音は世界を変える!今年も吉祥寺バウスシアターで世界に例をみない映画祭が開催される。2008年にスタートした『爆音映画祭』は、2004年5月から断続的に行われていた「爆音上映企画イベント」を拡大し、映画の上映だけでなくライブ演奏、講演などさまざまな角度から見て、聴いていく映画祭だ。
この映画祭で最も特徴的なのは何といっても音。「爆音上映」と呼ばれるそれは、通常の映画用セッティングではなく、音楽ライブ用の音響セッティングをフルに使い、ボリュームを限界まで上げて大音響の中映画を見ることが出来る。一般劇場ではけして聴く事が出来ない迫力と、その爆音により映画そのものが違って見えるトリップ感覚、普段は聞こえてこない幽かな音を聴く貴重な機会だ。
尚、公式サイトでは中原昌也氏かきおろしポスターが当たるアンケートも実施中。明日、27日までなので急いで!
上映作品 Pick up!
編集部が気になるものをピックアップ。下記にご紹介するものの他にも沢山の上映作品があります。公式サイトでご確認ください。
『KIKOE』
2009年 / 99分 / DVカム / 日本
提供:スローラーナー
監督:岩井主税
出演:大友良英、菊地成孔 ほか
公式サイト
【上映日時】
5/29(金) 21:20
※上映後に大友良英ライブあり
『放蕩息子の帰還 / 辱められた人々』
2003年 / 64分 / フランス、ドイツ、イタリア
提供:アテネ・フランセ文化センター
監督:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
撮影:レナート・ベルタ
共催:アテネフランセ文化センター
【上映日時】
6/2(火) 18:15
※上映前に、青山真治&黒沢清によるレクチャーあり
『still in cosmos』
2009年 / 18分 / 日本
監督:牧野貴
音楽:ジム・オルーク
(c)Makino Takashi
『The World』
2009年 / 約60分 / DVカム / 日本
監督:牧野貴
(c)Makino Takashi
【上映日時】
6/5(金) 21:30
※『still in cosmos』(18分)の上映後、ジム・オルークのライヴとともに『The World』(約60分)上映
『デス・プルーフ in グラインドハウス』
2007年 / 113分 / アメリカ
提供:ブロードメディア・スタジオ
監督・脚本・撮影:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル、ロザリオ・ドーソン ほか
(c)2007 The Weinstein Company
【上映日時】
5/31(日) 18:35 、 6/8(月) 21:00
『狂い咲きサンダーロード』
1980年 / 96分 / 日本
提供:アグン
監督:石井聰互
脚本:秋田光彦、平柳益美
撮影:笠松則通
音楽:泉谷しげる、パンタ&ハル、THE MODS
出演:山田辰夫、戒谷広 ほか
【上映日時】
5/31(日) 13:35、6/5(金)18:55
『雲の上』
2003年 / 143分 / DVカム / 日本
提供:空族
監督:富田克也
脚本:富田克也、高野貴子、井川拓 撮影:高野貴子 出演:西村正秀、鷹野毅 ほか
【上映日時】
6/4(木) 15:20
『国道20号線』
2007年 / 77分 / DVカム / 日本
提供:空族
監督:富田克也
脚本:相澤虎之助、富田克也
撮影:高野貴子、相澤虎之助
音楽:山崎厳
出演:伊藤仁、りみ ほか
公式サイト
【上映日時】
6/2(火) 11:10 、 6/4(木) 21:30
『爆音映画祭2009』
2009年5月29日(金)~6月13日(土)
会場:吉祥寺バウスシアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-23)[地図を表示]
主催:boid
共催:吉祥寺バウスシアター
※詳細・スケジュール・料金は公式サイトから
→ 爆音映画祭 MySpace