(c)2008「ノン子36歳(家事手伝い)」Film Partners
三十路半ば、バツイチ出戻り、実家の神社で家事手伝いのノブ子(通称ノン子)。やる気なしのノン子の前に、神社の祭りでヒヨコを売ってひとやま当てようという若者、マサルが現れた。世間知らずで、情けないけど、ひたすら一途で真っ直ぐな年下クンに、笑顔を忘れたオンナが、閉ざしていた心と体を少しずつ開いていく…。
『鬼畜大宴会』で強烈デビューの熊切和嘉監督7作目。熊切原案・宇治田隆史脚本による、ダメダメ三十路女の生態をリアルに描くオリジナルストーリー。熊切監督初の女性映画でもある。
主演のノン子に、チャレンジする実力派女優・坂井真紀(映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』他)。マサルに、大人計画の舞台など出演、SAKEROCKのギタリストとしても活躍する『69 sixty nine』の星野源。ノン子の元ダンナに鶴見辰吾。そして、津田寛治、斉木しげる、宇津宮雅代、新田恵利、佐藤仁美、舘昌美ら個性的な俳優たちとともに奏 でるハーモニーが、見事な大人のエンタテインメントを形作る。
撮影は全編埼玉県寄居町と秩父市で行われた。のどかでみずみずしく、どこかに昭和の雰囲気が残る不思議な空間。『天然コケッコー』の近藤龍人の撮影はリリ カルで美しい。赤犬によるアイリッシュテイストの音楽が胸をしめつけ、注目のデュエットPoPoyansが主題歌「太陽のラ」を呼吸するように祈るように歌う。
イタくて、甘くて、最後に泣くかもしれないけれど、ココロとカラダをやさしく潤し、自分らしさを実感させてくれる三十路オンナの青春恋愛映画。「人生捨てたもんじゃないかも」と前向きな余韻が残る、大吉映画(フォーチュン・ムービー)」。“あした”がくるのがちょっと嬉しくなります。
『ノン子36歳(家事手伝い)』
2008年12月より銀座シネパトス、渋谷シネ・アミューズ、千葉劇場、他ロードショー
監督:熊切和嘉
出演:坂井真紀、星野源、鶴見辰吾、津田寛治、佐藤仁美、新田恵利、宇津宮雅代、斉木しげる
2008年/日本/105分/R-15
配給:ゼアリズエンタープライズ
『ノン子36歳(家事手伝い)』の公開に先立ち、東京フィルメックスで本作を観てレビューを書いて頂ける方を抽選で5名様をご招待します。応募方法は下記からどうぞ。
(※配給会社のご協力の元にこのクロスレビューの企画は成り立っていますので、当選された場合は必ず上映会に参加でき、レビューを書いてくださる方の応募をお待ちしています)
【試写会詳細】 5名様ご招待
日時:2008年11月24日(月・祝) 18:10開場 18:30開映
場所:有楽町朝日ホール(有楽町マリオン12階)
(東京都千代田区有楽町2-5-1)[地図を表示]
【応募方法】
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■応募締切り:2008年11月17日(月)
※当選者の発表は、招待券の発送をもって代えさせていただきます。