骰子の眼

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2011-02-12 20:18


「それ」は呼吸よりも近い場所に・・・メディスン・カード・リーディングによる 「自分で選ぶ運勢ガイド」2月13日~26日版

みなさま、こんにちは。
いかがお過ごしでございましょうか。

と、ご機嫌をうかがいつつも、今日のわたしはなんか凪いでまして、静かで穏やかなものですから特に言いたいこともなく(笑)、公開はまだ少し先のようですけれども、先日試写を観せていただいた映画『名前のない少年、脚のない少女』についてちょっと書こうと思うのですが、ネタバレ禁止ということで内容は書きませんけど、というかストーリーとかじゃないですよねあの映画は。わたし的には懐かしい手ざわり、という感じで、去年、5年前、10年前の自分だったらどう感じたかな…そんなことを思いながら観てました。

そう。なんというか、むかしの自分、そして試写会場でいっしょに観ているほかのひとはどう思っているんだろう…と、いまの自分ではない“誰か”の感じ方のほうが気になる、というちょっと不思議な感覚。

映画に限らず、もともとわたし批評とか評論、なんというか作品を探るとか知識披露とか知的分析みたいな感じにあまり関心がなくて、それより、そのひと自身が何を感じたか、というシンプルでダイレクトで極私的な“感想”のほうに興味があるんですよね。そういった意味もあって、なんかあの映画を観るひとは、どんなことを思うのかな、って思いました。わたし自身がいちばん思ったのは、ああ自分、実はすごい変化してるんだな、ということ。それを確認できたのが、なんかよかったですね。

あとは、これ、ブラジル映画なんだ…という驚きですかね。というか、全編を通して誰かの内面の世界を、双眼鏡で眺めているような感覚でした。そう。そのままレンズを動かして、隣や後ろで観てるひとにフォーカスしたい、みたいな感じ。みんなは何を眺めているのですか、みたいな。。個人的に抱いた懐かしさも含め、“ここにいる自分以外のもの”を想うということ。そういった意味では、この心情もまた、サウダージなのかもしれない。


というわけで、いきますね。

今回は、先日トンパ文字の本を手に入れたので、お手本を見ながらちょっと書いてみました。書いた内容は、いちおうメディスンカードに出てくるハミングバードの解釈「この世界のあらゆる場所に愛が満ちています。どうぞ、楽しんで」みたいな感じです。そしてハミングバードのお手本がなかったので勝手につくった&マウスで書いたのでいびつなところもありますが、詳しい方、ご容赦くださいませ。。


では、Let's medicine☆



使い方は、あなたの自由!!

使い方ガイド

*ベーシックな使い方
これから14日間の自分をイメージしながら、ぴん、ときた画像をひとつ選んでクリックしてください。
そこに書かれているテキストが、あなたの14日分のガイドになります。

*自由な使い方
・いま、知りたいことをイメージしてクリック!
・恋愛、仕事、健康など、自分で決めたテーマごとにクリック!
・毎朝、起きたときに今日1日をイメージしてクリック!
・全部クリックして、好きなテキストを選ぶ!
など、自由に、フレキシブルにつかってください。

また、「全体のメディスン」も組み合わせてみてください。

▼直感でクリック!(1クリックでテキストが開き、再度クリックで閉じます)

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▽この画像を選んだあなた

こうしたいけど打つ手がない、みたいなとき、仕方ないから諦めるとか、もうやる気なし、、、で、中断。そして気になりつつも散らかしたままほっとくじゃないですか。
先に進まないとき、進めるためには何かしなきゃいけない。要するに新たに何かをするという、足してくイメージがあると思うんです。
ところが、足すんじゃなくて引く。それは押してだめなら引いてみる、というよりもよかれと思って建てた塀を取り払う、みたいな引き方。
何かを得るにはそれが入るスペースが必要だし、動かないときって、実はいまあるものが堰き止めてるだけだったりする。石ころひとつどけただけで、坂道をころがるように走り出すことがありますよね。 そんな風にちからでどうこう、というよりも、流れてく道筋をつくる、という発想でいってみてはどうでしょうか。


▽この画像を選んだあなた

キーワードは「パワーの誤用」。
誰かにプレッシャーをかけられているのか、かけているのか。あるいは自分にかけているのか。
パワーって、方向や分量を間違うとただの暴力になりますよね。相手と自分の意向のちがいがパワーゲームを生む。自分の正しさを証明するためには他者を否定しなければならず、また自分の希望が現状と相反すれば自分を否定せねばならず。
自分の主張のみを絶対として優位に立とうとすること、またはあきらめて相手にただ従うこと。そのことで自分が得ようとするものは何なのでしょう。
正/誤、善/悪、二元論から離れて真ん中をみて。しがみつこうとする手綱を手放して、ゆだねることができれば最高。それはあきらめじゃなく、信頼です。


▽この画像を選んだあなた

類が呼ぶのは友だけじゃなく、ものでもなんでもそう。ざっくりいえば波長が合ってるってこと。だからやりたくない、って気持ちでやってる仕事はどんどん“やりたくない仕事”になってくし、環境もそう。まわりを見渡してみてください。あなたの思いが見事に反映されてませんか?
つまり、好きなことをしたらいいじゃないですか、ってことなんです。全部自分の好きなようにはできない、ってほとんどのひとが思ってると思う。けど、ほんとにそうかどうか、とことん試したわけじゃないでしょ?
類は全部を呼んじゃう。ざっくりいえば波長が合ってるってこと。
だからどうぞ、あなたがほんとに好きなことをしてください。何も、いきなり全部じゃなくっていい。少しずつ送り出す波は、やがて大きな渦になってすべてを巻き込み、“世界”をつくっていくんじゃないですかね。


▽この画像を選んだあなた

こうなったらいやだ、ということほど、結構な実現率を誇ってませんか?
いやだ、というのは「抵抗」で、抵抗ってすればするほど消えてほしい対象を支えちゃうんですね。実際には起こっていないことでも、あなたはそうなるかも…と「思っている」。いくら嫌だと抵抗しても、あなたのなかでは起こってしまってその実現の確率はかなり高い。でもまだ現実には起こっていない。そう、「起こってない」んですよ!
不安や苦しみから解放される、といいますが、誰かがあなたにそれらを押しつけてるわけでは実はない。たとえば怯えているのが“こどものあなた”なら、 “親のあなた”はなんと言ってあげるでしょう。
不安や恐怖があなたをとらえているわけではない。そう。すべてはあなたのなかにあるもの。解放してあげるのは“あなた”なんですね。


▽この画像を選んだあなた

ひと、動植物をはじめとする有機体だけでなく、この世界に存在するすべてのものは、生命エネルギーと称されるものがなければ、1秒たりとも存在できないのではないか、と思うんです。たとええんぴつ一本でも! そしてそれは減ったり増えたりするものではなく、常に溢れているもので、あなたがそれを感じなくても問題などなく、というかそもそもそんなにちっぽけなものではない。さらにいえば、いわゆる悪行を働いたから受け取れないわけでもなく、良い行いをしたからたくさん得られるものでもない。ここまでくると、その根底にあるワードは「愛」。どうしても、そこに行き着くと思うんです。
わたしたちは呼吸しています。呼吸とはつまり循環。わたしたちの内側から発するものはなんであれ、この世界にひろがっていく。
これを選んだあなたは何を発し、世界を循環させていきますか?


▽この画像を選んだあなた

幸せは長く続かない、って最初に言い出したひとは誰なんでしょう。幸福ははかないもの、って定めたのは誰だろう。もしかしたらそのほうが、喜びや幸福というものに大きな価値を感じられる、ただそれだけの理由かもしれません。そしてひとって、苦しみやかなしみのなかに浸ることが、結構好きだったりもする。
けれど、もしも本当は幸福がひとの自然な状態で、もっと大きな喜びを感じたり楽しんだり、それを誰かとシェアすることこそが生きる目的なのだと教えられていたら、いままでの全経験の意味、そしてこれから自分はどんな風に生きていくのか。
喜びって、ほんとは目の前のあらゆるところにあって、飛び石のようにして、ただそこに移るだけなんじゃないのかな、って思ったりします。



■「全体のメディスン」(2011年2月13日~2月26日)

この連載で申し上げたいこと、というかすべての基本はただただ自分の人生は自分でつくることができる、ということ。これはなんというか、漠とした期待、未来へのひろがり、わくわくとした感覚、概ねそんな感じかなと思うのですが、それって、ちょっとファンタジーな雰囲気で、わくわく感をもちながらも現実をみてまたぐったりとなる…みたいに、あんまりリアリティがないんじゃないかという気もします。よし、がんばっていこう、とは思ったりしても。

けれど、これは期待をあおったり、励みや支えにしてがんばってくための言葉とかじゃなく、もっとリアリティをもって、そう、たとえばシャンプーして髪をすっきりきれいにするぞ、とまったく同じように日常に現状に、そのまま適用していただきたいんです。全部自分でつくってくのだ! って。

本当は知っているはずなんです。いろんな経験や誰かの言葉でその目はすぐに曇らされてしまうけれど、それでもちゃんと知っているんです。

世界中の賢者たちが言います。「それは、あなたの呼吸よりも近いところに在る」と。

そろそろ気づき、思い出すとき、のようですよ。これまでのどんなもっともらしい“事実”、何千年も言い継がれている“言葉”、繰り返し刻みつけられてきた“記憶”、そのすべてを脇において。。


というわけで、Have a great NOWHERE and enjoy☆
今回はちょっと抽象的な感じでやってみましたが、頭での理解を放棄しちゃってください。
Don’t think! FEEL!

☆そして前回お知らせしたワークショップ。おかげさまで満席になりまして、ありがとうございます。内容的に少人数にせざるを得ないので、お断りさせていただいた方、すみません…。また行うつもりですので、懲りずにいらしてくださいませ。参加されるみなさんは、どうぞ楽しんで。わたしもどきどきしています(笑)。


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■ANANYA(アナンヤ)PROFILE

'93年にネイティヴ・アメリカンの智慧を集約した「メディスン・カード」に出会い、それを元に自らカードを作成、ライフワークとして都内カフェ、雑貨店およびイベント等でリーディング・セッションをはじめる。通常はライター、編集、プランナー等、自由業。「SONIC PLATE」暫定運営。タケ・ロドリゲス&ヒズ・エキゾチック・アーケストラにヴォーカリストとして参加。その他、テキストをつかったプロジェクト「LAB.」など。

・webDICEのANANYAのページ


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メディスン・カードをつかったリーディング・セッション行っています。
仕事、恋愛、人間関係等々、あなたが、いまいちばん知りたい情報をお伝えします。
大切なのは、「これからどうなるか?」ではなく、自分自身が「どう在りたいか」。
ここを起点として、ゴールに向かうためのポイントを一緒に探っていきたいと思います。

◆場所/時間/料金

※お問い合わせおよび詳細につきましては、ANANYAのページでご確認ください。


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