(左上より時計回り)Phew、東京ピカデリー、昆虫キッズ、昨年のイベントの模様
川崎市市民ミュージアムの中庭でおこなわれる恒例の夏の夕涼み的野外ライブ『夏まつり! サンセットライブ』が、7月26日(日)に開催される。
今年で4回目を迎える同イベントでは毎回豪華ゲストを招いており、一昨年はZokuZokuKazoku(元ゴールデンカップス・加部正義氏のバンド)+近田春夫、昨年は坂本弘道+アフリカンズ、そして今年はPhewが山本久土( g)、西村雄介(b)、茶谷雅之(drs)とのバンド形態で登場する。
他には、東京ピカデリー、昆虫キッズ、ソニックアタックブラスター、福田陽介(dead afternoon)といった個性揃いの若手ミュージシャンたちも出演する。
同館の企画広報・向野実千代さんによると、「世の中には面白い音楽、いい歌はたくさんあるのに、ライブハウスなどに足を運ぶ習慣のない人には聴くチャンスがない音楽が多いことを常々残念に思っています。ミュージアムは老若男女、多様な人々が集まる場所ですから、その特質を活かして、なかなか出会えないバンドとお客さん、共演するチャンスがないバンドとバンドが出会う場所になれたらと願っております」と、普段なかなか出会わない人たちが出会う場、普段接することのない音楽と出会う場となるよう心がけているという。
夏の夕暮れ時、緑豊かな等々力緑地で、風に吹かれながら音楽を楽しむ野外ライブ。個性豊かなバンドのライブ演奏とともに、エスニックフードやビールでくつろげるゆったりした夏フェスに足を運んでみよう!
川崎市市民ミュージアム野外ライブ
『夏まつり! サンセットライブ』
2009年7月26日(日)15:00〜19:00頃
会場:川崎市市民ミュージアム中庭(トーマス転炉前広場)(神奈川県川崎市中原区等々力1-2)[地図を表示]
料金無料/ 雨天中止
【出演アーティスト】
■Phew+H・N・C [フュー( vo)+山本久土( g)+西村雄介(b)+茶谷雅之(drs)]
伝説的パンクバンド「Aunt Sally」で活動をスタートし、坂本龍一とのコラボレーション、ホルガー・シューカイらCANのメンバーとのアルバム制作、山本精一とのデュオ、NOVO TONO、Big Picture、MOSTと多岐にわたる活動を続けてきたヴォーカリスト、Phew。平易なことばで日常の向こう側まで突き抜ける歌詞は秀逸、「うた」は不思議な光を放つ。
http://homepage3.nifty.com/phew/
■東京ピカデリー
1940〜50年代、ロックという音楽が生まれる前の時代には、クルトワイルやエディットピアフといった優れたアーティストが活躍していた。そんな時代を愛するキャリアの長いミュージシャン二人が新しいロックミュージックを作りはじめた。LOI(歌とギター)とYAMAZAKIイワオ(ドラム)のデュオ。
http://www.tokyopiccadilly.com/
■昆虫キッズ
オトナたちを誘うハーメルンの音楽隊、昆虫キッズ。3月にリリースされたファースト・アルバム『MY FINAL FANTASY』をきっかけにライブをみてハマる人が続出。ゆるくてポップ、青臭くてクール、甘酸っぱくてサイケ、内気でちょっと攻撃的。カテゴライズできないキャラクターと楽曲が妙に心に沁みる。
http://sound.jp/insectkids/
■ソニックアタックブラスター
大正・昭和の文学青年風歌詞とオルタナ、プログレなど多様な音楽要素が融合して生み出される重厚な和のグルーブが印象的。硬派でバンカラで叙情的で、ポップな趣もある、新世代の日本のロック。己が道を行く彼らの、血潮たぎらす日本の心!
http://sound.jp/sonics/
■福田陽介(dead afternoon)
甘く繊細な歌声とそれを打ち消すようなファズギターが印象的な宇都宮発のバンド、dead afternoonの福田陽介ソロ。儚さと不安を底に秘めながら、午後のやわらかい光のなかで揺れているような透明感のある楽曲が魅力。
http://www.myspace.com/deadafternoon
★屋台あり!
多国籍料理 Namak cafe ナマックカフェ(綱島)
ベトナム料理 Kim Thanh キムタン(川崎)
・イベントの詳細はコチラから
http://www.kawasaki-museum.jp/display/event/
・川崎市市民ミュージアム
http://www.kawasaki-museum.jp/