今日、実家に行ってみると、アメリカの友人のキャサリンから小包が届いていた。
彼女はヴァーモントスタジオセンターで知り合った版画家のおばあちゃんです。
ある晩、ニューヨークのマンハッタンの彼女のアパートでお酒を飲んだ事がある。
ちなみに、キャサリンの旦那さんはアメリカ版"用心棒(黒沢明:監督)"のポスターのグラフィックをしていた人です。
アパートでポスターを見せてもらいました。
本人も言っていたけれど僕の作品に近い所が有りました。
余談だけれどその帰り道、キャサリンの薦めで深夜のセントラルパークを歩いた。
今まで、公園の中央に大きな池が有る事を知らず、初めて見てびっくりした。
美しかった。
でも、少し危険なので夜中行く事はお薦めできませんが…。
話は戻りますが、送られてきた本のタイトルはMarjane Satrapi/Persepolisである。
内容はまだ全部読んでいないのだけれど、どうやらイランの事が描いてある漫画である。
今は映画が出来ていて,その原作らしい。
なぜ、この本が届いたかというとニューヨークにいたある晩、キャサリンに誘われヴァーモントで会ったブルックリンに住む、友人のアンの家でのパーティーに行く途中にイスラムの黒装束の衣装に身を包んだ女の人たちに会い、パーティーでその事を話した所、僕の無知を見抜かれ、キャサリンが気を利かせて日本までイスラムの事が描かれたこの本を送ってくれたからである。
タイトルの少年とはもちろんぼくの事である。
キャサリンには僕はBoyと言われてしまうのである。
イスラムの事を知りたい方にはお薦めです。。