灯油を扱うということの危険性を避けるために、石油ストーブではなくガスストーブを使う人もいます。
ストーブに灯油を入れる作業は面倒ですし、子供がいる家庭ではストーブを倒して灯油をこぼすという危険性があるのです。
安全面から考えると、どちらがいいのか比較検討してみたいと思います。
子供への安全面を考えて、子供が小さいうちはエアコンを使う人がかなり多くなっています。
それは、子供にとってストーブは危険がいっぱいだからです。
エアコンはボタン1つで暖かい風を出すことができますし、部屋の中に置いて場所をとるということもありません。
灯油を買ってくる手間もありません。
ただしエアコンはかなり電気代がかかりますし、アレルギーを持つ人がいる場合、エアコンの風により室内に舞う埃などが気になるといったデメリットがあります。
それにストーブほどエアコンの風は暖かくありません。
他にもデメリットとしては、ガスをずっとつけている状態なので定期的に換気をする必要があること。
これは石油ストーブも同じです。
ストーブとガス栓をつないで設置するため部屋が狭くなることなどが挙げられます。
ガスストーブを使うメリットとしては、エアコンを使うより燃料にかかるコストが安いこと。
灯油のように買いにいかなくてもガス栓が通っていれば使えること。
点火時、消火時に嫌な臭いがしないこと。
燃料を入れるタンクがない分、コンパクトになっていて持ち運びもラクなこと。
スイッチを押したらすぐに作動して、部屋の中が素早く暖まることなどがあります。
安全面では、万が一ガスがガス栓と外れることがあれば自動的にガスが止まるようになっています。
子供がぶつかるなどして転倒することがあったときも、自動的にガスが止まるようになっています。
さらに停電が起きたときにも自動的にガスを止めて、ストーブの運転を止めることができます。
様々な安全面に配慮した機能が考えられています。