(C) 2009 MW PRODUCTION COMMITTEE
漫画界の巨人・手塚治虫が遺した作品の数々は、日本にとどまらず世界のあらゆる分野に影響を及ぼし続けている。その中で発売当時、内容の過激さやテーマの衝撃性から “禁断の問題作”“映像化は不可能”と言われてきた『MW-ムウ-』を映画化。これまでも何度となくクリエーターたちがその実写化を企てては挫折してきた本作が、手塚治虫生誕80周年の本年、ついにサスペンス・エンタテインメント超大作として公開される。
少年時代に経験した事件の復讐のため冷酷な殺人鬼となった主人公・結城美智雄役を、ドラマ『のだめカンタービレ』の玉木宏が熱演。彼を救済しようと悪と正義の間で苦悩する神父・賀来裕太郎役には『クローズZERO』の山田孝之。監督には『明日があるさ THE MOVIE』の岩本仁志があたり、現代社会の病理を浮き彫りにした原作の世界観を壮大なスケールで描き出している。
【ストーリー】
16年前、ある島の島民全員が死亡する事件が発生。その事実は、政府の手で一夜のうちに闇に葬られ、その周到な隠蔽工作により、事件は忘れ去られるはずだった。しかし、そこには、神の悪戯で生き延びた二人の少年の存在があった。やがて2人の片方は神父へ、もう片方は美しきモンスターへと成長し、すべてはそこから始まった―。
『MW-ムウ-』
2009年7月4日(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
監督:岩本仁志
出演:玉木宏、山田孝之、石田ゆり子、石橋凌
原作:手塚治虫
配給:ギャガ・コミュニケーションズpowered by ヒューマックスシネマ
公式サイト