5月23日(木)
有楽町朝日ホールで、デヴィッド・クローネンバーグの『イースタン・プロミス』(☆☆☆★★)を観る。
小品の佳作。大きなどんでん返しがあるわけでも、派手な展開があるわけでもないが、やっぱりクローネンバーグのジドジトした面白さは良い。100分という尺も良いし、開巻から何度か繰り返される首を鮮やかに切るナイフ捌きと刺青で見せ切る。
しかし、現在の映画でここまで異物感を醸し出す映画を撮り続けてくれていることがやはり嬉しい。サウナの全裸での格闘は相当変でありながら怖い。
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