11月7日、芸術家の川俣正さんを招いてレクチャーがおこなわれた
東京藝術大学大学院 映像研究科では、電通コンテンツ産業寄付講座として「メディア・プラクティス~経験と物語」をテーマに、レクチャーとディスカッションが繰り広げられる『メディア・プラクティス レクチャーシリーズ08-09』を開催している。ゲストには、写真家の畠山直哉さん、美術作家の高嶺格さん、映像作家の田中功起さんを招き、一線で活躍しているアーティストによる体験話が聞ける。入場は無料。
「メディア芸術」というジャンルが一般化する一方で、芸術の条件やメディア実践のあり方が問われている。要素技術のイノベーションやメディアを用いる方法論ではカバーしきれない活動と活動をつなぐ「場」や「ネットワーク」、あるいは「コミュニケーション」の方法論が模索され始めている。
『メディア・プラクティス レクチャーシリーズ08-09』では、メディア実践を取り込みながら、独自の「経験と物語 Experience and Narrative」を積み上げている先駆的なアーティストを招き、「場」や「ネットワーク」あるいは「コミュニケーション」といった方法論を展望すると同時に、芸術表現におけるメディア実践を問い直す。
来年1月には学生たちの修了展覧会『メディア・プラクティス』を開催し、ゲストを招いたトークセッションをおこなう予定。(詳しくは、東京藝術大学大学院 映像研究科公式サイト参照)
東京藝術大学 大学院 映像研究科
メディア・プラクティス レクチャーシリーズ08-09
日時・ゲスト:
12月5日(金) 畠山直哉(写真家)
12月8日(月) 高嶺格(美術作家)
12月12日(金) 田中功起(映像作家)
※各日とも18:00~20:00
会場:東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎1Fホール[地図を表示]
(横浜市中区本町4-44 みなとみらい線「馬車道」駅 徒歩1分)
定員:120名(先着順)
入場:無料