『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』2009年10月 @Hebbel Am Ufer/ベルリン(c)Dieter Hartwig
★公演への応募方法は下記でご案内しております。当記事を下記まで全てお読みいただきご応募ください。
★終演後に、感想をつぶやくことが応募条件となります。当選された方は、必ず、終演後〜5月9日(日)10:00までに、120文字以上で感想をつぶやいてください。
前作『わたしたちは無傷な別人であるのか?』も大きな話題となった、演劇作家および小説家でもある岡田利規が率いる劇団チェルフィッチュの新作『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』が5月7日(金)よりラフォーレミュージアム原宿で開催される。2009年10月に初演を迎えたベルリンで絶賛されたこの新作公演に、5名様をご招待。
『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』2009年10月 @Hebbel Am Ufer/ベルリン(c)Dieter Hartwig
その国際性、実験性の高いプログラムで絶大な信頼を集めるHebbel Am Ufer/HAU 劇場(ベルリン)との共同制作を経て2009年10 月に世界初演を迎え、ベルリンの観客から大絶賛を受けるとともに、今年国内外10 都市のツアー が決定している。 その独特な動きがダンス的と評価され「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2005 ~次代を担う振付家の発掘~」最終選考会にノミネートされ大きな話題を呼んだ『クーラー』に二つの短編を加え70分の作品に再編し、同種の試みを異なるヴァリエーションで示した野心的な作品だ。チェルフィッチュの代表作『三月の5日間』に続く作品として高い評価を受け、欧州の劇場やフェスティバルのディレクターから高い注目を集めるとともに、新聞、雑誌等でも「社会の病的な核心に肉薄し、最上の可能性を提示した(ベルリン新聞)」「まれに見るダンス作品(ターゲシュピーゲル誌)」と評され、賞賛を受けた。
『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』2009年10月 @Hebbel Am Ufer/ベルリン(c)Dieter Hartwig
作品コンセプト
『ホットペッパー』『クーラー』『お別れの言葉』の三つの短編からなる作品。とあるオフィスを舞台としており、昨今の恐慌のあおりを受け、一人の女性派遣社員が契約を打ち切られる、という筋立てだ。『ホットペッパー』では、契約終了を告げられた女性エリカさんの同僚の派遣社員たちが、雑誌『ホットペッパー』を片手に送別会の会場となるお店を探すさまが、『クーラー』では、派遣社員たちの不安をよそに、職場の冷房の設定温度が低いと不平を言う女と、それに相づちを打っている男、という二人の正規社員の様子が、『お別れの挨拶』では、エリカさんの最後の勤務日の定時就業時刻五分前に、集まった一同の前で彼女が行ったスピーチの様子が描かれる。これまでと同様、「ダンス」と「演劇」というふたつの形式についていくつかの角度から考える、ということを通じて方法論を展開させた。第2幕にあたる、2004年にすでに作られている『クーラー』では、演技としての身体の動きと、音楽との関係で動く身体との、拮抗や齟齬といったことを、ユーモラスに示している。また今回新たに加わった他の二幕においても同種の試みを行い『クーラー』とは異なるヴァリエーションを示すことが目指されている。(プレスリリースより)
『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』2009年10月 @Hebbel Am Ufer/ベルリン(c)Dieter Hartwig
■チェルフィッチュ PROFILE
岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。チェルフィッチュ(chelfitsch)とは、自分本位という意味の英単語セルフィッシュ(selfish) が、明晰に発語されぬまま幼児語化した造語であり、現代の日本、特に東京の社会と文化の特性を現したユニット名。07年5月ヨーロッパ・パフォーミングアーツ界の最重要フェスティバルと称される KUNSTENFESTIVALDESARTS2007(ブリュッセル、ベルギー)にて『三月の5日間』が初めての国外進出を果たす。08年3月には『フリータイム』をKUNSTENFESTIVALDESARTS2008(ベルリン/ドイツ)、Wiener Festwochen(ウィーン/オーストリア)、Festival d’AUTOMNE(パリ/フランス)との共同製作作品として発表。この作品を機に、それまでにも行われてきた演劇的ナラティブへの模索において、さらなる抽象性を獲得していき現在に至る。09年10月Asia-Pacific Weeks Berlin 2009(@HAU/ ベルリン)に招聘され、『クーラー』の拡張版『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』を世界プレミアとして上演。現在ではアジア、欧州、北米にて海外招聘多数。
『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』2009年10月 @Hebbel Am Ufer/ベルリン(c)Dieter Hartwig
チェルフィッチュ 『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』
5月7日(金)〜19日(水) ラフォーレミュージアム原宿
作・演出:岡田利規
出演:山縣太一、安藤真理、伊東沙保、南波圭、武田力、横尾文恵
時間:14:00/18:00/20:00開演 ※開演時間は日によって異なります
会場:ラフォーレミュージアム原宿[地図を表示]
料金:前売3,500円 学生3,000円 当日4,000円
※その他詳細はチェルフィッチュ公式サイトから
【関連リンク】
・「自分たちが新しい局面に行っていることをアナウンスする公演に」―チェルフィッチュ主宰・岡田利規インタビュー
http://www.webdice.jp/dice/detail/2294/
・チェルフィッチュ 2年半ぶりの最新作『フリータイム』
http://www.webdice.jp/dice/detail/46/
チェルフィッチュ 『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』
新作公演にフォロワー5名様をご招待
日時:2010年 5月7日(金)19:00受付開始/19:30開場/20:00開演(21:10終了予定)
場所:ラフォーレミュージアム原宿[地図を表示]
終演後に、感想をつぶやくことが応募条件となります。当選された方は、必ず、終演後〜5月9日(日)10:00までに、120文字以上で感想をつぶやいてください。
応募手順01
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締め切り
2010年5月6日(木)正午
当選のご連絡について
当選のご連絡は5月6日(木)18:00までにtwitterのダイレクトメッセージにて行います。