こんにちは、オフィスHの伊藤です。
日本各地で暴風、猛吹雪の春の嵐が大暴れとのこと。みなさまが無事に過ごされることを願っております。
今週は、1月31日に亡くなったワイツゼッカー元独大統領の名言「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」を思いながら始まりました。
今も過去と向き合う人のひとり、Jungさんの映画『はちみつ色のユン』が3月21日(祝)、大阪韓国文化院の「コリア・アニメーション特別上映会」で上映されます。
今年も4月、5月に予定される「花開くコリア・アニメーション」のプリイベントで、話題の韓国社会派アニメーション映画『豚の王』と二本立てです。
詳しくは公式サイト>> http://www.k-culture.jp/info_news_view.php?number=473
(1)アイルランド・フェスティバル、東京―3月15日
(2)川本喜八郎生誕90年記念上映「フィルムで見る川本アニメーション作品鑑賞会」、3月28日
(3)まつもと子どもたちの映画祭、3月21日
(4)シュヴァンクマイエル映画祭2015、東京は3月13日まで
(5)カナバングラフィックスで『USAVICH ZERO』現在制作中
(6)Anime Japan 2015、東京アニメアワードフェスティバル2015
(7)ぎんざ遊映坐-映智をよびつぐ、岡博大展
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(1)アイルランド・フェスティバル、東京―3月15日
アイルランドのアニメーション制作会社Cartoon Saloonの共同創立者Tomm Mooreさんの長編アニメーション映画『Song of the Sea』は米アカデミー賞を逃しましたが、前作『The Secret of Kells』に続く連続ノミネートでした。
アイルランドは政府もアニメーションの産業化に力を入れおり、個性的なスタジオがいくつか育っているようです。
3月日本各地で、アイルランド守護聖人を祝う「セント・パトリックス・デー」(3月17日)に関連した、アイルランド・イベントが開催されています。
3月15日(日)、東京・代々木公園~原宿、表参道では「アイラブアイルランド・フェスティバル2015」とセント・パトリックス・デイ・パレード東京が開催されます。
パイプバンドのパレードを見て、アイリッシュ・パブに行くのが、アイルランド人のセント・パトリックス・デーの過ごし方だとか。
詳しくはアイルランド・フェスティバルの公式サイト>> http://www.inj.or.jp/news/ireland-festival-japan
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(2)川本喜八郎生誕90年記念上映「フィルムで見る川本アニメーション作品鑑賞会」、3月28日
川本喜八郎さんが鬼籍に入られて4年半が経ちました。
日本映像学会 映像心理学研究会、アニメーション研究会から川本喜八郎生誕90年記念上映「フィルムで見る川本アニメーション作品鑑賞会」のお知らせです。
川本喜八郎生誕90年を記念して、国立近代フィルムセンターに所蔵している14作品の中より5作品をセレクトして特別鑑賞会を開催いたします。
昨今、フィルムで作品を堪能できる上映館が消えていくなかで、今回は貴重な機会となります。
「蓮如とその母」「死者の書」の長編アニメーション作品2本もご用意いたしました。上映作品にアニメーターとして参加された方々をコメンテーターとしてお招きして、川本作品の考察を深めていく所存でございます。
ご多用中のところまことに恐縮ではございますが、ご参加くださいますよう、謹んでご案内申し上げます。(有限会社 川本プロダクション)
■日時:2015年3月28日(土曜日) 12時30分~18時(入場受付:12時開始)
■会場:東京都国立近代美術館フィルムセンター 小ホール(地下1階)
■料金:無料
■定員:150名(申込順、満席となり次第締切)
■上映作品:花折り(1968)・火宅(1979)・蓮如とその母(1981)・セルフポートレート(1988)・死者の書(2005)
■ゲスト:及川功一氏、峰岸裕和氏、内藤揚子氏
■主催者:有限会社 川本プロダクション代表取締役 福迫福義
■映会実行委員会:横田正夫(日本大学教授)、山村浩二(アニメーション作家・東京藝術大学大学院教授)、細川晋(アニメーション作家・東京工芸大学助教)、みついひろみ(編集者・ライター)
■予約方法
メールあるいは電話・FAXいずれかの方法で、下記5項目を記載の上、お申し込みください。
①ご氏名(フリガナ付き) ②メールアドレス ③電話番号 ④郵便番号・ご住所 ⑤申込人数
メールの場合*hiromimi@mx8.ttcn.ne.jp (広報担当・みついひろみ)
電話の場合*03‐3404‐0905(有限会社 川本プロダクション 福迫福義)
FAXの場合* 03-3404-1628(有限会社 川本プロダクション 福迫福義)
【注意事項】
当上映会は、研究会目的のため、国立近代フィルムセンターへ直接のお電話での問合せ・予約などはご遠慮願います。
川本喜八郎生公式ウェブサイト>> http://chirok.jp/
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(3)まつもと子どもたちの映画祭、3月21日
大人もきっとすきになる子どもたちの映画祭をテーマに、6回目となるまつもと子どもたちの映画祭が松本市で3月21日(祝)に開催されます。
親子で共感できる内外のアニメーション10本と思春期の揺れ動く心と、福島が直面している問題を、高2の少女を通じて描いた実写長編映画『物置のピアノ』の上映。大道芸・くるくるシルクDXのパフォーマンス、アコースティックギターの演奏、チェコの人気者「アマールカちゃん」の塗り絵。やんやんマチコ、テレビ信州キャラクターのマイチャン、松本のゆるキャラ アルプちゃんと遊べるプレイゾーンなど、春休みの1日を家族いっしょに楽しめるようになっているそうです。
多くの映画監督を輩出してきた松本の人たちの手作りのアニメーション映画祭。ここから、アニメーション文化の担い手が育っていくのでしょうね。
松本映画祭プロジェクト まつもと子どもたちの映画祭公式サイト>> http://smf-matsumoto.com/kids2015/
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(4)シュヴァンクマイエル映画祭2015、東京は3月13日まで
シュヴァンクマイエル好きの方はご存じと思いますが・・・
チェコが生んだシュルレアリスト、ヤン・シュヴァンクマイエル作品の上映会が開催中です。
東京・イメージフォーラムでは3月13日まで。
その後、大阪、京都、神戸へ巡回します。
詳しくはチェコセンターの公式サイト>> http://svank2015.jimdo.com/
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(5)カナバングラフィックスで『USAVICH ZERO』現在制作中
世界的にヒットした「USAVICH(ウサビッチ)」のシーズン1の前のお話が間もなく公開予定(4月)だそうです>> http://www.mtvjapan.com/usavich/2014-11-01/6287
カナバングラフィックスで鋭意制作中!
また、カナバングラフィックスのオリジナルシリーズ「やんやんマチコ」もイベントやグッツで躍進中とか。
マチコさんのマカロンが出た>> http://yanyan-machiko.com/?p=2450
USAVICHのデザイナー、宮崎あぐりさんは、1年前にデンマークThe Animation Workshopで開催されたSEAコンセプト開発マスタークラスに参加し、ブラジル、チェコ、デンマークのデザイナーらと、新しいアニメーションコンセプト「Bubblebit & Miau」(仮)を創作しました。
「Bubblebit & Miau」チーム4人がEUのCreative Europe MEDIA助成を得て、各国からチェコに集結し、まもなくパイロット版の制作に入ります。
ブラジル+ヨーロッパ+日本のクリエイティブ精鋭が生み出す、新しいアニメーションに期待が膨らみます。
関連:クリエイティブ・ヨーロッパ、映画産業資金助成プログラムの成功>> http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/64846678.html
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(6)Anime Japan 2015、東京アニメアワードフェスティバル2015
春のお彼岸恒例、日本のアニメイベント「Anime Japan 2015」(3月20日~22日/一般公開 3月21日、22日)が東京ビッグサイトで開催されます。
今年はビジネス面も強化するそうです。
「3DCG」、「海外配信」、「海賊版対策」、「地域とのコラボレーション」といったビジネスセミナーも開催されます>> http://www.animeanime.biz/archives/20898?ec3_listing=posts
Anime Japan 2015公式サイト>> http://www.anime-japan.jp/
別会場では東京アニメアワードフェスティバル2015が、3月19日~23日開催されます。
アイルランドの「Song of the Sea」が長編アニメーション部門にノミネートされ、他の4本のヨーロッパの長編アニメーションと共に上映されるそうです。
また、「カナダフォーカス」と文化庁 平成26年度 若手アニメーター等人材育成事業「アニメミライ2015特別上映」招待での上映も予定されています(http://animefestival.jp/ja/post/2603/)。
「カナダフォーカス」では、カナダ国立映画製作庁(NFB)の作品集が7プログラム(1プログラム 1000円)に分けて上映されます。
東京アニメアワードフェスティバル2015公式サイト>> http://animefestival.jp/ja/
フランスでは、3DCG長編アニメーション映画の最新作『Gus petit oiseau, grand voyage (Yellowbird)』が2月に公開され、製作したフランスのTeam TOが「今年のヨーロッパのプロデューサー賞」に選ばれました>> http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/64858909.html
来年は日本にやってくるかしら・・・
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(7)ぎんざ遊映坐-映智をよびつぐ、岡博大展
映画館興しをする、岡博大さんが3か月限定(3月12日~5月23日で、旅する映画館「ぎんざ遊映坐」開館だそうです。
「建築家・隈研吾をはじめ、気仙大工やアーティストらの日常の創作プロセスを描いたドキュメンタリー映画を、隈氏設計のモバイルシアターで公開します」。
詳しくはLIXILギャライーサイト>> http://www1.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_003156.html
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HNewsのバックナンバー掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp
フランスのFolimageスタジオの短編アニメーション(字幕or吹き替え版)を貸し出します
http://www.wat-animation.net/wat_Folimage.html
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