(c)「罪とか罰とか」製作委員会
劇団「ナイロン100℃」の主宰であり、近年は『1980』(03)で映画監督・脚本家デビューをしたケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が、『グミ・チョコレート・パイン』(07)に続く劇場映画3作目『罪とか罰とか』を完成させた。
KERAが生み出す、彼以外の誰にも思いつかないだろう奇想天外なストーリーと、新しくてハイセンスかつブラックな笑いの世界は、なぜか主人公とはまったく関係のない中年サラリーマン・加瀬の日常を追うプロローグで意表をつくなど、徹底したこだわりが炸裂している。すべてにおいて計算され尽くされたKERA流ブラックコメディ。1カットたりとも目が離せない新しいコメディ映画の誕生となった。
本作が本格コメディ初挑戦となる成海璃子は、ドラマ「瑠璃の島」や「ハチミツとクローバー」、映画『神童』などでの正統派美少女としての輝きから一変、がけっぷちグラビアアイドルの悲壮感を漂わせ頭をど突かれたり鼻血を出したりという、イケテなさぶりをキュートに表現し、新たな魅力で観る者を惹き付ける。まさにKERA作品的なヒロイン像を体当たりで演じ、コメディエンヌとしての魅力を存分に開花させている。
写真:成海璃子 (c)「罪とか罰とか」製作委員会
アヤメの元カレ、春樹役には新鋭・永山絢斗。アヤメを叱咤激励しながらも事態をどんどんややこしくするマネージャー・風間に、KERAの相棒ともいえる犬山イヌコ。常連の大倉孝二、山崎一、奥菜恵ほか、安藤サクラ、市川由衣、佐藤江梨子、六角精児、高橋ひとみ、串田和美、麻生久美子、石田卓也ら豪華キャストが一癖も二癖もあるキャラクターで続々登場するのも見所。
ひょんなことから “一日警察署長”となった売れないグラビアアイドル、アヤメは思い続けていた元カレ・春樹と再会する。戸惑いを隠せないアヤメ。春樹にはアヤメだけが知る秘密があった。そして大事件が起こり事態は意外な方向へ!え!? と まさか!でたたみかける衝撃満載の作品だ。
『罪とか罰とか』の公開に先立ち、試写会で本作を観てレビューを書いて頂ける方を抽選で5名様をご招待します。応募方法は下記からどうぞ。
(※配給会社のご協力の元にこのクロスレビューの企画は成り立っていますので、当選された場合は必ず上映会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています)
『罪とか罰とか』
2009年春、シネマライズ、新宿テアトル他にて全国順次公開
脚本・監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:成海璃子、永山絢斗、段田安則、犬山イヌコ、山崎一、奥菜恵、大倉孝二、安藤サクラ、市川由衣、徳井優、佐藤江梨子、六角精児、みのすけ、緋田康人、入江雅人、田中要次、高橋ひとみ、大鷹明良、麻生久美子、石田卓也、★、串田和美
2008年/日本/110分
配給:東京テアトル
『罪とか罰とか』試写会 5名様ご招待
日時:2008年12月25日(木) 15:30開映
場所:東京テアトル試写室
(東京都中央区京橋1-6-13アサコ京橋ビルB1)
【応募方法】
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■応募締切り:2008年12月20日(土)
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