゴ=本当の自分、エゴの消失=肉体の死、と混同している限り延々とそれは続き、けれども見抜くのはほんとに難しい。
わたしがやっているリーディングというのは、カードを媒介にして何が滞らせているのかを探り、見抜く、という作業で、だから運がいいとか悪いとか、あれやっちゃだめ、みたいに“判断”を付与するいわゆる占いとはちがうんですが、ときどき「占いって、言っちゃいけないんですよねw」とか言われたりしますけれども、言っちゃいけないっつーか、ある意味対極なんですね。で、説明もなかなか難しいし、まあ呼び方も単なるラベルなんでどうでもいいっちゃいいんですけど、ただ個人的には「“良い”カードが出たから幸せになれる!」みたいな感覚から脱していただきたく意識のシフト推進のために、いわゆる占いではないんですよ、と説明したりもします。
というかさ、これを読んで共感してくださる方って、そこが面白いと思ってるんだと思うんですけどね。
というわけで、がっつり自分探ってみたいという方は、個人セッションにもいらしてみてください。結構、いろんなことに気づかれると思います。。
ではいきますね。
今回はバンクシーの『Exit Through the Gift Shop』いよいよ公開ということで、「噂のPARCOの壁」です。詳細はggr☆
それでは、Let's medicine☆.。.:*・゚゚
使い方は、あなたの自由!!
使い方ガイド
*ベーシックな使い方
これから14日間の自分をイメージしながら、ぴん、ときた画像をひとつ選んでクリックしてください。
そこに書かれているテキストが、あなたの14日分のガイドになります。*自由な使い方
・いま、知りたいことをイメージしてクリック!
・恋愛、仕事、健康など、自分で決めたテーマごとにクリック!
・毎朝、起きたときに今日1日をイメージしてクリック!
・全部クリックして、好きなテキストを選ぶ!
など、自由に、フレキシブルにつかってください。また、「全体のメディスン」も組み合わせてみてください。
▼直感でクリック!(1クリックでテキストが開き、再度クリックで閉じます)
■「全体のメディスン」(2011年7月17日~8月6日)
上に書いたコントロールとか安心、安全とか、そういったひとのもつ基本的な欲求のパターンみたいなもの。それを持ち続けることこそが苦しみを生むのですが、そのなかにもうひとつ、“誰かに認められたい”という欲求があります。
なんとしても認めてほしいとか、自分がしていることを知らしめたいとか誉めてもらえないと頭にきたり、けれども誰かの喜ばしいできごとについては、こころから讃えたり一緒に喜ぶことができずに嫉妬してしまったり。そしてそんな自分を見ないよう、自分のすごさを誇示しなければならなかったり、とにもかくにも自分、自分、自分!
そこには、自分の価値を自ら訴え、外側から認めてもらわなくては安心できないという思い、誰かに言ってもらわないと、自分が揺らいでしまうという恐れがあるんですね。
けれども、その自分というのは“ほんとの自分”じゃない。たとえば、あるとき“自分が損なわれてしまい、価値を見失ってしまった”という記憶や思いがあったりする。で、そんな自分が許せないとか、見たくないとか、あるいは失われてしまった自分を取り戻すために、いろんなことをしたりするのですが、それもまた“ほんとの自分”ではなく、そもそも価値がない、ということが嘘なんですよね。
もしも誰かに素晴らしいと言ってほしいとおっしゃるなら、わたしでよければいくらでも讃えますけれども、本当に認めてほしいのは、ほかの誰でもなく、自分自身なのではないでしょうか。あるとき“自分には価値がない”と“判断”し、そうした“ラベルを貼った自分”に。
どうぞ、自分はこの世界で自由に生きる価値があるのだと自分を認めてあげてください。そこには、自分に対する揺るぎのない強い信頼があります。
というわけで、Have a great NOWHERE & SUMMER☆☆☆
もう自分!自分!自分っ!ほんとの自分をみつけてくださいね☆
※次回の更新はいつもより1週遅れで8月6日です。自分は全然夏休みじゃないですけどねっ。
■ANANYA(アナンヤ)PROFILE
'93年にネイティヴ・アメリカンの智慧を集約した「メディスン・カード」に出会い、それを元に自らカードを作成、ライフワークとして都内カフェ、雑貨店およびイベント等でリーディング・セッションをはじめる。通常はライター、編集、プランナー等、自由業。「SONIC PLATE」暫定運営。タケ・ロドリゲス&ヒズ・エキゾチック・アーケストラにヴォーカリストとして参加。その他、テキストをつかったプロジェクト「LAB.」など。
・webDICEのANANYAのページ
・ANANYAのブログ
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大切なのは、「これからどうなるか?」ではなく、自分自身が「どう在りたいか」。
ここを起点として、ゴールに向かうためのポイントを一緒に探っていきたいと思います。
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