(C)2008 EUROPACORP-TF1 FILMS PRODUCTION-CIBY 2000
2013年のパリ郊外、前作と同じ「バンリュー13地区」を舞台に国家を巻き込んだバトルが繰り広げられる『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』が、9月19日から公開される。
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さらに政治色、物語性が高まった本作。舞台となる「バンリュー13地区」に暮らすチャイニーズ、ブラック、アラブ、ジプシーなど多様な人々の姿は、まさに現代社会を表しているかのよう。そんな「バンリュー13地区」の一掃計画が持ち上がる。その陰謀を暴くために立ち上がる、潜入捜査官ダミアン(シリル・ラファエリ)と「バンリュー13地区」の住人レイト(ダヴィッド・ベル)。
前作に比べ、2人の主人公の存在感がより際立っているのも特徴。ダミアン役のラフェエリは、スタントを務めた『ジャンヌ・ダルク』(1999年)でリュック・ベッソンと出会い、『TAXi2』(2000年)を初めとするヨーロッパ・コープ作品に、その後『ダイ・ハード4.0』(2007年)でハリウッド作品に出演。かたやレイト役のベルは、「パルクール」の創始者のひとりであり、俳優としてだけでなく『クリムゾン・リバー2/黙示録の天使たち』(2004年)、『トランスポーター2』(2005)でスタント・コーディネーターとしても活躍するなど実績を積んでいる。そんな2人の他、フランスを代表する俳優・ミュージシャンらが脇を固め、登場するキャラクターに多様性が生まれた。
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そして何と言っても見どころは、全編に登場する「パルクール」を使ったアクションシーン。身体ひとつで障害物をスピーディーに乗り越える「パルクール」という人間離れしたこの技は、アクションの新しいスタンダードになるのではないだろうか。まさにアルティメット(=究極)なアクション映画が登場した。
『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』
2009年9月19日(土)より、シネマート新宿他、全国ロードショー
製作・脚本:リュック・ベッソン
監督:パトリック・アレサンドラン
出演:シリル・ラファエリ、ダヴィッド・ベル、ダニエル・デュヴァル他
2009年/フランス/101分
提供:ヨーロッパ・コープ 配給:アスミック・エース 宣伝:アステア
公式サイト